> 今日の内閣不信任案議決が否決されましたが、鳩山前首相が菅首相は6月中に退陣するというコメントをしたというニュースがありましたが、菅首相は、辞任するのでしょうか?
しないでしょうね。
少なくとも本人は、不信任案が否決となれば最低でも来年の通常国会まで不信任決議はない(一事不再理)ため、来年1月まではやるつもりでしょう。
> 確かに、昨日まで内閣不信任案に賛成していた民主党の議員も今日の内閣不信任案の投票では、手のひらを返したように否決に投票していたのが、気になりました。昨日の晩に民主党内部で話し合いがあったのでしょうか?
2日の昼、鳩山氏の「党を割るべきではない」という意見でした。
> やっぱり、菅首相は辞任すべきなのでしょうか?僕は、今の原発が収束するまで続投した方がいいと思いますが、皆さんはどう思います?率直なご意見お願いします!
不信任決議の本会議を見ましたが、民主党は反対の立場から演説をしています。
その内容にしても、「今総理を変えている時期ではない」というような消極的な意見だけであり、××の理由で菅氏が総理としてふさわしい、というような積極的な意見は出てきませんでした。
原発の収束といいますが、震災対応の例えばがれき撤去にしても、未だ15%程度しか進捗していません。
復興計画も、6月末までを目途に復興会議が提言をとりまとめ、それからようやく具体案に取り掛かり、・・・と来年くらいまでかかるような話をしていますが、細部まで計画ができるまで住宅等を再建するための柱一本立てることもできません。
その他、被災地の病院も、生活支援も、義捐金の一時金も、なにもかも遅すぎます。
遅れている最大の原因は、菅氏に求めることができます。
必要な権限委譲もせず、情報の共有もせず、手柄だけを一人占めしようとし、秘密主義で、法律や事前の取り決めを無視し、他との約束を全く果たそうとしない。やっているのは他人の足を引っ張るのと責任を他になすりつけることだけです。
仕事をしっかりしてくれるなら菅氏でも別段かまわないと思いますが、このように全く仕事をしないという実績ばかりあげられると、可能な限り別な人にやってもらいたい、というのが本当のところです。
因みに。
未だ特例公債発行のための特別法が通っていません。衆議院が先に審議していますが、採決の予定もありません(いつ採決するかは与党民主党が決めます)。
このままいくと国債が発行できず、早ければ夏ころ、遅くとも年末まで、おそらく10月過ぎに、国の予算執行に大きな不都合が出ます。