公立の学校は結構頭が固いです。
というか教育委員会ですね…企業のように大海に放り出されるわけではないので、井の中の蛙というか…封建的な考えが多いです。
高校の特殊科(英語とか美術とか)は高校で専門分野の授業比率が多いため、大学進学で結構有利になります(その専門系の大学に進むのであれば)。A県のある高校の芸術科は国公立の進学も多いと評判でした。他県(B県)からも生徒を受け入れていました。しかしある年から、自分の住民票のB県にそれと同じ科を持つ高校がある場合は受験を認めないとしました。
理由は自分の住んでいる県にも同じ科があるのに、A県に流れると、B県の芸術科は第2志望校扱いとなり、受験者が減るからだそうです。一見かなりバカバカしいですが、こんなのはしゅっちゅうあります。
また、進学率トップクラスの公立高校の場合、学区内の中学と高校の連絡により、今の時期にはA中学からB高校に何人受験生を出すというのが、ランクが上の高校から順に決められています。
ですから、今の時期に来られても、中学側としては、えっ調整が必要じゃん面倒くさいなあ…となるわけです。(じゃあ何で高校受験なんかあるんだよというカンジになりますが、まあ2,3人は補欠扱いで入っています。また、万が一落ちてしまっても、入試の点数の高い順に2次調整として第2志望の学校に行くことが出来るようになっています)
>優秀な生徒が集まり教育水準が上がると言うのは、B>県としても日本としてもプラスになると思いますよ
広い視野で考えられないのが学校の先生です。20年くらいの恨みは結構根に持ってますし(笑)、プライドだけが高い…というのは結構います。
話をしててもどうもこのひと考え方が古いなあ…というのはよくあります。(各自1つの県内だけでしか組織が成り立っており、他県との交流は極めて少ないため、同じ近畿や中国といった地方内でも県により考え方がものすごく違います。)
目先の利益ばっかりを考える傾向にあるので、情報科の授業が2005年度になったら正式にやりますとか言うんですね。
何で入れてくれないのかわからないんですよ~の影には、いまさら内申書を書き直したくない(県によって、主要5科目だけを点数化するのか、副科目も入るのか、どこの学年の点から内申書に入れるのか)というのが本音だと思います。
ちなみに無理やり転校、他県高校進学をして住民票を動かすだけで、元の県の自宅から通った場合に事故が起こった場合、両県の教育委員会に捜査のメスが入るので、責任問題のなしりあいになります。今回それを許可すると県境にいる人はその権利を主張し始めますし…(それを危惧してイヤなのかもしれません)
参考までに…
お礼
アドバイス有難うございます。とても為になりました。 役人根性と言うか、そういうものが有るみたいですね。また、彼らの言葉づかいも目茶苦茶です。しかも脅すような事を直接子供に言います。本当に教育にたずさわる人達なのかと耳を疑います。