専門誌のオートキャンパーで以前、デリボーイをベースにキャンピング
カーを作った人の体験談が載っていましたよ。なかに畳を敷いていました。
金額は覚えてないですが、内装や配管の知識がある人なら数十万円コース、
業者に全部頼むと 150 万円はするんじゃないでしょうか。
ちなみにシンクは既製品がたくさんあります。排水タンクも同様です。
トイレはスペースさえ作れば、ポータブルトイレは2万円以内で買えます。
汚物タンクだけを取り外せるカセットトイレになると、ボディーへの穴あけ
加工も必要となり、20万円コースになります。
冷蔵庫は家庭用の流用は難しく、車載専用品が必要です。とは言っても
4万円くらいからあります。ただし設置位置の調整などノウハウが必要です。
エンゲルなど上ブタ式なら設置位置も選ばないので簡単ですよ。
問題はシャワーです。温水が出ないと意味がないのでボイラーも必要に
なりますが、車載ボイラーは意外に大きく、配管も大変です。給水ポンプも
シンクだけなら数千円の簡易品で十分ですが、シャワーに使うとなると水圧
スイッチ付きの専用品(最低2万円くらい)が必要となります。ちなみに
排水タンクは既製品があるので、大した問題ではありません。
あとクーラーとサブバッテリー4個も大仕事ですね。ただ繋げばいいと
いうものではなく、それなりに大がかりな回路をかませて、過電流の防止や
方減りの防止対策が必要です。室外機の取り付け位置も考えないとならないし、
ヘタすればここだけで 100 万円コースです。
※バッテリーは1~2個だけで使うならさほど大変ではありませんが、
3つ以上になるとバランスを取るのが大変で、素人の手に負えなくなります。
いろいろ書きましたが、「デリボーイでキャンピングカーを作る」だけなら
それほど大変ではありません。シャワーとクーラーをあきらめれば、十分に
実現可能です。知人の知人ですが、デリボーイを改造して映画撮影の機材車に
した人がいます。発電機も搭載し、夜間撮影に対応しているそうです。
ただ、デリボーイは街なかでの配達が前提の車両なので、高速道路を長時間
走っているとオーバーヒートしやすいのが難点だそうです。
お礼
詳しくありがとうございます。出来ないこ無いけどかなり難しそうですね。予算はどうにかなりそうですが。何処に頼むかですよね。あとベース車両事態もかなり古いと来たら故障も頻繁。50万以内でこれだけの設備をつけれるベース車両がなかなか無いので厳しい所ですね。何かいいとベース車両ありませんかね。