服についた体臭(加齢臭というかオヤジ臭)が固形石鹸で洗濯したら抜けました
加齢臭の成分は「ノネナール」だそうですが、
中年の臭いは「ペラルゴン酸」だと聞いたことがあります。
今回問題なのは、おそらく後者ではないかと思っています。
さて、通常の洗濯では洗濯物(特に下着)の体臭が抜けず、大変困っておりました。
着ている本人が不快で、さらに周囲をも不快にしていると考えると一層憂鬱なものです。
これまで洗濯法はいろいろと試してきました。
(つけ置き)洗濯用洗剤を溶かした洗剤液に一晩つける(⇒×)
(洗い直し)洗濯機で、計2~3回洗い直す(⇒△、多少は減るがかなり不十分)
(酸)お酢を加えた水や洗剤液に一晩つける(⇒×)
(アルカリ)重曹を加えた洗剤液に一晩つける(⇒×)
(漂白剤)ハイドハイターに一晩つける(⇒×)
(防臭製品)レノアに一晩つける(⇒××、レノアの臭いがついただけで逆効果)
(消臭製品)デオラフレッシュに一晩つける(⇒×)
(熱湯つけ置き)シャワー最高温(75℃)の濃い洗剤液に冷めるまでつける(⇒△)
「熱湯つけ置き」に幾らか効果があったようなので、
このところはこれを2~3回繰り返した後、バケツから洗濯機に移し洗っていました。
しかし、時間・手間がかかりとても大変です。
でも、回数を減らすと確実に臭うし、最近は2回でも許容範囲を完全に超えています。
そこで、また洗濯法開発の(強制的な)実験です。
昔、母が「布巾を固形石鹸で洗うと綺麗になる」と言っていたのを思い出し、
洗面台で固形石鹸を手に溶いて、体臭のする靴下を洗ってみました。
靴下の一部分を握って全体を擦りつけるというような洗い方です。
使った石鹸は「薬用石鹸ミューズ」と、ミヨシの「微香性(無添加?)石鹸」です。
乾燥後、洗っていない靴下と比べると、この洗濯法でほぼ臭いが抜けたようです。
頑固な体臭を落とす方法があったということで、ひとまず安心したのですが、
洗濯のたびに1枚ずつごしごし擦るのもかなり面倒です。
なので、もっと簡単な方法にオプティマイズしていきたいところです。
そこで、「なぜ固形石鹸だと臭いが落ちるのか?」に関する考察と、
多めの洗濯物でも比較的簡単に処理できるような方法のご提案をいただきたく思います。
もちろん、もっと良い別種の洗濯法があれば、ぜひ教えていただきたいと思います。
(「クリーニングに出す」のような方法はちょっと・・・)
できれば、ご経験に基づいてご回答をいただくか、
化学的・応用化学的な視点からの推論によりご回答いただけることを期待いたします。
よろしくお願いいたします。
*単なる汗の臭いや、微生物繁殖による雑巾臭のことは、ここでは除外します。
*体質改善など、別の問題解決法に関しては、ここでは取り上げません。