福祉のシステムについては、現場で働きながら徐々にわかっていけばいいです。
何より一番大事なことは、利用者さんの「気持ち」になってあげることだから。
何がしたいけど出来ない、不便に感じてることがあるけど、出来ない…身体の自由が利かないことも、若いときのように仕事が出来ないジレンマも、一人暮らしをしたくても難しいという自由の無さだって、みんな福祉の中に内包されてること。
勘違いしてはいけないのは「お手伝いしたい」ことは、限られちゃう、って言う事実。
最初は色々手伝いたくて、でも、何も出来なくてというジレンマがある。
慣れてくると今度は「あっちもこっちもしないと」という手順の問題が出てきて、もっと慣れてしまうと今度は「なんで言うことを聞いてくれないの?」になりがちになる。
仕事をやっていく途上で、気持ちの持ち方とか、初心を忘れてしまうとか、そういうことが起こりがちだ。
本当なら、君は君の「おばあちゃん」だけを看ていれば幸せなのかもしれないよね?。
それが本来の気持ちだと思うし、それは卑怯なことでもなんでもないんだけど、その「気持ち」そのものは、仕事をしていく中で徐々に変異してしまうものだ。
だからこそ「福祉のプロになりたい」という気持ちが大切なんだよ。
現場もそこを重視するだろう。
動機そのものは自然なことだし、私はそれを面接で簡潔に話すのはいいことと思う。
でも福祉は「望まれる仕事」だから、どんな人にでも出来るだけ公平に接しなければいけない。
嫌な人にだって、そうなる「理由」があり、それが人格を変えてしまったりした結果かもしれないんだから。
プロはそういう人にでも、ちゃんと接してあげないといけない。
サービスを提供している立場であり、その代価として賃金を頂いているのが我々だから。
だから現場で働きながらシステムを学び、自分がサービス提供者の一員として、福祉という枠の中で「何が出来るのかな?」と考えてほしい。
…まあ、先輩として言えることはそういうことかな?。
色々言ったけど、君ならブレ無いと思うよ?。
すばらしい仕事なのだから、堂々と胸を張って、カッコつけないで言えば大丈夫。
お礼
めっちゃアドバイスになりました!!!!! なんか以前よりやる気でてきました。 ありがとうございます。