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創価学会員の方が公明党を支持する理由とは?
- 創価学会員の方々が公明党を支持する理由はなんでしょうか。公明党は政教分離を守っているため、創価学会への利益誘導を期待して投票することはありえないでしょう。
- なぜ創価学会の方は自民党や民主党にぶれずに公明党を支持するのでしょうか。党の方針やマニフェストの変化は少ないと考えられます。
- 公明党の主要な組織票に創価学会があるのはなぜでしょうか。創価学会員の方々が公明党の政策や信条に共感しているからかもしれません。
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元々は、第二代戸田会長時代の1955年の統一地方選から政治に進出して、1956年の参議院選挙に進出 この段階ではあくまでも創価学会政治部としての参加で 1656年の参議院選挙で議席獲得後、「公明政治連盟」として、創価学会政治部から独立して単独の政治組織にしました その後、第三代池田会長が就任後、党名を「公明党」と改称しました・・設立理念は「王仏冥合」「仏法民主主義」「国立戒壇」で宗教的側面が強い物です・・得に「国立戒壇」・・日蓮正宗の準国教化ですから 当然、公明党の議員は創価学会員で創価学会の役職を兼務していましたから、一般会員の支持は得やすい 自分達の仲間であり、自分達が作った政党ですから・・・これは今も変わりません 1969年の言論事件以後、公明党と創価学会の関係・・一般的には政教一致(政教分離問題)とか言われていることが問題になったので 公明党議員の創価学会の役職兼任をやめたり、党の綱領の変更(「王仏冥合」等を綱領から外す)をして宗教的側面を薄くして、一般的な政党として再出発したことになっています・・国民政党への脱皮 今も公明党議員の多くは創価学会員でありますから、その点は過去と変わることはありません 当然同じ仲間である創価学会員を応援する・・公明党を応援する・・事になります >創価学会員の方々が公明党を支持する理由はなんでしょうか ・会員に取っては、同じ会員・・仲間だから・・当然会員個々の活動状態により濃淡はありますが(積極度の違いに現れます) ・創価学会本部にとっては別な意味もありますが
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- coco1701
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#3です お礼有りがとうございます 一部補足を致します >この政治理念は、公明党が単独与党になった場合、実現されるのでしょうか。 つまり、日蓮正宗の準国教化が起きることを期待しているのでしょうか。これが起きるなら、もはや国教自体転換されるでしょう。 ・現在の公明党の綱領は下記を参照して下さい http://www.komei.or.jp/komei/platform/pdf/060930kouryo.pdf ・宗教的側面は無くなっています・・普通の政党と同じ・・普通の政党を同じになるように綱領を変更したのです ・この時点で、日蓮正宗の準国教化の方針は無くなりました・・・現在は別の意味でもありません (元々、創価学会は、日蓮正宗(総本山富士大石寺)の信徒団体ですから、その理念を実現する為の信徒の集合体の一つです・・創価学会の目的は日蓮正宗の宗祖:日蓮大聖人(日蓮のこと)の教えを広めること それで、それ以外の目的もありますが、合法的に日蓮正宗を国教にするべく、政治に進出 言論事件で問題が起きたので、組織的に分離、日蓮正宗国教化も取り下げました ・その後、創価学会と本山日蓮正宗の意見の対立(色々な理由があります)等が起きて、 1991年に創価学会は日蓮正宗から破門になっています・・それ以後現在まで対立状態が続いています >そうであるならば、私は非常に不安を感じます。 ・現状においてはその様な不安は不要です・・・現在その様な綱領もないし、関係もありません >また、個人的には、政教分離がない、という可能性は極めて少ないように思ってきました ・本来の政教分離は、国と宗教団体の関係を指す物なので・・・国が特定の宗教団体の便宜を図る等 個別の政党と個別の宗教団体との関係を指す物ではないのですが、過去の経緯、母体の宗教団体の規模が大きすぎる(名目ではなく実質稼働人員でも600万相当はいますから)・・社会的影響力が大きい等により その様に思う方がいることは否定できません・・・実際の所、創価学会婦人部の影響(公明党の集票はこの方達にかかっているので)は、公明党としても考慮する必要がありますから 一般の宗教団体、労働団体の政党に対する影響力より、創価学会の公明党に対する影響力はそれ以上になりますから (これは本来なら、政教分離の問題と言うより、影響力の問題なのですが・・一般的には政教分離問題として捉えられていますね) ・以上、個人的主観も含みますが、補足として追加されて頂きます
- ryuichi118
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創価学会(と言うよりは池田大作)が作った政党が公明党です。 ですので学会員は公明党を支持します。 公明党に票を入れるのはそれが正義だと信じているからです。 功徳があると信じているからです。 絶対に正しいと信じているからです。 池田大作が絶対に正しいと信じているように、公明党が正しいと教え込まれているからです。 政策は関係ありません。 「公明党だから」という理由で投票します。 池田大作を守るために公明党は全力を尽くします。 事実池田大作の証人喚問を阻止しました。 このように権力を利用して創価学会や池田大作にとって都合の悪い事には反対します。 これも利益誘導の一部ですね。
お礼
お返事ありがとうございます!。 <公明党に票を入れるのはそれが正義だと信じているからです。功徳があると信じているからです。> というのは、公明党=創価学会という図式を想定していらっしゃいますね。 そのような場合、人間の性として、理性的に政教分離をおこなうことは非常に難しくなると感じました。 私たちを救済するために法律をに違反することもあり得るからです。 啓蒙的な教義だと、つまり信者以外の方が信者よりも人としての位が低いというような教義の場合、特にその傾向が強くなるような気がします。 この問題は、一般論では割り切れない問題で、個別のケースごとに論じる必要がありますね。 このへんも聞いてみたいです。
- nontro_08
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創価学会の者です。 「宗教は、何のためにあるのでしょうか。 人々に幸福をもたらすためです。世界の平和を築くためです。よりよい社会を建設するためです。それが本来、宗教が果たさなければならない使命です。 したがって、もし、宗教が、人々の苦悩や社会の現実に対して目を閉ざし、無関心を決め込んでいるなら、それは、死んだ宗教だといわざるをえません。 さて、仏法の真髄である法華経では、慈悲の道を教えるとともに、万人に仏の生命があることを示し、生命の尊厳と平等を説いています。 創価学会は、この仏法の哲理を、人間の営みである文化や教育など、あらゆる分野で生かし、人々の幸福と平和に寄与することを目的としております。その考えに基づき、私たちは、政界にもメンバーを送り、さらに、政党をつくったんです」 「政治には、確固とした政治哲学、政治理念が必要です。それがなければ、根無し草のように、ただ状況に流されるだけの政治になり、民衆は動揺し、不幸になってしまう。 私たちは、仏法で説く慈悲や、生命の尊厳の哲学を理念とし、“根底”とした政治の実現を目指して、公明党をつくりました。 だが、それは、宗教を直接、政治の世界に持ち込むこととは違います。 公明党は、広く国民のために寄与することを目的とした政党であり、党と学会とは、運営面などでも、一線を画しております。 公明党も、創価学会も、平和と人びとの幸福を実現するという根本目的は同じですが、政治と宗教とは役割が異なります。 宗教は人間の精神の大地を耕すものです。そして、その広大な大地の上に、芽吹き、花開き、結実する草木が、政治も含め、広い意味での文化です。 私たちは、精神の土壌を耕し、政党という種子を植えました。 今後も、全力で応援はしますが、それがいかに育ち、どんな花を咲かせ、実をつけるかは、草木自体に任せるしかありません」 「各政党の政策も、政治家たちの主張も、イデオロギー色が濃厚であり、人類意識、真実の平和主義に立脚した政治家はいませんでした。また、当時、日本には、大企業やその経営者を擁護する政党や、大企業で働く組織労働者のための政党はあっても、町工場や小さな商店で働く、未組織労働者を守ろうとする政党はありませんでした。 しかし、その人たちこそ、人数も多く、苦しい生活を強いられている。 私たちは、そこに政治の光を送り、政治を民衆の手に取り戻さなければ、真実の社会の繁栄は、永久になくなってしまうだろうと考えました。 そこで、戸田先生は、一九五五年(同三十年)の地方議会の選挙に、弟子の代表を候補者として立て、政界に送ることを提案されました。 さらに、翌年には、協議のうえ、参議院に代表を送ることになったんです。 それが、大多数の会員の強い要望でもありました」 「当初、当選した学会員の議席は、特定の政党には属さず、無所属の議員として活動をしてきました。 しかし、日本の政党政治という現実のなかで、民衆の声を政治に反映していくためには、無所属では十分に力を発揮できないとの意見が、議員たちから出てきました。 また、政治団体を結成すべきだという強い世論もあって、公明政治連盟をつくり、やがて公明党を結成することになったんです」 (池田名誉会長著、小説「新・人間革命」より) 以上を読めば、なぜ創価学会が政治に進出したのか、わかると思います。参考までにお示しします。 確かに、党の方針や、マニュフェストは他党と大差なくても、問題はいかにそれを実行するかです。単なる「お題目」では話にならないのです。現政権の迷走ぶりは、「何のための政治であるか」という原点がないからでしょう。その点、公明党には、「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に入りきって、大衆の中に死んでいく」という、しっかりした原点があります。ですから、マニュフェストの実現率は、全政党の中でもトップです。 真に国民のために尽くしてくれる政治家・政党を支援することが、結局は自分自身に利益をもたらすことになるのです。ただ、創価学会だから公明党を支持しているというのではなく、公明党の政治家は真に国民のために尽くしているという確信があるから、学会員は公明党を支持し、友人・知人にも支持をお願いするのです。
お礼
長文の御回答ありがとうございます! <創価学会は、この仏法の哲理を、人間の営みである文化や教育など、あらゆる分野で生かし、人々の幸福と平和に寄与することを目的としております。その考えに基づき、私たちは、政界にもメンバーを送り、さらに、政党をつくったんです> この文章を見ると、創価学会=公明党の認識を池田名誉会長ご自身がもっていらっしゃるように読み取れます。 この文脈で言うと、 <創価学会だから公明党を支持しているというのではなく、> というのは、学会員の方は、以下のような論理で公明党に投票をしていると考えて良いのでしょうか。 「創価学会=公明党ではあるが、その事実だけで評価はしない。客観的に政党を評価した結果公明党が一番国民のために尽くしているから、公明党に投票する。」 ということです。 また、公明党の基礎理念については、以下のように池田名誉会長は仰っています。 <創価学会は、この仏法の哲理を、人間の営みである文化や教育など、あらゆる分野で生かし、人々の幸福と平和に寄与することを目的としております。> そのような整理でよいでしょうか。 ただ、その理屈で考えると、あまりに創価学会の方が公明党に集中しているという現象が気になります。 すこし考えてみます。 nontro_08様、ありがとうございました。
- hekiyu
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公明党は学会の政治部だからです。 学会が政治活動をやったのでは 政教分離に違反するおそれがあるので 公明党を造った、という経緯があります。 両者は別人格なので、政教分離原則には 違反しない、という理屈です。 パチンコが景品買いを間に挟んでいるので 賭博ではない、というのと同じ理屈です。
お礼
お返事ありがとうございます! <学会が政治活動をやったのでは 政教分離に違反するおそれがあるので 公明党を造った、という経緯があります。 両者は別人格なので、政教分離原則には 違反しない、という理屈です。> その通りだと思いました。 今までの御回答を見てそのように思いました。 (ちなみに、上から順に読んでいます。) なので、 <パチンコが景品買いを間に挟んでいるので 賭博ではない、というのと同じ理屈です。> は成立し、これを悪用する公明党の方が絶対にいないとは言い切れない、と思います。 自民党や民主党も、利益誘導はしていますので、もちろん程度の差はありますが、公明党が絶対にない、とは信じません。 今回の質問で、創価学会の方は、宗教と政治の分離についてどのようにお考えになられているのかが知れてよかったです。 hekiyu様、ありがとうございました。 皆さんもありがとうございました!
お礼
長文のお返事ありがとうございます!。 会員にとっては、同じ仲間だからという動機はとても理解しやすいです。 確かに、仲間の方が信頼がある、というのは単純ですが、非常に説得力があります。 公明党は創価学会政治部が独立したものだったのですね。 確かに、政治理念については宗教色は非常につよいですね、 1969年に政教分離問題があったことも知りませんでした。 この政治理念は、公明党が単独与党になった場合、実現されるのでしょうか。 つまり、日蓮正宗の準国教化が起きることを期待しているのでしょうか。これが起きるなら、もはや国教自体転換されるでしょう。 そうであるならば、私は非常に不安を感じます。 また、個人的には、政教分離がない、という可能性は極めて少ないように思ってきました。 人間の性として、かわいいものにはひいきしたくなるからです。 それに、私たちのことを思いそのように行動するということもあると思います。 今の政治だって利益誘導はガンガンやっています。 宗教は例外ということもないと思います。 こういう問題は、宗教に固有のものではないという認識が強くなってきました。 coco1701様、 本当に勉強になりました。 ありがとうございます。