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人物写真の影
壁の前に人物を立たせカメラで撮るとき 影が壁に出ることが多いと思うのですが そもそも影はどうしてもレフ板や補助光で消さないといけないのでしょうか? 素人ですので影があってもいいじゃないの? とも思うのですが、その理由が知りたいです。 あと影を消すとしたらどれくらい消さないといけないのでしょうか? ↓のサイトぐらいぼかせたらいいのでしょうか? http://item.rakuten.co.jp/dejicame/20110111/
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撮影を職業にしていますが 影は別に有っても良いですよ ただし商品を撮影していて影のせいで奇麗に見えないとか リンク先の様に影が目立たない方が被写体がより際立つとか そういった場合は無い方が良いです 照明写真の場合は背景に影が出ていたらダメですよ 作品とするなら表現方法の一つだし
- 18OSX
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影が出る出ないは結果論です。 人物写真で人物に自然な立体感をつけようとすると 結果的に影が強く出ない照明になるからです。 そのことを照明にあまり詳しくない一般人に説明するのに 「立体感を出す」というより「濃い影を消す」といったほうが伝わりやすいから そうしたことが言い伝えられてきました。 「影」に注意することで「光」が見えてくるからです。 ですから、それを承知の上で影を出すのはアリです。 一般的に女性肖像写真は影を消す方向で、 男性肖像写真は影を強調する方向で照明を操作することが多いです。
お礼
>人物写真で人物に自然な立体感をつけようとすると結果的に影が強く出ない照明になるからです。 そうっだったのですか。納得です。 意図的に影を出す出さないのレベルではないので とりあえず人物が立体的になるよう気を付けて撮ってみます。
- yusuke0428
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こんばんは。別に影はあっても問題はありません。 というか、写真の技法として、影を生かすのは 基本中の基本でさえあります。 ご質問のページにあるような写真なら、影ありでも影なしでも 影に立体感があるので、どっちもアリだと思いますよ。 問題は、2次元の平面上で、被写体にべったり張り付いた影です。 壁をバックにストロボをたいて人物を撮ると、 人物の輪郭に沿ってできる影は、見苦しく感じます。 黒い衣類や黒い髪の毛などは、被写体の輪郭と合体して、 全体がぼんやりとした、はっきりしない写真になってしまいます。 単純に被写体の影ではなく、たとえば明るい手前の風景と、 暗い奥の風景を一緒にとるような場合には、手前の明るさに合わせて 暗い奥に照明やストロボをあてて、全体の明るさを均質にすることもあります。 さらに、構図のバランスとして、例にある写真の背景が真っ白な場合、 人物が所在なげに見えてしまいます。 また、この写真の影が左でなく右手に伸びていたら、 バランスの悪さをかんじるでしょう。 制作意図に沿って、余白を埋めるために影を生かすことがあれば、 余白を生かすために影を消すこともあります。 影は、どんな時にもない方が良いとか、絶対にあった方が良いとか、 極端な話ではなく、TPOによって使い分けるものだと思います。 写真や映画・ビデオの撮影現場に居る、いわゆる「照明さん」は 演出の都合によって、影を消したり、わざと影を浮き立たせたりします。 このように、影は時と場合によって被写体を引き立てるだけでなく 時に写真の主役にもなり、一方で1枚の写真の出来を台無しにしたりします。 明と暗、陰と陽をどう使い分けるか、いわゆる美的センスが問われる所です。
お礼
詳しい説明ありがとうございました。 影があってイイ場合、悪い場合とても参考になりました。 これまでプロが撮った写真を意識してみていなかったので影などにも 注意してみてみます。
お礼
>証明写真の場合は背景に影が出ていたらダメですよ そういえば証明写真や商品の写真に影は写ってないですね とても参考になりました。