私も、スクーターに乗って信号待ちの所を追突されました。反対車線に出て、そちら側の信号機の柱に激突して、スクーターは大破しました。それに比べると、体の方はマシでしたが。
警察もあちら自身も、あちらが過失100%と認めています。
やって来たのがJA共済で、これの超強気の応対が悪くて被害がさらに拡大しました。弁護士を頼むと「それはとれません」とか言って依頼人のこちらを説得してくるので、いま自分で裁判をやっています。
JA共済曰く、一括請求・一括払い制度なので、ぜんぶ話がまとまらないと(つまりJA共済が持ってくる示談書にサインしないと)1円も払えません。我々は判決で動くので、話し合いの余地はありません、云々。
過失は向こうが100%なのに、サラリーマンや無職、アルバイターたちなら、生活費欲しさにサインせざるをえないだろうという状況に追い込まれました。
「そういう制度っておかしいでしょ。負けたっていいからJA共済も含めて訴えてください」と言っても、「法律家としての良心が許さない」らしい
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過払い金返還請求だって、昔は認められなかったのに、いろんな人がドンキホーテのように「それはおかしいだろ」と言って訴訟を起こしていくうちに、返還請求できるようになったのに、なにが法律家じゃ~!自分でやるわい、というわけです。
さて、こちらが無過失だと、こちらが加入している保険会社は動いてくれないようです。(動いてもらっても、保険会社の常識に基づいて処理するだけなので、私の場合意味がありませんが)
消費生活センターに相談しましたが、交通事故は消費生活でない、として門前払いされました。保険サービスを消費する消費生活だと思ったのですが・・・ 。
新潟県交通事故相談所(加害者も相談にくる所。つまり被害者救済の場ではありません)にも相談しましたが、なにもアドバイスは受けられませんでした。
説明によると、日本には苦情処理機関というものはあるものの、業界内部の一部門だったり、出頭する義務さえないものばかりなので、「(JA共済が話し合いを拒否している現状で、こちらもJA共済の要求をのめないなら)結局訴訟をするしかない」と断言されました。
考えてみれば、調停でさえ、いやだ、と言えば不調のまま終わってしまって相手に強制できないのですから、相手を従わせる組織などありようもないことです。
この質問に対しても、相談先として、いろんな組織の名前があがることでしょうが、実体はそういうことです。
交通事故相談所で「よい弁護士を頼みなさい」という、唯一アドバイスらしいものは受けたのですが、「誰がよい弁護士ですか」と尋ねたら、ハッキリと「教えられません」と回答を拒否されました。ゆえにアドバイスとしては無意味・無価値です。
「私が悪い弁護士を頼むとでも思いましたか?」と聞きたくなりましたがグッとこらえて、「どういうふうに良い弁護士を捜したらよいでしょう」と聞きました。「それも教えられません」と断られました。
教えた弁護士を使って訴訟をやって負けると、相談所に苦情を言ってくる人がいるのだそうです。本当かどうか判りませんが、ありそうなことです。理由を聞けば、仕方ないのかなぁとも思いましたが、相談所で過ごした数時間が無駄であったのは間違いありません。
このOKウェブのほうが、よほど役立ちます、はい。無責任であるぶん、いろんな知恵をつけてくれますから。
さて、結論
質問者さんが加入している保険会社は、質問者さんが無過失だと動いてくれないと思います。質問者さんの過失を認めて動いても、行動基準は「保険会社の常識」ですので、質問者さんが満足するとはかぎりません。
無料で代わりに動いてくれる組織はありません。裁判以外、相手に合意を強制できる機関・制度はありません(それらが日本にあれば、交通事故相談所でウソを教えられたことになります)。
そちらの保険会社はJA共済と違って話し合いには応じているようですから、自分で話し合うか、弁護士を、それも「良い弁護士」に頼むしかないと思います。
ちなみに、良い弁護士かどうかの判定基準や良い弁護士を捜す方法は判りません
(゜_-;\(`。´)