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chkdskでファイルは壊れますか?
WinXP Home SP3で セーフモードが起動しません。 「chkdsk」コマンドで、 破損ファイルの検出はできるが、 別の破損していないファイルが壊れる場合が有ると聞き、 躊躇しています。 詳しい方、教えて下さい。
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無いとはいいきれません。 フォーマットは土地の区画整理にたとえることができます。 ファイルの保存は、その保存先の住所を記録したうえで 実際の土地に情報を書き込むわけです。 削除はこの住所情報だけを削除しているから 実際の土地に行けば、ファイルの復活ができたりするのです。 こういった情報の管理機構が、ファイルシステムには必ずあるのですが なんらかの不具合で、この機構が正常に動作しないことがあります。 MS-DOSの時代に、わりとよく見られたのが"重複クラスタ"というトラブルです。 これは、同じ土地を 二つのファイルに割り当てているという状態です。 ですから先に書かれていた情報は、あとから書かれた情報によって 破壊されるという現象が生じるわけです。 これはCHKDSKで是正されるはずですが… すでに情報が破壊されたファイルが、CHKDSK処理上で優先された場合 あとから書き込まれた、実際の情報が残っているほうのファイルが 土地をとりあげられるカタチで、情報の読み出しができなくなることがあります。 厳密な動作は知りませんが、理屈としてはそんな感じです。 ですから、可能であればCHKDSKの前に 重要なデータのバックアップが必要だと言えます。 より深刻な場合、CHKDSKの繰り返しによって 最終的にすべてのファイルが消滅することもあるんですよね。 私自身は、20年の間に深刻なファイル喪失は4回だけありますが、原因は 火災,盗難,ジャンクHDDの故障、それにMS-DOS時代のCHKDSKによる崩壊です。 気をつけていても、予想できないときに、そういうことが起きるものなんです。 バックアップが役立ったという経験もほとんど無いんですけどね。 ただし… 現在のWindowsでは、基本的に異常停止した場合には自動CHKDSKが行なわれますし NTFSはFAT系に比べれば、高い信頼性を持っていますから こういった深刻なトラブルに陥ることは少ないと言えます。 たとえば、トランザクション処理やジャーナリングによって エラー修復が、高い信頼性で、かつ短時間で実現しています。 Windows95,98,Meの頃に比べれば、大幅にリスクは小さくなっています。 それでも、長期間再起動をしない場合、異常が放置され 悪化する可能性はありますし… 異常がありながら自動CHKDSKが行なわれない場合も、稀にあるようです。 (ソフトウェアのバグによる異常は、起動時の自動CHKDSKの対象となりません) もちろん、1970年代に開発されたFAT系のファイルシステムは どれだけ改良されても、ずっとNTFSとは一線を画す、低い信頼性しかありません。 実際には、CHKDSKが原因として、ファイルが喪失する事例は わりとめずらしいことになっていると思いますが… HDD自体のほうが突然壊れることがあるわけですから ファイルシステムの種類や信頼性に関わらず、バックアップ重要!です。
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- foomufoomu
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そもそもCheckDiskの修復というのは、異常のあるファイルを何度か読み直して、運よく読めればそのファイルを取り出しますが、読めなかった場合はあきらめて、読み出せた部分の断片ファイル(普通、使い物にならない)にしてしまいます。 つまり、読めないファイルの修復より、不安定なファイルを消してシステム全体の安定化を計ることに重点を置いたものです。ほとんどの場合、異常があればファイルが消えるものと思ってください。 しかし、破損していないファイルが壊れることは、無いはずです。
- violet430
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壊れる場合はあり得ますよ。 ですが、実行しなければエラーの修復はできません。 目的が不明ですが、HDDのデータを吸い上げてフォーマットするかHDD交換を考えた方が良いのでは有りませんか?
お礼
詳細な回答をありがとうございました。 CHKDSKを一か八かでかけましたが、 ファイルは破損無しでした。 ありがとうございました。