本当に中学レベルなら、恥を忍んで中学生用の塾の基礎クラスに行けばいいでしょう。
高校生大学受験生向けの予備校に期待してはいけません。
その前に、本当に中学生向けのことをしなければならないか、極普通の公立高校の入試過去問を解いて確認してください。
大学入試で使う科目・分野について解いて、8割取れるかどうか見てください。
解いたんだったらどれくらい取れたかを書いてください。
取れないようなら中学の学習内容をやり直す必要があります。
壊滅状態ならみっちりやらなければならないでしょう。
特に壊滅状態の場合、そもそも夏期講習程度でどうにかなる量では済まないはずです。それで済むなら高校受験生は困りません。
もし高校生大学受験生向けの予備校に行くのだとしたら、入門用教材を書いている著者の講義がどうか、でしょう。
書店で大学入試の入門用教材を色々立ち読みして、このレベルならついて行けそうだ、というものがあれば(ほぼ無い、ということもあるでしょう)、その著者を探すというのは手でしょう。
もちろんその著者の講義なら何でも良いわけではなく、あなたのお話が本当なら、初級の講義に限られるでしょう。
というか、
塾や予備校や個別指導に行けば魔法使いが居て魔法で学力を上げてくれるわけではありません。
中学レベルの勉強くらいどうとでもやっていけるでしょう。
あなたの高校の先生はあなたと同じ学力レベル、というわけではありませんし、高校の先生だから中学の勉強が解らないわけでもありません。
予備校の夏期講習に頼る前に、まず今どうにかすることを考えましょう。
予備校に行ってみることや、行ってみて授業がさっぱり理解できないという経験をすることまで、反対するつもりはありませんが。
中学レベルで躓いているのに、高校生用の教材や普通の予備校にしがみついたって、下手するとお金と時間だけ取られて学力が一切伸びないということすらあるでしょう。
真面目に予復習しても、です。
自分の実力より難しい勉強は、自分にとっては難しいので、そのレベルにあった人なら30分で終わる予習も、5時間かかって何の事やらさっぱり判らず、ということになり、
授業は自分が解らないことになど触れず、何の事やらさっぱり判らず、何やら小難しいことをポイントとして上げているけれどそれも何の事やらピンと来ず、
復習はやることが山のようでどこから手を付けて良いのやら判らないし、何しろ授業が全く理解できていないのに復習なんてできない、
というようなことになるでしょう。
経験談なので大体間違いないです。
週1回、半期聴いてみましたが、自分が如何にできないか、毎週5~6時間は無駄にした勘定になりますが、良い経験ではありました。
自分の学力がどれほどなのか。
どこまでのことが身に付いていて、どこから勉強を開始しなければならないのか。
偏差値30から50?簡単だよ。なんて返事が、如何に軽薄で役に立たないか、少し判ったんじゃないでしょうか。
大丈夫、受かる、100人にそう言われたところで、実際あなたがどう行動すれば良いかはさっぱり判らない。違いますか?
真面目にそれなりに勉強してきて、極標準的な受験生の学力があるなら一般論を答えればいいのですが(だからそういう人は質問する必要すらないのですが)、あなたの場合はそこから違うでしょう。
少しでも学力を上げる気があるなら、あなたの場合はちゃんとお返事しないとダメですよ。
あなたに必要なのは、沢山の回答を貰うことではなくて、一つ一つのことについてきちんと返事をして、自分が何をすべきかを探すことです。
何か質問があれば(無いはずが無いんですが)お礼の欄に。
あなたが返事をしないまま質問を開けていても意味がありません。
聞かれたことに真摯に答えて、それで質問を煮詰めていって、そのために質問を開けておくことには意味がありますが。
黙って口を開けていれば誰かご飯を放り込んでくれるだろう、とは思わないでください。
高三なのに中学レベル、というのは、それが本当なら道を外れているわけです。
横浜から国道一号線を名古屋方面に歩いています、今茅ヶ崎です、下田に行くにはどこで曲がればいいでしょう、という質問には答えられると思いますが、
道を外れている人は、今どこにいるのか、どういう状態なのか、ということから丁寧に説明しないと相手にはさっぱり判りません。少なくとも聞かれたら答えないと。
それは個別指導でも同じ事だと思います。
高校入試過去問を解いて、個別指導の先生に見せたでしょうか?
ちゃんとあなたにあったレベルのことを教えて貰えているのでしょうか?(それなら夏期講習を、なんて話が何故出てくるのか)
相手が誰であっても、道を外れた人は、まず自分のことをちゃんと説明することが重要で不可欠です。
学力がどうなっているのか、どういう教材をやったのか、やってみてどうだったのか、等々。
なお、まともな予備校にそのレベルのことが期待できないのは、
1.高三浪人生で中学レベルのことをしなければならない人は概ね不勉強で、したがって人が集まらない。
2.中学レベルのことをしますよ、ということは、まともな大学には間に合いませんよ、ということと同義であって(桜美林なら判らないけれど)、予備校の実績にならない。
という客観的な理由がありそうです。
補足
中学レベルです