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アメリカの政治家は日本と比べると?
日本の政治家は揚げ足とり、ウソのつきあいで、どうしようもない状態ですが、果たして海の向こうのアメリカはどうなのでしょうか? 少なくとも大統領は4年続けるし、与党野党の戦い、スキャンダルはままあっても、日本のように四六時中揚げ足とって失脚を画策するようなどうしようもない政治家は少ないのでしょうか?また、俗にいう「マニフェスト」的なものは実行に移されているのでしょうか?
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まず、両国の制度について基本的な違いを知る必要があります。 1)日本は議員のなかから大臣を選びます。(一人か二人、議員でない大臣もいます)。 アメリカの閣僚は行政機関の長で、議員以外から任命します。このため、大臣になりたくて派閥で汗水流す光景はありません。基本的には、それぞれが一匹オオカミです。日本は、侍大将の下に群れを作って順番を待ちます。 2)基本的に、アメリカでは党議拘束がありません。もちろん、政党である以上、主義主張を同じくする議員が集まっていますが、一匹オオカミなので、規則でしばることは避け、党の幹部が一人ひとり説得して党の方針に従った投票をするよう働きかけます。その積み重ねで、次の選挙ではどの法案に賛成したか反対したかが重要な再選の判断基準になります。 3)日本は政府が重要な法案を作ります。議員立法という制度もありますが、ごく例外的です。 アメリカでは、議員立法が基本です。だから、政策立案スタッフを抱え、同僚議員を説得する能力が大事です。その政策スタッフのなかから、次代の議員候補がでてきます。日本では、スタッフ(秘書)の多くは、選挙対策要員です。 4)国政レベルだけでなく、地方の選挙も政党選挙です。大統領候補も、しばしば国会議員経験のない者が選ばれます。たしかレーガン、カーター、クリントン、ブッシュなどは、議員や閣僚としてワシントンでの活動歴がなかったのでは。 ただし、権力をめぐる陰惨で残酷な争いは日本の比ではありません。ウォーターゲイト事件がその例ですが、今でも血みどろの戦いが繰り広げられているはずです。日本も、最近、雑誌系週刊誌がこの悪臭、いや悪習をとりいれていることはご存じのとおりです。ネットでも、落選代議士の失業中の秘書による書き込みが増えたという観測筋の説があります。
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- gohara_gohara
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アメリカで大統領が4年間続ける、というのは、日本のように議院内閣制ではなく、議会と独立した大統領制をとっているから、ということでしかありません。 制度の違い、というのが最も大きな理由です。 むしろ、揚げ足取りなどは、日本以上にひどい、といえます。 日本の場合、選挙で政党などがCMを流しますが、あくまでも「私たちは、こういうことをします」とか、「こういう実績を作りました」というようなものが主です。 しかし、アメリカの場合、テレビCMなどで「あの政党は嘘つきです」とか、「あの政党が政権をとったら、国が滅ぶ」なんていうのを堂々と流します。勿論、「そうなりたくなかったら、わが党へ」というような結論にして。 こういったネガティヴキャンペーンの激しさは、日本よりも遥かに下品でえげつないといってよいと思います。
確かに、日本では、国家の代表である、総理大臣に対する敬意、尊厳というものが欠けているように思いますね。アメリカ大統領に対しては、批判はあっても、大統領を侮辱するような行為は、決して支持されるものではありません。大統領は、アメリカという国の象徴であるからでしょう。 大統領が、アメリカ国民によって選ばれるのに対して、日本の総理大臣が、国民ではなく、衆議院によって選ばれているからでしょうね。さらに言えば、日本では、天皇が国家の象徴とされ、機能が分離しています。 また、日本には、軍隊がなく、対外的な武力を持たないため、総理大臣の責任が軽々しいものになっていることも理由として上げられるかもしません。 まあ、そうは言っても、だからと言って、アメリカがいいと言えるかどうか。最近は、戦争を拡大しすぎて、デフォルトに陥る寸前でしたし、貧富の差も激しく、とても理想的な国と言えるような国ではありません。 「アメリカがかっこ良くて、日本はかっこ悪い」、と言えるかも知れませんが、日本人で、アメリカのような社会を望む人は、多くは無いでしょう。
- nasi000
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アメリカの場合もっと酷い内容の報道も行ってますね。オバマはアメリカ人じゃない とああだこうだとまくしたてて風評を流して、挙句の果てに大統領がそれに対応せざるを得なくなるなど、かなり無駄なことに時間をさくようなことにもなってたりします。 日本のメディアは米国のメディアを手本にした番組作りをしていますので、スタンスとしては同じです。米国メディアの正論ややり方が5年ほど経つと日本メディアの正論になり、報道スタンスもそのようになっています。 日本というのは不思議な国で、日本より治安の悪いアメリカのFBIを手本に検察警察改革が行われ、日本より識字率も低く教育水準の低いアメリカの教育制度を手本にゆとり教育という名の教育改革が行われ、日本の6倍以上の予算、公金を使いながら何千万人もの医療難民を発生させているアメリカという国の医療制度を手本に医療制度改革が行われ、多くの制度がなぜか米国風に作り替えられ続けていますね。 何かあると日本人はアメリカの制度というだけで納得しありがたがって米国風に構造改革を行い続けます。不思議の国ニッポンですね、
- rikukoro2
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>少なくとも大統領は4年続けるし、 制度が違います 向こうは大統領制度、日本は議員内閣制度、制度が違うから比べること自体変 言い換えれば、日本が採用している議員内閣制度は無能なもしくは支持率の低い党首を議会の力ですぐやめさせることができる制度 >与党野党の戦い、スキャンダルはままあっても、日本のように四六時中揚げ足とって失脚を画策するようなどうしようもない政治家は少ないのでしょうか? 向こうは政治家ではなく党で動きます いわゆる『共和党』と『民主党』は年から年中いがみ合ってます。 一応、不文律というのはあって大統領就任から100日は対立を避ける・・というのはありますがあとはずっと対立してます 先日8月上旬に起きた米国債務引き上げ時期の大統領演説なんてオバマは終始共和党批判をしていました で米国にはロビー活動といわれるものが合法化されています。 つまり金を沢山寄付したものが有利になります、なので大統領選挙の時は寄付を募るわけですし、、、選挙期間中はTVCMを使い相手の批難合戦になります 尚前回のオバマの選挙の時は相互の陣営で使われたTV-CM料金は37億ドルです。当時の為替レートで約4000億円がTV-CMの批難合戦です で議員の質に関しては 上院に関しては日本よりレベルが上 下院に関しては日本より遥かに下 >また、俗にいう「マニフェスト」的なものは実行に移されているのでしょうか? 実行に移されてます とゆーか日本と制度が違うから比べることが変なんすよ。 例えば米国の場合大統領には日本より遥かに強い強権があるんです。 アメリカでは不信任決議がありません。日本と違い議会の投票で辞めさせる方法がない で日本の場合議会で法案が可決した場合、総理は従うしかないが、大統領にはその法案を否決可能な拒否権があるんです。 大統領のマニュフェストは米国の場合通るのが当たりまえ、日本は議会の承認が必要です で、米国に関してはオバマは批判だらけです 最新の調査では 支持する人は26% 支持しない人は71%です http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011081800464
お礼
様々な情報ありがとうございます。非常に興味深い話です。 いったん大統領選んでしまったら、止められないってのもやっかいですね。 オバマさんダメダメですね・・・
>少なくとも大統領は4年続けるし これは、アメリカに限ったことではないので、むしろ日本が異常なだけです。 答えになってないと、怒られるかもしれませんが、国民が馬鹿であること以上に、マスコミが手をつけられないほどの馬鹿です。 たとえばマニフェストに関しても、民主党が政権を取った途端に、そのすべてを即日に実現させなければいけないかのようにして、責め立てていました。 言ったことが、すぐに実現されるならこんな楽なことはありません。 それに乗っかる国民も馬鹿ですが、すべてが実現できるマニフェストなど聞いたことがありません。 今の日本は、どこと比べるまでもなく、明らかに愚かだと思います。
お礼
日本で報道されない小さなネタ話はいくらでもあるんですね。向こうの情報サイトも読んでみたくなりました。情報ありがとうございます。