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K-5の写真の色合いについて
- K-5の写真の色合いについて知りたいです。
- オリンパスのE-P1と比較して、K-5の色調が暗くて緑が深く感じられます。
- K-5では明るい写真が撮りにくいのでしょうか。
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> K-5では,明るい写真は撮りにくいものなのでしょうか。 ・いいえ。 各社の初級機種よりも、遙かに思い通りの絵作りが可能な最高のカメラです。 ペンタックスデジカメ(一眼+コンデジ)の出荷台数は、キヤノンの10%程。 キヤノンやニコンと比べると、弱小事業部なので、APSサイズデジタル一眼レフの製品ラインナップも、上位機種と下位機種(K5とKr)の2機種だけ。 K5は価格帯としては中級機種に分類されていますが、吐き出される絵はペンタックスのプライドを掛けた、プロやハイアマチュアの要望に近い方向でセットアップされています。 このため、K5をフルオートモードで撮影した場合に吐き出される絵は、メリハリのない、一見すると、眠たいというか、暗い印象の絵が標準として設定されています。 この、一見すると、眠たいというか、暗い印象のパッとしない絵は、後からパソコンで弄りやすい、撮影者の思い通りに加工できるレタッチ耐性の強い絵なのです。 同様の一見するとパッとしない絵作りは、プロ用機種(キヤノンEOS-1D系やニコンD3系)に近い設定です。 このため、何も考えずに、フルオートモードでパチッと撮影した場合、現在のE-P1よりもK5の方が「ダメダメちゃん!」決定。 きっと、ガッカリすることになるでしょう。 ペンタックスが想定しているK5のユーザー層は、最低限のデジタルカメラとフォトレタッチについて見識を持つユーザーです。 撮影前に、自分なりの絵作り設定をカメラに覚えさせて使うカメラ。 ここで、自分の好きな傾向の絵をカメラに覚えさせてしまいます。 撮影後は、下記の項目を調整して作品に仕上げるカメラです。 ・ホワイトバランス ・増減感(EV) ・おい焼き ・シャドー補正 ・コントラスト そして、ペンタックスとしては、何も難しいことは考えず、及第点が得られるカメラが欲しいのならば「Krをどうぞ」となります。 なんか、面倒くさそうだと思うのならば、キヤノンEOS-60Dのような、中級機種だけど面倒な設定はEOS Kissシリーズの簡単フルオート機能を内蔵した機種もあります。 因みにK5とD7000のCMOS撮像素子は、ソニー製で同系列の製品です。
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- x530
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No.1です。 > レタッチというのは,RAWで撮ってあとでPCで現像しなければならないということでしょうか。 ・いえいえ。 職業写真家の90%は、JPEGデータのレタッチです。 ・葬儀の遺影写真。 ・結婚式。 披露宴出席者の多くが撮影したコンデジや携帯写真データを一堂に集めて、レタッチにより整合性を合わせて、フォトブックの作成。 ・連射が命のスポーツ写真家や鉄道写真家。 近年のフォトレタッチソフト(フォトショップやシルキーピクスなど)は、JPEGもRAW同様のフォトレタッチが可能になっています。 http://www.isl.co.jp/jpegphoto/product/jp1/ じっくりRAWで景色や綺麗なオネーサンを撮影して喰っているプロの方が、実は少数です。 で、、、 K5のデフォルト設定はプロユーザー向きですから、JPEGは派手さを押さえた(パッとしない)、レタッチが行いやすい絵作りです。 レタッチは・・・ おとなしい絵を、ギンギラにすることは楽ちん。 ギンギラの絵を、おとなしくすることは、以外に苦労します。 > 私は,いつもE-P1では,フルオートか絞り優先で撮ってますが,RAW現像というのはどうしても面倒というか時間が取れないので,JPEGで撮ったままにしています。 ・JPEGで撮影するのが一般的な使い方だと思います。 近年のデジカメが生成するJPEGファイルの完成度は大変に優れていると思います。 職業写真家や一部のマニアを除いて、一般人がRAWで撮影してJPEGファイルを生成しても、デジカメが生成するJPEGファイルを超えるこは、なかなか難しいと思います。 E-P1はJPEGとRAWの同時記録が出来ます。 一度、試しにRAWで撮影し、自力で納得行くまで補正やレタッチを行いJPEGを作ってみましょう。 そして、同時記録でカメラが生成したJPEGと比較してみることをオススメします。 私も、何度かRAWからJPEGを生成して、カメラの生成したJPEGと比較したことがあります。 正直な感想は、カメラの生成したJPEGの完成度の高さを思い知ったと言うことです。 > ネット上の書き込みを見ると,D7000はRAW現像しなければならないが,K-5はどちらかというとRAW現像しなくてもJPEGで撮って出しで楽しめるカメラだと書かれていたので, ・大変僭越ながら、、、 私はD7000とK5の両機を使用していますが、2台を比較した場合、単純撮って出しのJPEG出力はD7000の方がハデな絵作りです。 ニコンやキヤノンなどの大手の場合、プロ用機種(EOS1D系、D3系)は保有しています。 D7000クラスまでは、あまり、写真に造型の深くないユーザーも購入します。 このため、D7000クラスまでは、レタッチ耐性の優れた(パッとしない)JPEG出力よりも、撮って出し向きのハデハデ設定が施されていると思います。 私は、K5を大変気に入っています。 ただ、一眼レフはシステムカメラでもあります。 ペンタックスのレンズシステムはキヤノンやニコンに比べて貧弱です。 ・売れ筋の高倍率ズームもありません。 (以前、タムロンのOEMはありましたが、今はディスコン) 大口径超望遠レンズ群もありません。 また、主要のズームレンズのほとんどがトキナーからのOEMです。 今般、ペンタックスはリコーに吸収され、トキナー(ケンコートキナー)を子会社に持つHOYAとは離別することになります。 一枚一枚、大切に撮影し、後からじっくり、シャープネスなどを弄って絵を立ち上げるのが好きならばK5をオススメします。 ですが、撮って出しがメインならば、キヤノンやニコン、ペンタックスKrをオススメします。 余談ながら、新製品のE-P3に触れましたか? E-P3のAF速度は飛躍的に向上しています。 また、高感度特性も驚くほど向上し、室内撮影もバッチリです。 肘を中途半端に伸ばした、不安定な体勢の背面液晶を見ながらの撮影では、動き回る子供を撮影することは難しいと思います。 ですが、E-P3にEVF(チョンマゲファインダー)を装着すれば、なんら不都合無く動き回る子供を撮影出来るようになりましたよ。
お礼
そうだったのですね!ハイアマチュアの方はみな基本的にRAWで撮っていちいち現像していると思っておりました。でもJPEGで撮ったあとちゃんとレタッチしているんですね。私はめんどくさがりやですし,今まで,綺麗にとれたらそれで満足し,失敗すればまあいいかでしたが,今度,もう少し明るかったら,などと思ったときにレタッチというものをやってみたいと思います。 いまのところ,各社のエントリーモデルを細かく比べてはないのですが,外観の作りは若干ちゃちい感じはしますが,中身は良さそうですので,やはりペンタックスのK-rにしようかなと思ってます。まだ買ってもないですが,すでにペンタックスに愛着が湧いてきたのかもしれません。とりあえず,ポチッとしてしまった,K-5のオーナーズブックも来ますし。 E-P3ですが,まだ触ってないです。AFだけじゃなく,シャッターを押してからレスポンスなく撮れるようになったのならかなり魅力的ですが,ちょんまげファインダー(っていうんですね(笑))ではズームに対応しないのが将来的に不安なところです。ところで,私,このファインダーはほとんど使っていなかったのですが,No1さんに言われて,昨日旅行先で使ってみたところ,とても気持ちよく撮れることに初めて気づきました!買った直後に喜んで色々いじってたとき,どれくらいぼけるかなど結局液晶を見ないと分からないので,以来ほとんど使っていなかったのですが,フルオートにして子供をバシャバシャ撮る分にはとても気持ちよくとれました。 思いがけず,ちょんまげファインダーの使いがっての良さまで気づかせていただき,ありがとうございました。
お礼
ご回答,ありがとうございます。 レタッチというのは,RAWで撮ってあとでPCで現像しなければならないということでしょうか。私は,いつもE-P1では,フルオートか絞り優先で撮ってますが,RAW現像というのはどうしても面倒というか時間が取れないので,JPEGで撮ったままにしています。 ネット上の書き込みを見ると,D7000はRAW現像しなければならないが,K-5はどちらかというとRAW現像しなくてもJPEGで撮って出しで楽しめるカメラだと書かれていたので,ちょうどいいな,と思っていたのですが,再検討が必要なようですね。改めて見てみるとK-rも良さそうですし。 取り急ぎ,お礼まで申し上げます。