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漫画の文字
漫画の文字ってどうやって入れるんですか? ていうか、作者さん達は文字の大きさと数をわざわざ計算して書くんですか? 漫画読んでいてよく思うんですが、詳しく教えてください。
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- cgy02110
- ベストアンサー率42% (241/572)
No6です。5番様の「パソコン」という言葉が引っかかったので、再び登場です。 確かに、最近ではパソコンを使う作家さんが増えましたね。もっとも、全行程にパソコンを使うというのではなく、カラー原稿で色を塗るときにだけ使う人が多いらしいのですが…。 が、ほとんどの行程をパソコンでこなしてしまう作家さんがいるのも事実です。たとえば、『かってに改蔵(http://websunday.net/rensai/set_kaizo.html)』をサンデーにて連載中の久米田 康治先生。作業の効率化を図るために、白黒原稿を描くときにもパソコンを利用されているそうです。詳しいことは、参考URL欄一つ目や、単行本2巻62ページに書いてあります。当時の『改蔵』は、久米田先生がパソコンで描くことに慣れていないせいか、線と漫画の内容が相当フラフラしています。それに当時は、白黒原稿はパソコンに向かないと言われていたそうです。 が、次第に慣れてきたようで、最近では素晴らしい絵と漫画を描いていらっしゃいます。ちなみに、「紙に書いたモノをスキャナーで読み取ると、やや線が太くなってしまうという問題を解決すべく、画期的な方法を編み出した」のも、久米田先生であると言われています。だから、『改蔵』の線は細いのかもしれませんね。 久米田先生以外では、マガジンにて『魔法先生ネギま!』を連載中の赤松 健先生。赤松先生についてはあまり詳しくありませんので、詳しくは参考URL欄二つ目を参考にされてください。『赤松先生公式サイト(http://ailove.net/main.html)』内にある日記です。たま~に裏話も載りますよ(笑)
- cgy02110
- ベストアンサー率42% (241/572)
どーも。cgy02110と申します。名前は、昔使っていたプロバイダーのユーザーIDから取りました。何も考えずに付けた名前なので、かなり恥ずかしいんですョ(笑) う~ん、難しいご質問ですねぇ。ギョーカイの裏側が垣間見られるという、興味深いご質問ではありますが、一般人の私には答えられそうにありません。 そこで、私からはホームページを紹介させていただきます。 参考URL欄の一つ目は、『週刊少年サンデー公式サイト(http://websunday.net/)』の中にある『まんカレ講座』というトコから引っ張ってきたモノです。そこの『part02●セリフの文字はこう書け!!』、かなり参考になるかと思います。 参考URL欄二つ目も、サンデーのサイト内にある『目指せ! まんが家』というサイトのアドレスです。漫画の投稿方法や持ち込み方法、さらにはメールマガジン(まんカレ通信)なんてのも載ってますので、こちらもオススメです。 他の雑誌でも、漫画の描き方に関する情報を載せてるとこがありますね。たとえば『りぼん(http://ribon.shueisha.co.jp/comics/comics.html)』とか。それ以外にも、プロの漫画家さんが公式サイトを運営されていることもありますので、一度探してみてはいかがでしょうか。ただし、上級レベルの作家さんともなると、我々素人には理解できそうもない「超高等漫画論」を語っていたりします。その点では、少し注意が必要ですね。でも、そういうのに一度触れておいてもいいかも。 インターネット以外で情報を仕入れるとなれば、漫画雑誌ですかね。サンデーなんかを読んでると、時折「漫画家になるために」といったコーナーを見かけます。また、単行本にそういった情報を載せている作家さんもいらっしゃいますね。後は、自分で描いた漫画を出版社に持ち込んで、そのときに質問してみるとか。 我々一般人の知識には限界がありますから、やっぱり情報はプロから仕入れた方がいいと思いますよ。その情報が必ずしも「正解」だとは断言できませんが、少なくとも「正解」である確率は増すハズです。
- nekopatroal
- ベストアンサー率18% (114/619)
元印刷会社勤務です。 原稿にはだいたいのイメージで文字をいれておいてもらえればなんとかします。 活字にしたい文字は、鉛筆で入れておきます。 鉛筆書きの文字を、その文字と同じくらいの大きさで、入れたい範囲に収まるように写植屋さんが活字を組みます。この時出力される字は白い印画紙に乗っています。 印刷屋さんかデザイナー或いは出版社の方が、原稿の鉛筆書きを消して活字を貼り付けます。こういうのはアルバイトさんの仕事かもしれません。 フキダシの中に入っていなくても、原稿上に鉛筆で文字が入っていれば活字になります。斜めに入っていれば斜めに貼られます。 鉛筆書きではなく、ペンで文字を入れておけばそれはそのまま絵の一部として生かされます。 また、ベタの中に白抜き文字や白フチ取り文字が入ることがありますね。 写植屋さんからもらう字はみんな白い印画紙に黒文字ですから、貼るだけではいけません。印刷屋さんの多大なる協力があって望みが叶います。 作家さんは黒い原稿にどうやって文字を書いておけば良いかというと、原稿(部分的でも大丈夫と思います)の上にトレーシングペーパーをかけ、活字を入れたい部分に鉛筆で文字を書き込みます。 スクリーントーンや絵にかぶるように活字を入れたい時にも、同様の作業で活字が乗ります。 どうしても書体にこだわりたい場合には書体を指定します。この時もトレーシングペーパーをかけておけば解かりやすく、伝わり漏れも少なくなります。また原稿も汚れずに済みます。 具体的に指定するのも勿論良いのですが、書体を知らなくても「太く」「極太」や「かわいい字」「弱々しい字」「おどろおどろしい書体」など抽象的な指定でも、その道のプロが希望に合わせた書体をみつくろってくれるので大丈夫です。 また、作家の方で特に指定がなくても、編集部側で「ここは怒鳴り声だから太い書体を指定しよう」等臨機応変な判断が下ることもあるかと思います。 と、十数年前までの写植及び印刷事情で解説しましたが、今は印刷業界も漫画作家もパソコンを利用した技術の導入が著しく、どんなことになっているのやら解かりませんが。 ご参考まで。
- EKTAR
- ベストアンサー率25% (35/137)
むかしは、写植でしたがいまは、スキャナーで原稿を読み取って、直接データ上に打ち込んでいるのもあるらしいです。 そしてそのまま印刷にかけます。 写植の級数フィルムは、大きな画材店で売っています。 もじの大きさは原稿原寸で16級から20級(4ミリから5ミリ)だった記憶があります。 だいたい明朝体の指定ですが、たまにゴシック体を使うこともあります。 特殊な字体は、明朝体より割増料金になるのでなるべく使わないです。 うちの会社(むかし写植機を置いていました)に来た原稿は、あらかじめ原稿用紙にふきだしに会うように改行位置を指定した原稿が来たことがあります。 文字は直接原稿に貼らずに、原稿の上にフィルムを載せてその上に貼ることが多いです。 わたしも、一度雑誌に載せていただいたことがありますが、戻ってきた原稿には貼ったあとがありませんでした。
- Row
- ベストアンサー率26% (249/938)
漫画のセリフに担当編集さんが貼る文字のことを”写植”と言います。 この写植にはいくつかのサイズが存在していて、そのカタログのようなもの(写植表)が存在しています。 この写植表は編集さんに言えば、簡単に手に入るもので、 文字が多いなと思ったら、写植表に照らし合わせて、 字数を整理したりすることもあるようです。 まあ、絵を描くプロですから、慣れて来れば文字の大きさなど、体で覚えられると思いますが。 あと、写植表の写植番号で文字の大きさや、文字体を指定することもあるようです。 写植表は、印刷屋さんで手に入れることも出来ると思います。(このへん心許ない情報ですので、確認が必要ですが)
- korokoro3857
- ベストアンサー率38% (71/185)
文字には細かくサイズがあって、ふきだし(漫画の文字を入れる所)に合うサイズを漫画原稿を受け取った編集者が貼り付けます。 大まかな行程は漫画を書き上げる(完成)→編集部に漫画原稿が行く→文字を貼り付ける(編集者)→印刷→製本という感じです。 ちなみに文字を貼り付けることを写植といいます。 文字のサイズが細かく色々あるので漫画家さんが細かい計算をしなくても大体の大きさでちゃんと文字が収まります^-^ 文字にふきだし(スペース)をあわせるのではなく、ふきだしに文字を合わせるという感じです。
せりふの長さにもよりますが、 手書きで文字を書き込めばだいたいの吹き出しの大きさが決まってきます。 多少のサイズの違いは編集部がなんとかしてくれます。