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就職面接での研究内容プレゼンの工夫方法
- 就職活動中の大学院生が面接で研究内容について10分間のプレゼンを行う場合、時間を持たせつつ、初めて聞いた人でも理解できるプレゼンにするための工夫方法を考えます。
- 研究内容を説明する際には、研究の簡単な概要だけでなく、具体的な手法や結果についても説明することが重要です。
- 専門外の人でもわかりやすいように、専門用語を避けて分かりやすい言葉で説明することや、図やグラフを使って視覚的に説明することも有効です。
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- kusa-mura
- ベストアンサー率30% (7/23)
いっそ、セールスマンになったと思ってみたらどうですか。セールスマンは学者ではないのですが、ベテランともなれば、本当は膨大な商品の知識をもっています。しかしそれを全部ぶちまけるとお客さんは買ってくれないでしょう。メンドクサイ、意味が分からない、となるとお客さんは逃げてしまいます。そこで要点だけ、的確に抜き出して、商品を売り込むわけです。ジャーナリストも同じです。新聞記者は大量の情報をもっていますが、それを全部ぶちまけはしません。一般の人にわかりやすくという配慮など、実はどこにでもあることなのです。学術だからそれができないということはないでしょう。 具体的にどうやるかといえば、まず大雑把に、その研究の目新しい点や、魅力を強調することになろうかと思います。どういう研究をしていて、その研究はどういう点で他と比べて新しくて、またそれが分かるとどういうメリットがあるか。論文ではこんなあからさまなことは勿論書かないのですが、積極的に自分で自分の研究をPRしないと、専門家でない相手はわかってくれません。しかし十分あれば、具体的に、ハイライトとなる点を、2つや3つ、資料を引いて説明することができるでしょう。 論文なら必要な手続きである異論・反論の紹介や、それに対する応答など、綿密な議論は省いてもよろしいでしょう。しかし出鱈目をやるのはよくありません。相手は専門外でも、ある程度の理解できるという自負があってその課題を課していると考えられるからです。 そこで一案ですが、どの点まで疑問を解明できたが、どの点からは疑問を解明しえなかったのかという限界点を示すと、誠実な印象が増すかもしれません。一番嫌われるのは、「ともかく俺の研究は計り知れないほどすごい」とジャーゴンをまくしたてることであろうと思われます。突出した研究ができる(らしい?)が扱いにくいという人を雇いたくはないわけです。それより、研究は中くらいでも、部下として扱いやすい人の方が好まれはするでしょう(でもそれは会社や、応募している業種によりますね)。 ところで研究としての誠実さを保ちながら、パフォーマンスができるって、実は相当研究が練れていないと無理なのですよね。「この程度は誇張しても間違いと言われるほどの問題ではない」とか「見込みで言い放っても大丈夫だな」と判断がつくということですから。大学院生がそこまで出来るはずがないと、相手もある程度はわかっていると思いますから、謙虚に誠意を尽くすことが、まず大切だと考えられます。
- smzs
- ベストアンサー率45% (171/374)
私も、恐らく #1=#2様と同業です。ですから、私の回答も、#1=#2様 とほぼ同様になります。 一つ言えることは、「研究の深い部分」を、専門外の人に分かり易く説明するためには、本当に、その「研究の深い部分」を知っている必要がある、ということです。 別の言い方をすると、説明する本人が、本当に分かっていないと、「研究の深い部分」は、専門用語をずらずら並べるだけで終わってしまいます。 少し極端な例かも知れませんが・・・ 小学校の1年生を教える先生は、当然、1年生向けに、易しい内容を教えますよね。でも、その、小学1年生を教える先生は、小学1年生レベルの知識しかないのでしょうか? 力量が問われるのは、1年生向けの教え方が出来るのかどうか、ですよね。 プレゼン、というものは、説明したい内容の本質の部分を、専門外の人に、以下に分かり易く説明するのか、という部分が、最も重要と思ってください。
No.1の補足。 ぼくが学生顕彰選考委員をしたとき,全学の各分野のプレゼンテーションを聞くことがありました。その発表者のなかに,概要だけしか発表しない大学院生がいましたので,質疑応答でそれを指摘したところ,「専門外の人ばかりなので概要だけを説明したほうがいいと指導教員から言われました」。それにたいして,ぼくが口頭でどう切り返したか忘れましたが,心中では「なめられたもんだな」と思ったことは覚えています。たしかにつっこんだ内容はぼくにはわからなかったでしょうが,こちらもプロフェッショナルですから,その研究の「つっこみ具合」は感覚的に評価できます。 概要だけだと「なめるな」と思われることもある,ということです。
あなたの悩みは,いちおう同業者が集まっているはずの,学会の部会の発表会場でもいえることです。同業者であっても,とくにそのテーマをやっていない参加者には,つっこんだ部分はわからないでしょう。それでもみんなを「一応わかった」と納得させられなきゃ,公開市場で値踏みができなくなるよ・・・おおむかしにぼくが修士学生だったころ,助教からそう教わりました。 ぼくは就職の面接を経験したことはなく,指導学生のそういう練習につきあったこともありませんが,基本はおなじでしょう。就職の場合は,面接試験者の多くは研究内容よりもプレゼンテーション能力----門外漢のおれにもわかるように配慮できるのか?----をみようとし,少数がつっこんだ内容まで理解しようとするのではないかと思います。両方を納得させる技術。いい機会ですからじゅうぶんに工夫してください。専門が若干それる先輩に,予行練習を聞いてもらうという方法もあるでしょう。 あんまり役にはたたない回答でしたね。