もののニオイ分子や物質そのものの粒子がものに触れるとそこに付着するわけですが、これを相手が炭だった場合、炭そのものがわかりやすく言うとスポンジのように超微細な穴が多数存在した構造になっていて、その穴1つ1つの表面積の総計が広いことからわずかな量でたくさんの物質粒子の吸着を得られることからの特性を利用した活用法です。
普通の木炭より、竹炭はその穴も小さく細かいことからなお消臭や浄化作用が高いものです。
元よりその作用が高いわけですので、質問者さんが竹炭を購入される前からその吸着機能は働いているわけですので、すでに吸着しているものも多いと仮定すれば洗浄・煮沸することでそれらの吸着物が取れ再生しますし、それ以前に購入してきたままを飲料水や調理などに使用すると付着している粉などにまみれていますので見た目として水や調理品に色が付いたりしますので、一度は洗ってから使用することをお勧めします。
それと竹炭を購入の際には、焼かれ生成された温度が低いものほど炭化が不十分で微細孔の大きさも荒く(吸着力が低い)、また炭の堅さも柔らかくなりますので崩れやすい特性を持ちます。
販売価格と物の善し悪しも必ずしも比例しませんが、少なくとも安物は控えた方が無難かと思います。
効果が薄いと共に、崩れて水や調理に色をつけてしまいます。
見比べられるのであれば、銀色っぽい光沢感が強く、叩いたり炭同士ぶつけたときに「キンキン」と高い金属音ぽい音がする物ほど高熱で焼かれた優秀な物と理解ください。
手でつぶすと簡単に崩れるような物は低温度で焼かれた粗悪品です。
消臭・浄化の効果も低いです。
安い物もまったく効果がないわけではありませんが、せいぜいお部屋などに置く「消臭剤」として使用し、飲用や調理用には使わない方が良いです。
お礼
ごていねいに、ありがとうございます。 参考にさせていただきます。