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キリスト教の賛美歌と冠婚葬祭との関係について
先日、同級生の結婚式に参列した際に、以前から疑問に思ったことを思い出したので、質問します。 冠婚葬祭を執り行う際に、神道や、仏教、キリスト教など信仰している宗教によって、その様式が異なるそうです。 その中で、キリスト教において宗派が色々ありますが、先日の挙式において、「神ともにいまして」という讃美歌を歌っていました。 以前、キリスト教の中でもプロテスタント系の宗派は、この曲を結婚式で歌うことがあると聞いたことがあります。 しかしながら、カトリック系の宗派では、この曲を葬式の時にすることが多いそうです。 そこで、皆さんに質問ですが、この事例のように、特定の賛美歌をある宗派ではハレの時に、別の宗派では逆にケの時に歌うといった他の事例や、その背景について教えてください。 よろしくお願いします。
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家中澤 信幸(@pastor) 牧師
とても興味深い質問ですね。 わたしなりに考えてみました。 キリスト教の冠婚葬祭は、多くの場合、礼拝式で行ないます。 その人生の大切な場面で、神の前に出て、すべてを統べ治められる神の主権をたたえ、導きを求める、という意味合いからです。 その場面がケであるか、あるいはハレであるか、は、二次的なことになります。 そのため、極端ないい方をすれば、礼拝で歌われる讃美歌であれば、それがケであれ、ハレであれ、特に決まりがあるわけではなく、どの曲でもよいことになります。 とはいっても、冠婚葬祭ですから、わたしたちの歩みと神の導きがテーマになった讃美歌を歌うことが多いのは事実です。 ご質問の趣旨からはそれてしまったような気がしますが。
中澤 信幸(@pastor) プロフィール
大野キリスト教会(神奈川県相模原市)牧師。「いつだってあなたのために」をモットーにサーバント・リーダーシップの探求を深め、ブログhttp://nobu.bokushi.jp/やポッドキャストでの情報発...
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お礼
回答ありがとうございます。 本職の牧師さんに、回答を戴けるとは驚きです。 >ご質問の趣旨からはそれてしまったような気がしますが。 いえいえ、そんなことございません。 ということは、ハレの場でもケの場でも、礼拝式であるから、その体裁さえ損なわなければ、どのような曲でもいいってことでしょうか。 でも、その中で、この曲はハレの場で、あの曲はケの場でかかりやすいという傾向が存在するのでしょうか。