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事故の相手に謝罪と誠意を示すのは日本だけ?
- 交通事故の場合、相手に対して謝罪や誠意を示すことは日本の文化です。
- 相手に対して謝罪や誠意を示すことで、揉め事を避けたり、示談が成立しやすくなったりすることがあります。
- 一方、外国では保険会社や弁護士を代理人として交渉が行われることが多いため、謝罪や誠意を示す必要がないこともあります。
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見舞いとか、誠意とかの話は日本独特の習慣だと思います。 見舞いに行かなかったとか、謝罪をしなくても事故の過失割合等に影響はでないはずです。 交通事故の場合誠意がないという言葉を良く聴かされますが、その場合の誠意てなんなんでしょうね? 被害者の言うなりになって損害を賠償さえすればそれを誠意と取る被害者が多いですよね。とくに、自動車事故で保険がついていて保険で賠償をするケースでは被害者は自分の損害すら立証しようとせず加害保険会社に一任し保険会社が出した金額が少ないなどのクレームをつけ何とか賠償額のアップを要求してきます。もともと賠償請求は被害者が被害額を立証し加害者に請求し、加害者はその請求額が妥当であるか判断をし賠償に応じるもので、加害者が被害者の損害を立証する必要がないはずです。示談という解決方法は日本独自の解決方法だと聞いています。 あなたの仰るとおり外国では損害賠償は訴訟により解決しているそうです。 私はあなたの意見に大賛成です。 誠意がないから訴訟するとは限りませんし、被害者は自分の要求が通らないとすぐ裁判を起こすなどと脅してきますが、加害者が保険に入っている場合などは脅しにもなりませんし、裁判を起こすにも費用がかかることもわかっていないのではないですか? こちらの回答者が弁護士に相談してみろとか回答をしていますが弁護士に相談するにも相談料がかかりますし、自治体等で無料相談を受ければといっても、一般的な回答でしかなく、賠償額が大幅にアップしそうなケースは個別案件で別途費用がかかってくるはずです。 現在の、交通事故の解決は90%以上が示談による解決だそうですから訴訟になるのは余程レアーなケースでしょう。
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- yokohamahope
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随分古い話で恐縮ですが。 私はヨーロッパで交通事故の加害者になりました。 一般道のカーブで雨の為スリップして曲がりきれずに対向車線に入り込み、対向車と衝突しました。 私自身に怪我はなかったのですが、対向車のドライバーが入院しました。 この時の処理は全て保険会社が行い、私自身はドライバーに面接することや謝罪の意を伝える等の機会は一切なしでした。 事故に対する刑事責任については、事故地の裁判所で簡易裁判(人身事故ですが加害者が外国人だったので簡易裁判になったと聞きました)を受け罰金刑となりました。 注)私自身はその国に駐在していましたが、国内の旅先での事故で、対向車のドライバーはトルコ人でドイツからトルコに帰国途中の事故でした。 何かの参考になれば。
お礼
有難うございました。 実際に事故に遭遇された方からお話を頂き、恐縮です。 予想どおり事故後、相手との接触は保険会社に全て任されているようですね。 今回の質問を通じて感じた事は、たしかに当事者間で穏便に済ませる事が出来れば最高なのですが、例えば相手の方が圧倒的に悪くても怪我で入院した場合、挨拶に来ていないとか誠意が感じられないとか、いつの間にか反対側の方が悪く思われると聞きましたので、それはおかしいだろうと感じたしだいです。 これって、もしかすると、ゴネルと保険会社からの慰謝料を多く取れるとかの計算が働いているのかなとも思います。 一般の犯罪や、100対0の事故を除けば、多くの交通事故は双方に何がしかの原因や責任があるわけで、言ってみれば「お互い様」というものではないかなと感じています。 多分、日本以外の国ではそのような仕組みになっているのでしょうね。
- rokutaro36
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>その場合でも怪我をさせた方が謝らなければいけないという事になるの でしょうか? この辺がちょっと分からないところです。 道義的責任は、謝罪して終わり……と、申し上げました。 つまり、賠償の問題とは別なのです。 どちらが悪かろうが、ケガをさせたのなら、ケガをさせたことに対して、 謝罪をする……これが、道義的責任です。 つまり、法的な問題とは無関係の問題なのです。 プロ野球を例に取りましょう。 ピッチャーAがバッターBに対して、ルールに乗っ取り、ボールを 投げましたが、コントロールが乱れて、Bに当たって、Bは指を 骨折してしまいました。 この場合、ルールに従っての偶発の事故なので、 AはBに対して、損害賠償責任を負いません。 つまり、AはBに対して、法的責任は何もありません。 でも、Aが「避けなかった、Bが悪い」……と、言ってしまえば 感情のもつれが生じます。 AがBに対して、骨折させてしまったことに、道義的な責任が あるでしょう……となるのです。 そして、「ごめんなさい」と謝ることで、責任は果たされます。 道義的責任は、謝れば、それで責任は果たされるのです。 つまり、道義的責任とは、感情の問題なのですよ。 米国では、この道義的責任ような行為を曖昧に行うと、 相手に付け込まれるので、謝るな、と言われますが、 感情の問題は、米国人も日本人も大差ないです。 なので、感情の問題も、はっきりと言います。 例えば、車の事故で、双方の責任が50対50でも、 相手の車がヴィンテージカーだったとしたら…… 「大切な車が傷ついたことに対して、同情します」とか、 「お気持ちをさっします」 などという言葉は掛けるのですよ。 となると…… 「いや、良いんだ。こっちも悪かったんだし…… お宅の車も壊れたんだから」 となるのです。 人間、やはり、感情は重要なのですよ。
お礼
有難うございました。 よく損保会社が「まず菓子折りを持って挨拶に行くように」と勧めるのは(どちらがより責任が重いかは別として)怪我をした方の感情を考えているわけですね。 もし双方の感情がもつれて示談が成立せず訴訟問題になった時、保険会社としても面倒臭いからでしょうね。 法律について、とても勉強になりました。
- siege7898
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他の方がおっしゃられているように、日本では示談をスムーズに進める為にお詫びや誠意が必要です。これは国民性によるものだと思います。 さて、外国の場合ですが、これは国によって異なります。私が見てきた限りでは、アメリカやヨーロッパでは事故が起きるとお互いに現状を確認した後双方が弁護士もしくは保険会社に連絡、謝罪などはしてないみたいでした。 インドの場合は双方がすぐに車から降りてきて取っ組み合いのケンカ、それに群集が加わってちょっとした暴動のようになってましたよ。タイでは謝ったりしてましたので日本と近いのかなと思いました。中東やアフリカでは事故を見たことがないのでちょっとわかりませんが、何となくインドの場合に近いのではないかなと思っています。
お礼
有難うございました。 へー、インドでは喧嘩になるわけですか。 もしかすると日本のように任意保険の制度がキチッとしていなくて、黙っているとこちらの方が悪くなるような環境になっているのかも知れないなと感じました。 私が疑問に感じて質問したのがこの辺なのです。 つまり、どうせ双方の保険会社が過失割合を協議して決めて、それが最終のものになるわけですから、どちらが悪いとか、謝れとか、そんな感情的になっても何の意味も無いのでは? と考えたわけです。 それだったら、事故の現場でお互いに保険会社と警察に連絡して、後は保険会社にお任せ ・・・ お互いにこちらの方が楽なような感じがしています。
- rokutaro36
- ベストアンサー率55% (5458/9820)
道義的責任と賠償責任を混同しているように思います。 保険会社が扱うのは、賠償責任です。 道義的責任は、当事者同士で話し合うことです。 道義的責任は、いわゆる謝罪であって、金銭は伴いません。 金銭が伴うのは、賠償責任です。 保険会社が、謝罪した方が良いというのは、 示談=和解なので、相手側がOKをしないと示談にならないからです。 つまり、相手が感情的になり、示談に応じなければ、 話がこじれて、裁判にもなりかねないので、謝罪して、 道義的責任を果たしておいてください……ということです。 そうすれば、保険会社は、手続きをしやすくなりますから。 道義的責任は、民事の賠償には影響しませんが、 刑事訴訟には影響します。 例えば、加害者が被害者に追突して、ケガを負わせた場合、 自動車運転致傷という刑事罰の裁判になりますが、 そのとき、相手側に謝罪していないと、反省していないとなり、 罰が重くなります。 保険会社が扱うのは、あくまでも、損害賠償です。 道義的責任の問題や、刑事罰の問題は、全くの別問題です。 尚、これは、米国でも同じです。 米国では、懲罰的な賠償や刑を言い渡すことが可能なので、 反省していないとなれば、法外な賠償となります。 電子レンジで濡れたペットを乾燥させて、ペットを殺した人が、 電子レンジの会社を相手に損害賠償の裁判を起こして、 勝って、高額の賠償金を手にしたのは有名な話ですが、 徹底的に争ったことで、電子レンジの会社には反省の色がない…… ということで、懲罰的な判決が出たのだと、記憶しています。
お礼
有難うございました。 同義的責任と賠償責任の2種類があるわけですか。 で、同義的責任はその後の刑事的責任を左右するのですね。 だから少しでも軽くしてもらおうとして謝罪に行ったりするわけですか。 でも、例えば出会いがしらの衝突事故の場合なんて、双方に責任があると思うのですが、その場合でも怪我をさせた方が謝らなければいけないという事になるのでしょうか? この辺がちょっと分からないところです。
- ag0045
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訴訟社会と言われるアメリカでは、なんでもかんでも弁護士が 対応します。 隣家とのいざこざでも双方はすぐに弁護士依頼します。 でも日本では弁護士に依頼すれば、着手金として30万円 ぐらいがとられます。 これは訴訟で勝っても戻りません。 アメリカでは着手金という仕組みが通常はありませんので 誰でも気軽に弁護士を利用します。 そのためにA t t o r n e y(事務弁護士)が身近かに存在 して、法律行為はすべて対応します。 向こうでは謝るということは非を認めることになるので まず双方が弁護士に依頼して事務的に処理します。 もちろん、保険があればこれも事務的に対応して終わりです。 菓子折りをもってお詫びなんてまずないのです。 70年近い戦争中の事を未だに日本に謝罪を求めるような 中国は日本と同じ国民性かも・・・
お礼
有難うございました。 やっぱりアメリカではドライに処理するようですね。 日本は一体いつから今のように菓子折を持って挨拶に行くとかの習慣が出来たのでしょうね? 前方不注意による追突のように、事故の原因が完全に一方の方に責任がある場合なら理解できるのですが、それ以外の双方が動いている時の事故なんて「お互い様」のようなイメージがあります。 それと、中国人の場合は絶対に謝罪しないと思います。 自分の方が100%悪くても、「相手さえその道路にいなければ事故は起きなかった、従って相手の方が悪い」と胸を張って主張するように思います。
お礼
有難うございました。 やっぱり相手に謝罪するとか誠意を見せるとかいうのは、日本だけのようですね。 考えれば日本人ほど裁判沙汰を避ける民族は無いように感じます。 アメリカ人などは平気で訴訟を起こすと聞いています。 そのため「訴訟大国アメリカ」と言われるようです。 それが良いかどうかは判断が分かれると思いますが、多額の任意保険に加入していて、例えば明らかに相手の方が悪いのに怪我をして入院でもした日には、こちらの方が犯罪者扱いされるようなイメージがあります。 私の場合は幸いにしてそのような経験は無いのですが、話ではみんな本当に苦労していると聞きます。 で、保険会社の方にしても示談が早く終えたいために、菓子折を持って挨拶に行くよう勧めると聞きます。 なんか変な国ですね。