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脊椎麻酔で…
前回カテ違いで投稿したので改めて質問します。宜しくお願いします。 足首骨折を脊椎麻酔で手術しました。術前の説明では排泄はベッド上になると聞いてましたが、実際は手術室に入りオペナースがバルーンは?と先生に聞いてましたが入れず手術が終わり(麻酔かけて二時間)部屋に帰る前にカテーテルを入れてました。脊椎麻酔をかけた他の人はカテーテルは入らず暫くはベッド上で排泄してました。術様式、人により異なるのでしょうか? お恥ずかしい話し、術中におもらししたのか?病棟看護士さんに聞いても教えていただけず…ふと、気になりまして整形外科医、麻酔医、オペナースの皆さん、どうか教えてください。
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- Drsaiki
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回答No.1
麻酔専門医です。 失禁(おもらし)されたかどうかだいぶ気にされているようですね。女性の方は、まれに失禁されることもありますが、尿道の長い男性はまず失禁されることはありません。むしろ、膀胱内におしっこがたくさんたまっても失禁しないため、放っておくと膀胱がパンパンになり、ひどいと膀胱破裂で命に関わる事態になってしまうこともあるくらいです。そのため、手術中たくさん点滴をした場合などは特に、バルーン(膀胱留置カテーテル)を一時的に(この場合は脊椎麻酔の効果が切れる数時間後まで)入れておきましょう、ということになります。 ご心配されているような恥ずかしいことは、九分九厘起きていませんのでご安心ください。
お礼
Drsaiki 様 お忙しいところ、詳しくご解答頂き有難うございました。 『膀胱破裂』で死に至ることがあるとは知りませんでした。カテーテルが入ることに抵抗はあると思いますが、患者の身体の為に必要な処置とも言えるのですね。とても勉強になりました。 点滴量も多かったようですし女性でトイレも近いのでむしろ膀胱留置カテーテルが入ってて安心だったんですね。 麻酔医の方からみたらこんな些細な質問にも丁寧にお答え頂き感謝しています。有難うございました。