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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:1980年代に起きた快楽殺人について。)

1980年代の快楽殺人について

このQ&Aのポイント
  • 1980年代に起きた快楽殺人について、被害者の少年少女が犯人となり、社会に大きな衝撃を与えました。
  • これらの事件は1980年代に多発し、未成年犯罪の問題点が浮き彫りになった時代でした。
  • 当時の社会情勢や若者の心理状態が犯行に影響を与えたのか、その背景にはさまざまな要素があったと考えられます。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • zhuwu
  • ベストアンサー率36% (32/88)
回答No.3

 まず、1980年の前に団塊の世代という日本における第一次ベビーブームがあります。Wikで調べたところ、1946から1954年生まれの人を指すそうなんですが、この年代の人たちは15歳や18歳に成長すると、当時「金の卵達」と呼ばれ地方から都心に集団就職しました。  そして、この金の卵達の大半は地元に帰らずそのまま都心に根を下ろしました。これがいわゆる核家族と呼ばれる新しい社会形態(というと多少大げさですが)です。昔は、家の老人たちがしきたりや風習などを通じて道徳観や倫理観といったものを幼子に教えていったのですが、核家族というものになってその役割が学校と両親に掛るようになりました。さらに、もう少し年代が進むと女性の社会進出が喧しく言われ、共働き世帯がちらほら出始めます。いわゆるカギっ子という現象が起きるのです。  子供の道徳観や倫理観といったものを教わる場は学校のみなりました。ところが、当時は学歴社会の真っ只中です。学校は学校でそれどころではありません。結局、義務教育で道徳を教える時間はとりましたが、それは短く、時としておざなりにされてしまいました。  また、授業についていけない生徒たちへのリカバリーについても、当時は(現在も)まだ未熟でした。  さらに、地方から都心にきた金の卵達は、緊密なコミュニティーを築く事はありませんでした。昔は寄り合いとか集会などがあり、横の連絡と連携が容易に出来ました。また、子供を町内ぐるみで育てるという感覚もあったのですが、この頃からそれがなくなりつつありました。昭和20年から40年ころには、他人の子供でも叱る事が出来ましたが、いわゆる団塊の世代jrと呼ばれる子どもたち辺りからそれが難しくなったのです。  それはなぜかといえば、親と叱る側がまったくの赤の他人で面識がなく、信頼関係がなかったからです。昔の集落や町内会であれば知り合い同士なので、信頼感があり、叱った内容が道理にかなったものであれば親も賛同したのですが、これが赤の他人となるとただただ不信感のみが募るだけのようでした。  このように、様々なことが折り重なって、子供たちに道徳観や倫理観といったものを教える機会や人物が極端に減ってしまった事が、この時代の背景にあります。2000年を過ぎたころに、新たにモラル・ハザードと言う単語が輸入されましたが(wikによる誤用のようですが)、すでにこの時代から起こっていたのでしょう。   

nokoalf
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 すばらしいです。とても詳しく、なる程と思いました。色々な事が新しくなる時代の狭間に産まれた世代なのですね。

その他の回答 (2)

  • EFA15EL
  • ベストアンサー率37% (2657/7006)
回答No.2

答えを時代に求めるのはなかなか難しいでしょう。 予想は出来ても、実際にそうであったかは分からないのですし。 また、凄惨な事件(連続殺人、強姦殺人、リンチ殺人など)は残念ながら他の年代でも絶えず起きています。 特定の出来事がそれを後押ししたと言うのは無理がある様に思えてなりません。 ただ、集団犯罪の残酷さというのは確かにあるように思います。 端から見れば仰る通り「誰かが反対すれば」と思ってしまうのですが、 実際には、すでに凶行に及んでしまった集団の中於いて反対意見を述べるというのは、 そのまま自らの身の危険につながるわけで、リーダー格でも無い限り難しいものです。 それで結果的に事態がどんどん凶悪な方向に進んでしまうわけですね。 70年代初頭の連合赤軍関連の事件を調べるとこの辺の集団心理の恐ろしさがよく分かるでしょう。

nokoalf
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 日常的に暴力をふるい続けると、だんだん悲惨さが増してしまうのかもしれませんね…。恐ろしい事です。ありがとうございました。

  • petittin
  • ベストアンサー率40% (249/622)
回答No.1

こんにちは。 両方とも本当に心の痛む酷い事件でしたね。 コンクリ事件の犯人は、人を殺めたことを自慢していたようですね。 成人してからも、事件を起こして服役していましたから、全く反省もしていない酷い人間です。 現代は、集団リンチというのは減ってきていますね。 (数年前、岡山でリンチ殺害事件はありましたが) その代わり、殺人事件というのは昔よりも増えている気がします。 毎日のように、ニュースで殺人事件が報道されているように思います。 80年代は、殺人というと本当に大きな事件というイメージだったのではないかと私は思います。 私は、その頃子供でしたので、あまり知らないだけなのかもしれませんが・・・ 宮﨑勤あたりから、残忍で不可解な殺人事件が増えたとも思います。 80年代は、中学や高校など荒れているところは多かったですよね。 今は、当時のような生徒は少ないと思います。その代わりに悪趣味な嗜好を持った人間が増えたと思います。 時代背景もあるんでしょうね。 コンクリ事件は、殺そうとしてやった事件ではなく、リンチをしているうちに どんどん拍車がかかって、かわいそうなことに被害者がでてしまった、それを隠すため若洲に捨てたんですよね。 バブル時代というのもあって、お金に困らない、子供を甘やかす親も多かったのでしょうか。 私もどうして、あの頃の生徒たちが荒れていたのか不思議です。 でも、今、現代の方が事件は複雑化してきて悪質になっていると思います。 長文で失礼しました。

nokoalf
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 本当に凄惨な事件ですよね…犯行の少年少女は一体どんな精神状況だったのでしょう。 考えれば考える程恐ろしいです。

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