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戦後の李承晩ラインで拿捕された方もしくは知てる方
どう見ても戦後の李承晩ラインはかなり無理なような気がします。 賠償金。漁船の没収など 当時抑留されてた方もしくは話を聞いた方おられましたら 今の竹島と絡めて 教えてください。
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私は直接拿捕されたのではありませんが、父が海上保安官であり当時の話を聞いております。 父は昭和28年に入庁後、3回にわたり日韓の海上国境ラインのいわゆる「李承晩ライン」にて、日本側漁船の保護警戒にあったったのですが、韓国側からは海軍の警備艇や駆逐艦が出動して接舷や体当たり等や、ひどい場合は機銃による威嚇行為。また、とても放送にはできないような卑猥な日本語とハングル語を大音量でスピーカーから流したり、韓国漁船も含めて艦船には、国旗・識別番号・船名表示・信号旗等の表示もせず、公海を航行するにおいての国際法で定められたルールも守らず、極悪非道な異常な行動で日本漁船の拿捕を繰り返していたそうです。その様子は父が撮影した写真や8ミリフィルムの映像でうかがい知れます(ただし音声はありませんが)。当時は海上での国境線は現在のようにGPS測定器が存在せず、特定は困難ではありましたが、明らかに日本領海での操業中の日本漁船をだ捕することもありました。 日本側としては、海上自衛隊出動と行きたいところですが、国際法上の海上自衛隊は万国に認められた存在ではなく、国内においても法整備が十分でないので外国船に対する武器の使用や、逮捕権限が無いことなどから、国際的に国境警備警察機構として認められている「海上保安庁」が出動することとなりました。そのため海上保安庁では、動員巡視船に対して改めて機銃の整備搭載や保安官の護身用拳銃、そして防弾着衣を再整備、訓練でしか搭載したことのない巡視船に機銃弾と保安官にも拳銃弾を支給(もちろん両方とも「執行弾」と呼ばれる実弾)して、出航時には水杯を交わして出動。しかし「銃撃をされても撃ち返してはならない」命令が「外務省」から出されますます、保安官の危険は増大。しかしながらこれは外務省の越権行為です、海上保安庁の直属上部団体は「国土交通省(当時の運輸省)」であるのです。因みに海上保安官の武器使用は、警察官職務執行法に基づきます、海上保安官は司法警察職員とみなされています。 韓国側は海軍艦艇だけでなく、一般漁船も威嚇行為や日本漁船の操業妨害に及び、「李ライン」のみならず「竹島」にも侵入を開始。こちらも武装した海上保安官が定期的にパトロールするも、違法侵入は後を絶ちませんでした。 以上が父から伝え聞いている「李ライン」にまつわる海上保安庁の対応です。私が誕生した日はこの任務のため洋上にいて、私の誕生は船舶無線(いわゆるトンツーの電鍵)で知ったのだそうです。 これらの事例により、日本国政府においては「国際司法裁判所」に領土確定審査を提訴、しかし韓国側は審理や異議申し立て等の裁判行為に出廷せず、「国際司法裁判所」の審理判決のないまま1965年に「李ライン」のみ一方的に破棄、竹島の領有権を主張したまま現在に至ります。 1952年の「サンフランシスコ講和条約」においては、日本国は「済州島」の領有は廃棄命令を受けていますが、「竹島」については古来からの日本領として認められており、国際法上でも日本領であるはずです。 いつまでも過去の償いを強要したり、また虚偽の償いまでも強要したり、いい加減に同じアジアの一員としてアジアの興隆のために協調する考えを持つことのできず、子供のまま成長していないような行為でもあり、国家間の交渉や対話が進まないのは悲しい限りですね。
お礼
大変貴重な話、ありがとうございます。 ここ最近竹島、尖閣諸島。北方四島の話がニュースに出ます。 私自身は戦争終結1年前に生まれ。 国際結婚をして海外に住んでますがどうしても竹島の問題の中で李承晩ラインの事が気になってました。 韓国国民は多分知らされては無いでしょう自国の都合のいい事以外は・・・ この李承晩ラインは明らかに戦後すぐの韓国の李承晩の報復行為ではないかと考えてます。 日本の国を離れ生活してみて分かる国を思う気持ち今の政権の中枢にいる政治家の人達にも今一度韓国の事を勉強し直してもらいたいものです。 ありがとうございました。