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祖母の老人性の鬱病について
- 現在85歳の祖母の行動が老人性の鬱病の可能性がある
- 祖母は引きこもりがちで趣味もなく、一日中TVを見ている
- また、祖母は掃除に執着し、家電や家具を破壊してしまうことがある
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質問者が選んだベストアンサー
精神科医療に携わっている者です。 ご質問を拝見する限りでは、まずはうつ病が疑われる状況かと思いますが、他の回答なども拝見した上で、少し視点を変えて回答させて頂きます。 nonta18さんが、お祖母様に対して思いやりを持ち、また、何とかお祖母様の気持ちに寄り添いたいと考えておられる様子は、よく伝わってきます。 もちろん、それはお祖母様にとってとても良いことだと思いますし、その意味ではお祖母様はとても良い家族に恵まれているのだと感じます。 しかし、何でもかんでも「精神論」に基づいてしまうと、思わぬ破綻を来たす場合があります。 解りやすく言うと、「こんなにお祖母さんのことを思っているのに、なぜ!?」といった感情が爆発してしまうケースです。 すでに、「もう疲れました。」という状況もあるようです。 一方で、お祖母様は「あんたはいつも私にイジワルしてる」「あんたたち(主に母と私と思われる)がいると思うと怖くてリビングに入れない」など、少なからず孤立感を抱き、日々苦痛を感じて過ごされているようにお見受けします。 なぜ、お祖母様がそんな風に被害的に受け取ってしまうのかを考えると、やはり何らかの「脳の異常」の可能性を疑うのが自然だと思います。 うつ病や認知症など精神科領域の病気は、よく「心の病」と言われますが、これは正しくありません。 あくまで「脳」という「臓器の病気」です。 お祖母様に思いやりを持って接することは大切ですが、そのことと、お祖母様の症状の改善とは、直接結びつかないケースも多いのが実情です。 お祖母様の場合、性格の問題も含んでいるかも知れませんが、「退院してきてからそれらが酷くなってきているように感じます」という状況があるなら、まずは、できるだけ早めに精神科の受診を検討されることをお勧めします。 素人診断は、百害あって一利なしです。
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- obrigadissimo
- ベストアンサー率23% (1613/7000)
お礼、拝見しました。 良好な関係が築けてきた時点で、 〈お婆ちゃまの もっとも楽しかった思い出を教えて!〉など、 お婆ちゃまの心が楽しさで満たされるような質問を たくさんしてあげましょう。《よかったね》《いいね》などのような 相槌もたくさん言ってあげましょう。 バリデーションで検索して、 応用、援用してみるのも1つの方法でしょう。
お礼
再びのご回答ありがとうございます。 バリデーション調べてみました。 ちょっと我が家で実践するのは正直難しそうですが…知識としてかなりタメになりました。 色々と教えていただいて感謝しております。ありがとうございました。
- shaikencenter
- ベストアンサー率35% (191/539)
質問者の記載されている内容だけで判断すると、うつ病ではなく、認知症でしょう。 引っ越しや入院などの環境の変化で認知症がより悪くなることは多々あることです。 どれくらい改善するか、年齢を加味しても、期待できないかもしれませんが、精神科の医師に相談するほうが良いと思います。 家庭での対応は、他の回答者の言われることも参考にしてください。 ただ、御祖母様の意思を尊重することを忘れずに対応していただければと思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。 やはり認知症なのでしょうか…。 大学病院で調べてもらったところ認知症ではないと診断されましたが そちらの病院では、普段の生活での言動などプライベートなことはあまり訊かれず 記憶力のテストや歩行テストなどだけでしたので、絶対に違うとは言えませんね…。 もし病院に診せに行くことになった場合は、認知症外来と絞らずに精神科の方に相談しに行ってみようかと思います。 意思の尊重ですね…肝に銘じます。 お忙しい中ありがとうございました。
- obrigadissimo
- ベストアンサー率23% (1613/7000)
100歳まで15年あるわけですから まだ若いですよね。趣味などがないようでしたら、 たとえば、 数独(必要なら拡大コピーして) 鏡文字での写経あるいは柴田トヨさんの詩の書写 絵を描く 柴田トヨさんの詩をお手本にして詩作する のなどはいかがでしょうか。 童話・小説・絵本・エッセーなどを書くのもいいですね。 90歳過ぎてから油彩を始めた人や100歳過ぎてから 文芸作品を書き始めた人もいます。 (柴田トヨさんは92歳から詩を書き始めたそうですよ。現在100歳) 鏡文字は鏡に写し出されてように見える 左右逆の文字です。右利きであれば左手で書くようにすると より脳には効果的でしょう。 掃除したい=体を動かすのがお好き ならば、ダンスなどをお勧めしてみてはいかがでしょうか。 できるだけ笑顔で接し、間違いの指摘、 批判、否定をしないようにしましょう。 称賛するのは正解です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうですね。周りもそうですが本人も自分はまだ若いと思っているようです。 いくら覇気がなくなったと言っても、同じ歳のお年寄りと比べると 歳の割にはよく食べてよく動き見た目もとっても若いです。 でも、祖母の中に感じる老いは確かにあって、それとバランスが取れないのかもわかりません。 趣味がないのが一番よくない気がしていますので、色々と勧めてみようと思います。 今まで散歩や体操などアクティブなことを勧めてきましたが 提案してくださった、家で出来る簡単なことから始めるのがいいかもしれませんね。 柴田トヨさんを失礼ながら存じ上げなかったのですが、すばらしい方ですね。 90歳を過ぎて新たなことを始めるその気概に脱帽いたしました。 祖母は相田みつをさんが好きですので詩はいいかもしれません。 出来るだけ平常心で、笑顔で祖母と接するように心がけます。 お忙しい中ありがとうございました。
- hamakaede
- ベストアンサー率28% (29/101)
(1)否定しない(2)感謝する(3)話を聴いてあげる(4)手を握ってあげる →引っ越しや入院を機に、おばあさまは自分の居場所を必死で探して いる状態です。何かをしなきゃとあせり、混乱の中で生活されていると思います。 演技でかまわないので、できることを実践してみて下さい。 どうしても辛くなったら、役所や包括支援センターに相談してみて下さい。
お礼
ご回答ありがとうございます。 祖母も引っ越しや入院など色々なことがあり、おっしゃる通り焦りや心労があるんだと思います。 それは私達家族もわかっているつもりです。(でしたと言うべきでしょうか。) 祖母以外の者もこの10年でめまぐるしい変化があり大変で 母は「自分だけ辛いと思って。変化があるのは当然じゃないの」と言っていましたが 祖母は、若い私たちとは違う感じ方、違う辛さがあるのだろうと思います。 祖母はこうなる前から否定されることを嫌う人でしたので 必ず「ありがたいんだけど、こうされると困るから、今度からこうやってもらえると助かるな」ですとか ありがとうと伝えてから、こうして欲しいと要望という形で伝えてきたのですが 元から話を曲解するクセがありまして「こうしないでこうやって」と言われたところだけを切り取って やめろって言われた!ダメって言われた!怒られた!酷い!とムキになるんです。 それではもう話もしたくなくなるというもので、私以外は誰も祖母とほとんど会話しません。 すると、誰も私と口をきかない!のけ者だ!となります。 昔からこうではありましたが、これが最近酷くなってきて「じゃあどうしたらいいの?」ともう家族も参っています。 話をゆっくり聞いてほしいのかなと思うこともありますが、心にそんな余裕も時間もないのが現状です。 手を握ってあげるのはいいかもしれませんね。気づきもしませんでした。 包括支援センターというのを初めて聞きました。相談できるところがあったのですね。 教えていただいてありがとうございます。 相談してみようと思います。 お忙しい中ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 専門医療に携わっていらっしゃる方からのご回答とてもありがたいです。 精神科医の方の手記を読んだことがありまして その方も「心の病気といわれているものは、実は脳のなんらかの異常からきている病気であり もともとの性格が関係していても、その人の性格自体が変化してしまったわけではない」 というようなことが書いてありました。病を憎んで人を憎まずだと。 もし病気であるならば、祖母のためにも家族のためにも 家庭での思いやりだけではなく治療が必要だと思いますので、時間をとって病院に行ってみます。 お忙しいところありがとうございました。