青森で育った者ですが、東北だから鼻が高いとか、
美形が多いとか、そういう決まりは一切ありません。
中には鼻が低く、不細工な人だって普通に居ます。
山の中の部落で他からの血が入ってこない、という様な場所であれば
顔が皆似るという事もあるでしょうが、
青森にはそんな場所はほぼありません。
青森の歴史的には、南蛮船の通行ルートである事から
日本海側からの移民や北海道側からの移民が入り込んでおり
地名・言語なども北海道のアイヌ語の方言が多用されています。
青森で有名な三内丸山遺跡などの三内という地名の「内」というのはアイヌ語で川という意味で
「別」も同じ川を指しますが、三内や原別などのように
青森の地名には北海道の影響が濃く繁栄されています。
そういう観点で言うと、青森は北海道のアイヌ人種が濃く混ざっている、
と言えると思います。
(津軽弁も北海道の言葉に近いです)
なので、青森が美形が多いというのであれば、
同じ様に北海道も美形が多いという事が言えると思いますよ。
ちなみに、秋田美人は美形というよりも肌の白さやキメ細かさを指したもので、
所謂、美形とは意味が違います。
また、仙台はブスばかり・・・というのは東北では有名ですが、
実際の仙台は東北中から大学生などが流れ込んでいるので、
これまた、現代では当てはまり難くなっています。
美男の有名所は、「福島」というのが一般常識だったのですが
今回の被災でどうなったのでしょうね・・・。
とりあえず言えることは、東北は比較的貧しい暮らしが強いられる地なので
昔から人の移動が激しかったと言える場所である、という事です。
良くも悪しくも、色々血が混じりあい、色んな顔もある、という事です。
お礼
ありがとうございます。 南蛮船の通行ルートであったり、北海道からの移民がいたり、いろいろと人の流入がある土地だったんですね。混血だと、たまにすごい美男美女が誕生するとは聞いたことがあります。 美男は福島が有名だったんですね。 とても参考になりました!