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「ダビング」という言葉をなぜ使う?
「教えて!goo」の質問を見ていて思うのですが、なぜ「ダビング」という言葉を使用するのでしょう? そもそも「ダビング」とは、本来の素材に何らかの加工を伴ったものを示すことであり、単純な複製は「ダビング」ではなく「コピー」でしかあり得ません。 「ダビング」という言葉を常日頃使用している方たちは、数百万円程度する自動編集機等々非常に高額な「ダビング用機材」を所持しているようには思えないのですが如何なものでしょう。 例えば、「コピーガード」と言う言葉はこちらをご覧になっている方ならご存知だと思われますが、「ダビングガード」などというものはありませんよね。 それは、完全に仕上がっている市販ソフトを「ダビング」する人など世の中には皆無であるからだと思うのですが。
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単に『コピー』と聞くと『紙に印刷されて出てくるもの』 と言うイメージがあったためではないですかね。 『紙という出力』と『音という出力』という程度の区別かと思います。 日本人は下らん言葉の使い分けをするんだな ガラスは窓にはまっていて、グラスは飲み物を入れるもの スティックは棒、ステッキは杖 『コピーして』と言うセリフならば紙へ印刷 『ダビングして』ならばテープに移す そう染み付いている。それだけかと思いますよ。 無論どちらも著作権と言う概念からすれば違法かもしれませんが 仲間内数名で歌詞の共有ならばグレーゾーンなんです。 『言い方が違う=違法性を誤魔化す』正直これはいささか乱暴な発言かと思います。(全て推論の域をでていませんのであしからず)
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- yuhzohsan
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今後のことも含めて違う角度からのアドバイスです。 (1)「コピー」は複製を作るという意味から「著作権があるものについては違法」です。 (2)では、「違法でない複製は何と呼ぶか」となりますが、この場合は「バックアップ」(予備をつくる)と呼びます。 (3)こうすれば「違法」でなくなります。 但し、例えば、ほんちゃんの「CD」を自分でもっている場合に限る、となりますが実際のところ「借りてコピー」していても「バックアップ」と呼ぶほうが良いようです。
お礼
「ダビング」と言う言葉の誤用が、ここまで浸透してしまった現在に於いて、 「バックアップ」という呼び方が普及するとは思えないんですよね。 コンピュータ用ソフトなどで「バックアップ」と呼ぶかもしれませんが、 一般の音楽CDなどをコピーする際に「ダビング」と呼んでしまう一般人さん達に、 この呼び方は普及しないように思えてしまうのですが如何なものでしょう?
お気持ちは解ります。 業務で編集作業を行った経験のある方、 また、放送影像のプロの方、その方面の方から すれば、当然。間違いだと思うでしょう。 似た話で、家庭用ビデオデッキで、TBC搭載と唱っていても、経験者からすれば、単なるオモチャです。 でも、それをここであえて問題にしなくてもいいでは ありませんか。一般家庭と、プロフェッショナルの感性の違いであり、大きな問題ではありません。 自分の専門外の事では、無知である可能性だってあります。 私は、放送局のカメラマンさんに師事し、本格編集の為に何百万の機材も買い揃えました。沢山結婚式や行事、企業プロモーションもつくりました。ご依頼の方々から、頻繁に「ダビング」の台詞が出ましたが、「そんなもんだ。」と割り切っていました。彼らにとっては、「同じ事」なのですから。 解ると思いますが、1フレームずつ行う地道な編集、リップシンクロがあわず、たった10秒の編集に1時間かけても、見る時はあっと言う間です。それで評価は、「綺麗に撮れてるね」です。本来、それこそプロであり、編集の苦労がわかる作品を作る様では、「素人」です。なお、この作業こそが、本来のダビングなのですが。最近はパソコンで楽になりましたね。 ですから、一般の方が使うのは、「どちらでもいいよ。わかるから。」が、私の返答です。手を加えて欲しい時は、「編集して。字も入れてね」など、ちゃんと意志表示しますから、まったく問題ありません。 大人の態度で生きましょう。
お礼
インターネットの世界でも似たようなことがありますね。 ウェブサイトやウェブページのことを「ホームページ」と読んでいることに。 トップでもないページのことを「ホームページ」と呼ぶことは明らかな誤用なのですが、残念ながらまかり通ってしまっています。 これも、一般人がコピーのことを「ダビング」と誤って呼ぶ現象と似ていると思うのです。 「ホームページ」や「ダビング」などと言う言葉を好きこのんで使用する人達は、いわゆる「ライトユーザー」と言う判断をしてしまいますが?
- hitsujicom
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ダビングと言う言葉について初めて考えさせられました。 そう言えばダブルカセットが初めて出た時、その用途はカラオケでした。 カラオケを流しながら自分の歌が入ったテープを作ると言うのが目的だったと思います。 だから、ダビング機能と言ったのでしょう。 しかし、実際はカセットテープのコピーに使われる事が多くなり、それに便乗したメーカーがダビングと言う言葉をそのまま残したのでしょうね。 まあ、CDのデジタル音源をアナログのカセットテープに録音すればダビングという気もします。 CDのデジタル信号をそのままCDに焼けばコピーですよね。 専門家では無いのですが、確かダブルデッキってシャープ製が初めじゃなかったしょうか?それが私の家にあったので回答してみました。 テープの速度が変えられるすごいラジカセでした^^
お礼
私も昭和50年代に放送されていたシャープ社のTVCMが多大な影響を与えたのではないかと思います。 それまでは、一般人が「ダビング」などという言葉を使用することは殆ど無かったでしょうね。
「ダビング」と言う言葉の解釈は質問者さんが書かれている通りだと思いますが、別に「ダビンング」でも「コピー」でもやってる側にとってはどっちでも言いように思います。厳密に言えば言葉の誤用になるかもしれませんが、私も日頃「ダビング」と言う言葉は良く使いますね。 >「ダビング」という言葉を常日頃使用している方たちは、数百万円程度する自動編集機等々非常に高額な「ダビング用機材」を所持しているようには思えないのですが如何なものでしょう。⇒これは高価なプロ用器材を持っていなければ「ダビング」と言う言葉は使ってはいけない!と言うように取れますが、コピーと言ってもダメって事でしょうか? 日本人にとっては言葉の解釈以上に日頃使い慣れた言葉や、周りが使ってる言葉が誤用であろうがなかろうが、良く一般的に使われる傾向にあるように思えます。一例を挙げておくと、「ゴム」は英語ではありません。これを英語と思っている方が多いですが、アメリカ人に「ゴム」と言っても通じません。「ラバー」が正解です。ちょっと例えが違うかもしれませんが、これと良く似た感じではないでしょうか? 私は別に「ダビング」でも「コピー」でも違和感なく使っています。相手にそれは間違いだ!と言う事もありませんし、指摘された事もありません。
お礼
私も、何も知らなかった学生の頃は、複製することを「ダビング」だと思い、何食わぬ顔で使用していました。 今思えば、とても恥ずかしい間違いなのですが、専門家の方々から陰で笑われていたのかもしれません(笑 >プロ用器材を持っていなければ「ダビング」と言う言葉は使ってはいけない ちょっと誤解がありましたね。 たとえば、2時間程度カメラ録りしたテープがあったとします。 これを編集することを「ダビング」といい、カメラ録りした2時間テープそのものを丸々複製することを「コピー」と言います。 要するに、気に入ったシーンだけを別のテープに録画してBGMも加え、説明用の字幕やテロップなどを付ける行為自体が一連の「ダビング作業」です。 確かに、ぶつ切りで精度も関係なく、仕上がりに対して責任を持てないような形でも良いのであれば、家庭用の一般VCRでも可能であると思いますが、 ある程度の水準を保つためには業務用の機材でないと不可能だと思うんですよね。 これを、市販ソフトに置き換えますと、自分なりに「ダビング」して楽しむ人など、まずいないはずなんです。 市販ソフトは完全に仕上がっているモノですからね。ですから行っている行為は、全て「コピー」であると私は思いますよ。
それは、アナログテープ時代に テープに記録された音楽を再生しながら別のテープに 録音する行為をダビングと呼んでいたからです。 その名残りですね。
お礼
早速のご回答ありがとう御座います。 1980年代だと思うのですが、ダブルカセットデッキが出始めた頃メーカー側が「ダビング」とひっきりなしにTVCMしていましたね。 当時は、レコードを丸々テープに「コピー」することしかしなかったと思うのですが、これに対しても「ダビング」という言葉を用い、著作権者に対しての風当たりを和らげようとした感があります。 それが今日の「ダビング」と言う言葉の誤用に繋がっているのですから何とも皮肉な結果だと思います。
お礼
「コピー」=「紙」と言う風な考えになったのも、ここ十数年のことではないかと思います。 人によっては「ゼロックス」や「青焼き」「白焼き」などとおっしゃるご年配の方もいらっしゃいますからね。 ダブルデッキが発売された当初、レコードやカセットテープを丸々「コピー」できますよ!というような宣伝文句では、やはりまずいとメーカー側が考えたのではないかと私は思います。 現在でも家電製品のカタログには、「ダビング」と言う言葉が表記されていますから、「違法性を誤魔化す」意味合いも、多少はあるのではないかと考えてしまうのですが?