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信用力のない銀行が外貨預金を薦め利理由
上場時の株価が1000円程度で今80円くらいの銀行があるのですが外貨預金を積極的に薦めてきます。外貨が悪いとは思いませんが、 銀行が倒産すると、外貨預金は保護の対象外になり、信用力のない銀行で外貨預金をすることはとてもリスクが大きいと感じるのですが、普通に薦めてきます。なぜでしょうか? 私から見ると、詐欺にも等しいくらい危険な誘いに思える(信用力のない銀行に限る)のですが、実はそうではなく、意外と安全なのでしょうか? この辺り、詳しい方のお考えを教えて頂ければ幸いです。 こういった銀行をどこまで信用して良い物か悩んでいます。
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>基本的には、金融ビックバーン以降参入障壁はないはずですので、一物一価の法則が働いていても良いと思うのですが、例外的なのでしょうか? 例外ではないと思います。 同じ商品でもコンビニで買えば【便利】という付加価値がつくので高くても売れます。 同じ飛行機で到着時間はまったく一緒なのに【機内サービス】の違いで価格には天と地の開きがあります。 OEM製品はブランドという【信用】をつけることでより高く売れます。 同じように銀行も、実物店舗、立派な内装、知名度、業界規模などの【信用・信頼】、両替や直接現金がやり取り出来るといった【利便性】などにより、新規参入のネットバンクやFXなどの金融サービス業よりも高コストで営業できているわけです。 しかも、銀行が一番ほしい顧客である富裕層は高齢者層に集中しています。ネットバンクやFX業者の手数料がどんなに安くてもほとんどの人が使わない(使えない)でしょう。 対して、富裕層をなかなか取り込めず、大企業相手の取引も開拓が難しい新規参入組みは、パソコン操作に慣れ、新しいサービスへの抵抗も小さい若・中年層を低価格&柔軟なサービスで呼び込むという商売で対抗しています。 つまり、インターネットへのアクセス可否が金融サービスのコスト負担に格差をもたらしているわけです。 俗っぽく言えば「情報弱者が損をしている」ということです。 >頭の良い集団ですので今の金融市場に最適化できなかったと想像するのは銀行を安く見すぎではないかと思っています。 営業譲渡・提携・合併を最適化に含めれば最適化できているのかもしれません。 『破綻銀行一覧』 http://www.rinku.zaq.ne.jp/kazu_san/ginku_hatan.htm 『銀行の提携・合併リスト』 http://www.zenginkyo.or.jp/inquiry/affiliation/ 『銀行(メガバンク)合併と再編の歴史』 http://www.777money.com/torivia/ginkou.htm 新規参入組は、まだまだ経営が安定しませんが、今の若・中年層への資産移転が進むにつれて徐々に安定してくるでしょう。 大銀行との合従連衡も進むのではないでしょうか? 『新たな形態の銀行』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E3%81%9F%E3%81%AA%E5%BD%A2%E6%85%8B%E3%81%AE%E9%8A%80%E8%A1%8C やはり大銀行擁護の回答ができなく申し訳ありません。
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>銀行の信用が落ちるようなことは考えていないのでしょうかね? 考える余裕はないと思います。 あくまで私見ですが、バブル崩壊後大銀行の倒産や合併が当たり前になってしまいました。目の前でそれを見ているのですから明日は我が身、いつ落城するか、敵の軍門に下ることになるか分かりません。プライドの高いエリート集団の銀行経営者は、それだけは避けたいと考えていると思います。 >外貨売買手数料の儲けについて わたしも内部事情を知っているわけではありませんが、FX会社はわずか2~3銭ほどで経営が成り立っています。どう考えても銀行の5円(500銭)のスプレッドは大きすぎます。 オーストラリアドル(豪ドル)/日本円(EUR/JPY) スプレッド比較 http://www.transmedia95.com/aud-jpy-spread/index.html 外国為替取引の言ってはいけない裏事情!? http://blog.livedoor.jp/kawase_oh/archives/50839607.html ご期待に添えない回答で申し訳ありません。
お礼
回答いただきありがとうございます。 私も、はじめはそう考えていたのですが、 仮に、大きな価格差があると、一物一価の法則により顧客離れが起きるのではないでしょうか? それを阻止するには、手数料を下げざるをえない気がします。 そうしなければ、最後は顧客がいなくなりサービスの停止になると思います。最近では、銀行でのトラベラーズチェックの取り扱いが無くなったり、更なる値上げになっています。 基本的には、金融ビックバーン以降参入障壁はないはずですので、一物一価の法則が働いていても良いと思うのですが、例外的なのでしょうか? もっとも、送金手数料など驚くほど横並びで、新しいサービスを開始したのは楽天銀行程度だけで驚くほどの寡占市場でありやっぱり、銀行は暴利を取っているという話も分からなくもないのですが、頭の良い集団ですので今の金融市場に最適化できなかったと想像するのは銀行を安く見すぎではないかと思っています。
前回答者さんのおっしゃるとおり手数料でたくさん稼げるからです。 経営の厳しい銀行にとってはなりふり構っていられないのです。 銀行は社会的責任は重いですが、あくまで営利企業「顧客の資産を守るor増やす」というのは建前、あくまでセールストークです。 そんなに儲かるのか? たとえば人気のオーストラリアドルはいま1ドル=80円くらいですけど、M銀行の場合両替に2円50銭もかかります。ただ往復するだけで5円、元本の約6%にもなります。単なる仲介業務ですから経費もわずかです。 しかも、為替相場がどう動こうと、外貨を買っているのは顧客なので銀行自身はノーリスク。 倒産時の保証もないので、返せる範囲でしか返さなくていい(返しようがない)というわけです。 融資という本業が思わしくない以上、銀行がやらないはずありません。 不安ならば預金保険の範囲内での付き合いにとどめるに限ります。
お礼
回答いただきありがとうございます。 外貨投資を考えるときは、証券会社の外貨MMF、債券、FXでと考えています。取り急ぎ、銀行で購入する予定も理由も無いのですが、株価が1/10まで落ちてるような銀行が、銀行の信用力が大いに必要な商品を前面に押し出して営業している理由がよく分からないところがあります。 確かに、建て前と本音は仰るとおりだと思いますが、この金融商品を薦めることで銀行の信用が落ちるようなことは考えていないのでしょうかね? 単純に、この点について疑問に思ったため質問させて頂きました。 なお、外貨売買手数料の儲けについては、色々な手数料が掛かりますし、国内がいとわずマイナー通貨の手数料は大きいですので、恐らく最終的な収益はどの通貨でも同程度のコストが掛かっているのではないかと思います。
- nkdt0001
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別に安全でもありません。 外貨預金は銀行に為替手数料がたくさん入るので、儲けのためにセールスしているだけです。
お礼
回答いただきありがとうございます。 仮に、危険な商品であれば、顧客の信用を失うことを恐れ、他の商品で営業すると思うのですが、敢えて外貨預金というのを選択してきますのでなぜでしょうかね?(昨今の円高以前から)
お礼
回答いただきありがとうございます。 とても参考になりました!