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琴・箏 に詳しい方

こんにちは。 よろしくお願いいたします。 日本の筝曲で、純粋楽曲として「段もの」と「砧もの」が有るそうですが、 この「砧もの」の定義は何でしょうか? 箏の本体をたたいて音を出すのでしょうか? 拍子木の伴奏を加えるのでしょうか? それとも他の方法で演奏するのでしょうか? 「段もの」は西洋音楽の「第○楽章」に相当すると分かるのですが、 「砧もの」についてネットで調べても全然検討がつかなくて質問させていただきました。

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  • TAC-TAB
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回答No.2

>この「砧もの」ですが、「砧」の音はどのように出すのでしょうか? 砧の音は出しません。 擬音音楽ではありません。 砧を打つ「たんとんたんとん」というリズムをメロディーや伴奏の音のリズムに組み入れているだけで、砧のイメージを彷彿とさせるのです。 この演奏を聴けば分かると思います。規則正しいリズムで砧を打っている様子が表現されています。 見事な演奏です。3分丁度当たり、5分30秒あたりからしばらくは、左手による擬音的な奏法も使われています。それ以外の部分でもなんとなく「たんとんたんとん」というリズムが支配しています。 http://www.youtube.com/watch?v=sf9DPpHn-Ts&feature=related

kentaulus
質問者

お礼

再びの回答ありがとうございました。 今度はよく分かりました。 リンク先の演奏もすばらしいですね。 音に乱れも無く、小川に清水が流れているようです。^^ 益々、筝曲が好きになりました。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • TAC-TAB
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回答No.1

砧ものは、著名な能の作品に由来するものです。 砧の打つリズムを曲に取り入れることで、砧を打つ女性の悲哀を含ませた作風がもとになった、一連の箏作品をさします。 秋の扇とともに、砧という「モノ」は、忘れられた女性の寂しさと、忘れ去った者に対する恨みを表徴するものです。 また俳句の秋の季語としても、「砧」「砧打つ」などがもちいられます。これは直接には砧という道具、あるいは砧を打つ行為ですが、その背後に女性の寂しさ情趣が当然に想起されます。この能作品はその表徴を早い時期にだしてきたもので、後年、箏曲「砧」などに発展してゆきます。元禄期に活躍した生田検校は、砧の打つリズムを取り入れ、その裏にある上記の雰囲気を描写展開した箏独奏曲をつくりました。この曲を元にして後世生まれた曲群を「砧もの」と呼びます。 (「二重砧」「四段砧」「五段砧」「新砧」など) 。

kentaulus
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございました。 なるほど、大体の概要は分かりました。 まだ疑問があるのですが、よろしければ再度回答ください。 この「砧もの」ですが、「砧」の音はどのように出すのでしょうか? 実際に木槌のようなものを使うのでしょうか? それとも、箏本体を手で打つのでしょうか? または拍子木を使うのでしょうか? はたまた、他の何かを使うのでしょうか? ご存知でしたら教えてください。 よろしくお願いいたします。

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