NO1さんのいう、自傷や他傷の問題もありますが、病院のタイプと家庭の状況っていうのも大きいですよ。
病院が心療内科専門のクリニックだと入院設備のない病院が多いです。
そういうところで、入院しようとすると、他の病院を紹介して転院することになり、主治医が変わります。メンタル系の患者さんにとってはこれはかなり苦痛なんですね。
検査で病状が伝わる病気と違い、嫌なこと、つらかったことを、また、最初から説明したり、薬で状態がいいだけなのに軽症と思われたり(医師でも判断が難しいのです)・・・。
ですから、設備がないと入院は初めから考えない、という場合があります。
次に家庭の状況。一人暮らしで、世話をする人がなく、問題がある場合。
逆に、家族が病気に理解がなく、休んで家にいることが精神的に負担になる(薬飲んで、寝てるしかできないですからね)、子供などがいて、身体的に休まらない、家庭そのものに鬱の原因がある、ような場合は、入院させることがあります。
仕事に原因がある人の中には、仕事を休んでやりたいと思えることがあったら(重度の鬱の場合、あのアイス食べたいからコンビニ行こうかな、さえ、できない人は多い)、ちょっとでもやってみる、ということでも治療になる場合がありますが、入院するとそういう自由がないので避ける医師もいます。
ですから、同じような症状でも個人によって方法が変わってきます。また、診断書も、公的な申請のための診断書以外は医師の判断で書きますので、どうしても仕事を休ませたい場合、少々表現を強めに書くこともあるようです。
以上、なんで、このようなことを書かせていただいたかというと、もしも別の回答から、入院した同僚=自傷や、他傷をする人なんだ・・・と思われてしまうようなことがあっては、せっかく復職されたときに、その方もあなたも気まずくなってしまうのではないかと思いまして・・・。
余計なお世話ですみません・・・。
お礼
詳しく教えて頂き、誠にありがとうございます。 患者さん視点のご説明もあり、非常に分かりやすかったです。 感謝です。 ありがとうございました。