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めだかの水槽の水について
めだかの水槽の水が1週間ほどで青く濁ります。濁らない方法がありますか? こちらの状況は 1.水槽は幅40cm 奥行き25cm 高さ25cmで水は水槽上端から5cmほどまで貯めています。 2.砂は下に5センチほどで、水草を入れています。 3.エアーポンプを作動させています。 4.直射日光が当たらない場所です。 5.昨年までは2ヶ月ほどは水は青くなりませんでした。今年になって急にすぐに青く濁るようになりました。 6.水は水道水を浄化器で取水して天日に3日間晒してから使用しています。 7.昨年は120匹の子どもが孵化しました。
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飼育水が青くなるのは、いわゆるアオコという植物性の藻が繁殖するためですが、原因として考えられるのは動物であるメダカには不要であり、かつ植物には有益なリンなどが増大するいわゆる「水の富栄養化」が進むためというのが一番大きな要因です。 メダカの排泄物やエサのやり過ぎによる残渣物が腐敗し、細菌により分解されこれが進行します。 メダカの個体が水の総量に対して多すぎる、あげるエサが多すぎる、水替えの頻度が低い、濾過装置などへの水の浄化作用を持つ好気性バクテリアの繁殖が遅い、など簡単に言えば水の汚れすぎです。 まだ小さいメダカでしょうし、環境の大きな変化は命取りにもなりかねません。 ・水の全量交換は負担やストレスの元ですので、1/5ずつ程度にでも古い水を汲み出し、新しい水を足す。 ・水草を増やす。(アオコにも栄養となるリンなどを同じ植物同士、吸収してくれます。) ・砂や水槽壁面、エアーポンプ内など几帳面にきれいに洗いすぎていないか?茶色いぬめりは水の浄化に役立つ好気性バクテリアの繁殖膜ですが、これをきれいに洗い落としてはいませんか? ・酸素(空気)を供給するエアーポンプの機能が低すぎる。水周に溶け込む酸素量が足りない。 ・エアーポンプの設置箇所が高すぎ、水全体が撹拌されていない。好気性の濾過バクテリアが住み着くはずの底砂に十分な水や酸素が循環していない。(繁殖できない) ・日光や紫外線等などの照明時間や光量が多い。 メダカも熱帯魚もカメも水で生き物を飼育する際の水の保全は、その生き物の共に「好気性バクテリア」を上手に飼育することでもあります。 どぶ川などがあの独特なイヤなニオイを発するのはこの逆の働きを持つ「嫌気性バクテリア」が繁殖するためです。 「動き、酸素を豊富に含む水」には自ずとこの好気性バクテリアが繁殖しているから水は澄んでいますし、淀み流れのない、あるいはたまり水には汚泥もたまり「嫌気性」が繁殖します。 ご参考になればいいのですが。
お礼
とても詳しくて分かりやすい回答を有難うございました。指摘された事のなかに思い当たる事があります。早速改善してみます。