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海外ドラマのハイビジョン画質対応について詳しい方
- 海外ドラマのハイビジョン画質対応について詳しい方への質問です。
- 海外のドラマは、製作もとの国ではハイビジョン画質対応で作られて配信されているものなのでしょうか?
- 海外ドラマに詳しい方海外でのテレビドラマ制作でどのようになっているのでしょうか?
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何を根拠にして >>私は日本のようにハイビジョンがそんなに浸透はしていないように思うのですが、 と書かれているのかは分かりませんが、この件に関しては、 日本だけが特に進んでいるということは無いです。 海外でも、既にテレビ放送のデジタル化は相当進行していて、 視聴者側の環境はともかく、制作側は多くの番組をHD(高精細) で作っています。 欧米諸国に限れば、ほぼ全てと言っても良いでしょう。 少なくとも現状では、 ご視聴のチャンネルでの新作は ほぼ全てHDTV(ハイビジョン)です。 ご心配には及びません。 (一部、そうでないものもありますが、本当に ごく一部です) さて、アメリカをはじめ、海外では、 ドラマはフィルム撮影が主ということはご存知ですよね。 (最近は、HDのビデオ撮影の現場も増えてきているようですが) フィルムの解像度はSD(標準画質)のビデオに比べて格段に高いので、 その素材からHDのビデオ映像を作ってHDで流しているのです。 ですので、実は、新作だけでなく、昔の作品でも フィルムさえ きちんと残っていれば、HDで放送することが可能です。 スカパー!ではないですが、 NHKが“ER”を1994年の第一シーズンから全てHDで再放送 したことがありました。 これも、元がフィルム撮影であったが故に出来たことです。 スカパー!の方の例では、現在、スーパー!ドラマTVで 「スパイ大作戦」(初回は1966年)が フィルムからHDのビデオを作り直してHDで放送されています。 また、AXNミステリーで「刑事コロンボ」(初回は1968年)が 同じくHDで放送されています。 無いものは作れないので 画角は4:3のままですが、 画質は間違いなく高精細です。 このように、昔の作品でも HDで放送されるものが あるわけです。 (ただし、日本のチャンネル運営会社の予算や人手の都合なのか、 数は非常に限られています。そこが残念なところです) 以上のような実情を踏まえると、ご質問にあるような危惧は 杞憂と言って良いのではないかと考えます。 むしろ、日本の作品のほうが、 SDのビデオ撮影の作品が80年代や90年代は主流だったので、 アップコンバートの「がっかり画質」で放送されることが多いですね。