いくら周囲の人が「株を止めて」とか「株の信用取引を止めて」と叫んでも止めるわけが無いので、少し現実的な回答をします。
それは「株の代わりにFXをすることです」。
株や商品相場の信用取引は、無限に損をすることが可能なので私はやりません。
21歳の男が、200万円の証拠金で商品相場に手を出して2億円の損失を出したことが有ります。
彼は首を吊ってこの世から去りました。
私は株から手を引いてFXに換えてから長いので、今の制度は知りませんが、私のときは、信用取引をするには、現物の経験が3年以上で、信用取引の口座を(審査を経て)開き、一倍以上の証拠金を入れなければなりませんでした。
株ではロスカットを自分で入れなければなりません。
ですから「売り」から入って、それが上がってしまうとロスカットを入れていないと無限に損する可能性が有ります。
昭和飛行機のように、10円の株価が一年で2万円になったりしたら1倍で売っていたとしても証拠金の2000倍もの損失が出ることになります。
限度一杯の3倍でやっていたら6000倍の損失ですね。多くの人が首を吊ったりビルから身投げをしました。
FXでは、最初から信用取引です。そしてロスカットの意味が違い、それは客の証拠金が足りなくなったときの「業者による強制決済」のことです。
FXでは、ストップロスを入れるのが常識ですが、入れなくてもロスカットにより強制決済になりますから、証拠金以上の損失が出ることは理論的には有りません。
(たまに悪徳業者が、相場が急変したためにロスカットが間に合わなかったなどと理由をつけて追証を請求しますが、わずかな額です)
それが怖いなら、くりっく365ですとか大証FXのような国が管理している業者でやれば安心です。
私は、今「1万円」の証拠金で「豪ドル円」を主に取引しています。今のところ8連勝なので5千円ほど儲かっています。
余りにもスケールが小さいので驚くでしょうが、人によっては10億円の証拠金を入れてやっています。
このように自分の身の丈に合った取引が出来るのもFXのメリットです。
FXのメリットは、・・・・
1、
少ない証拠金で出来る。
2、
レバレッジが規制されたが、それでも証拠金の25倍張れる。
3、
信用取引のみなので「売り」からも「買い」からも入れる。
損失が出てもわずかなので信用取引は怖くないが、それでも嫌な人は、レバレッジ1倍でやれば現物取引と実質同じ。
4、
土日を覗く毎日、ほぽ24時間なので飽きない。
5、
豪ドル円のような高金利通貨の買いだとスワップという金利差調整のお金が毎日もらえるので、外貨預金の数倍の金利がつくようなもの。
スワップ狙いだけで取引している人も多い。
6、「セントラル短資」のように受け渡しが出来る業者なら現物を手に出来る。
1万ドルを買った場合、銀行の数分の一の手数料で外貨が買える。
7、反対売買の義務が無い。
・・・などのメリットが有ります。「MetaTrader 4 」のような優れたチャートソフト(無料)で分析して、別の業者で取引するのが一般的です。
2ちゃんねるの話ですが、パチンコ依存症で、年に300万円も負けている人が、「止めたくても止められない」と言っていました。
そこで、私がパチンコの代わりにFXを勧めたところ、別の奴から横レスが入りました。
「ドアホ。FXは軽く1日で1億円ぐらい負けるんだぞ。テメエの言ってることは、酒の代わりに麻薬を勧めるようなものだ。市ね」でした。
1日で1億円負けるには、1億ドルの取引をしている人が、1日で1円もの相場の急変が有ったというような極端な場合だけです。
1億ドルの取引をするためには400万ドル分の証拠金を入れなければ出来ません。
400万ドルと言えば、今の相場で3億2千万円程度です。
1万や2万の証拠金でやっている人が、どうやって1日に1億円も損をすることが出来るのか・・・そいつは聞きかじった知識で物を言っているだけなんですよ。
実際にやってみれば分かります。まずは貴方が始めてみてください。
私は、ロシアのBroco から「MetaTrader 4 」をダウンロードしてデモ口座を開いています。
デモ口座は無料です。1万ドルの架空の資金を使って架空取引をして練習しました。
そして、慣れてきたので日本の業者で本物の口座を開いて1万円を入金してやっています。
大体デモ口座で3年ぐらい練習すると儲かるようになってきます。
それから本物の口座を開くのが筋ですが、ほとんどの人が、待ちきれなくてすぐにリアルトレードを始めてしまい大損して止めてしまいます。
一番多いのが、主婦が聞きかじった知識でいきなり200万や300万の証拠金を入れてリアルトレードを始めてスッカラカンになるケースです。
運転免許も持っていない人が、いきなり東京都内で車の運転を始めるようなもので、非常に危険なことです。
そういったアホどもの話が伝わってきて「FXは危険だ。麻薬のようなものだ」などと言う別のアホが出てくるわけです。
近頃では、サブプライムローンやリーマンショックなどで米ドル及び主要通貨が暴落しました。
あれで大損して退場して行った人が多いのですが、私の知り合いはサブプライムローンの大暴落のときに「売って、売って、売りまくって」3日間で3億円ほど稼ぎました。
大暴落中ですから、極めて安全に取引が出来るわけですね。
私は買っていたのですが、夜中にパソコンが狂ったようにが鳴り立てて大暴落を知らせてくれました。
起きてチャートを見てみたら、これは大変。すぐに決済して売りに転じました。お陰で損失を補って、少し儲かりました。
しかし買いで入った人たちのほとんどが、パソコンのスイッチを切って寝ていたので朝になったら大損していました。
でも、そこで売りに転じれば大損を補って余り有る儲けが出たはずなのです。大暴落は3日続き、その後急落が2週間続き、そのあとダラダラした下げ相場が1ヶ月続いたのです。これほど分かり易く安全な相場は滅多に無いでしょう。
安全な大儲けのチャンスなのに大損して全財産を失った人たちが多勢いましたが、同情などできません。笑ってしまいますね。
因みにFXのプロの勝率は、3勝7敗ぐらいです。極端な人ですと1勝9敗です。負けのほうが多いです。それでも大儲けしているのは何故か。
それは、実際にやってみれば分かります。
補足
金は父が管理しているのです。父にふれさせないようにすることは難しいと思います。どうすれば本人がもうやめたほうがいいと思ってくれるのでしょう。母が何か言っても「人の趣味に口出すな」の一点張り。困った趣味ですよ。