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受験の為に、1人で他県中学に転校できますか
A県に住む知人がいます。そこの娘さん(中3)が、B県の公立学校に行きたいとの事で、B県に住む祖父母宅へ下宿してB県の中学校へ通おうとしました。両親は引続きA県に居住しています。 ところが教育委員会から受入を拒否されたそうです。理由は、親を伴わない受験の為だけの転入は受け入れられないとの事でした。 娘さんは父親の反対を押し切り、母親と祖父母の協力を得て、自ら進学を決意したのです。進学理由は、より良い教育水準を得るためです。 中学は確かに義務教育では有りますが、以上のような希望も通らないものなのでしょうか。
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公立の学校は結構頭が固いです。 というか教育委員会ですね…企業のように大海に放り出されるわけではないので、井の中の蛙というか…封建的な考えが多いです。 高校の特殊科(英語とか美術とか)は高校で専門分野の授業比率が多いため、大学進学で結構有利になります(その専門系の大学に進むのであれば)。A県のある高校の芸術科は国公立の進学も多いと評判でした。他県(B県)からも生徒を受け入れていました。しかしある年から、自分の住民票のB県にそれと同じ科を持つ高校がある場合は受験を認めないとしました。 理由は自分の住んでいる県にも同じ科があるのに、A県に流れると、B県の芸術科は第2志望校扱いとなり、受験者が減るからだそうです。一見かなりバカバカしいですが、こんなのはしゅっちゅうあります。 また、進学率トップクラスの公立高校の場合、学区内の中学と高校の連絡により、今の時期にはA中学からB高校に何人受験生を出すというのが、ランクが上の高校から順に決められています。 ですから、今の時期に来られても、中学側としては、えっ調整が必要じゃん面倒くさいなあ…となるわけです。(じゃあ何で高校受験なんかあるんだよというカンジになりますが、まあ2,3人は補欠扱いで入っています。また、万が一落ちてしまっても、入試の点数の高い順に2次調整として第2志望の学校に行くことが出来るようになっています) >優秀な生徒が集まり教育水準が上がると言うのは、B>県としても日本としてもプラスになると思いますよ 広い視野で考えられないのが学校の先生です。20年くらいの恨みは結構根に持ってますし(笑)、プライドだけが高い…というのは結構います。 話をしててもどうもこのひと考え方が古いなあ…というのはよくあります。(各自1つの県内だけでしか組織が成り立っており、他県との交流は極めて少ないため、同じ近畿や中国といった地方内でも県により考え方がものすごく違います。) 目先の利益ばっかりを考える傾向にあるので、情報科の授業が2005年度になったら正式にやりますとか言うんですね。 何で入れてくれないのかわからないんですよ~の影には、いまさら内申書を書き直したくない(県によって、主要5科目だけを点数化するのか、副科目も入るのか、どこの学年の点から内申書に入れるのか)というのが本音だと思います。 ちなみに無理やり転校、他県高校進学をして住民票を動かすだけで、元の県の自宅から通った場合に事故が起こった場合、両県の教育委員会に捜査のメスが入るので、責任問題のなしりあいになります。今回それを許可すると県境にいる人はその権利を主張し始めますし…(それを危惧してイヤなのかもしれません) 参考までに…
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- pikakoma
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制度をくぐり抜ける方法は、他の方の回答にもあるので、何とでもなると思いますが、思春期の娘さんを家から出すということに問題があるのではないでしょうか。 地域によっては下宿しないと高校に通えないというところもあるのは知っていますが。 知人の家では、娘さんが中一の時にご主人の海外赴任が決まりました。入試で目的の学校に入れたばかりの娘さんは「今の学校をやめたくない」とのことで、一人日本に残り、祖父母の家から通学しましたが、それまで別居していた世代の違う人との生活で、とてもつらかったと話してくれました。中高一貫制の学校でしたので、高校に入ると同時に逃げるように家族の赴任先に行きました。中学在学中は頻繁に母が帰国し、フォローしたので経済的にも大変だったようです。(下の子は初めから一緒に行きました。) 生活環境が変わることがとても気がかりなのですが。 あと、県によって異なると思いますが、受験間際の転校では内申書などが不利になると聞いています。周囲では転居の場合は、調整できるようなら中2までにという方が多いので、そのあたりも調べられてはいかがでしょうか。 もう20年以上の前の話で恐縮ですが(内申書が幅を利かせていた時代です)、中3の時に転校生がありました。とても勉強のよくできる、まじめなおとなしい人でしたが、受験した高校のランクは一つ下でした。受験生って不利なのかなと思った記憶があります。
お礼
アドバイス有難うございます。 私自身は内申書のことは全く気がつきませんでした。 早速知人の耳に入れておきたいと思います。
- xslu35
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B県の市町村にメリットが無いからではないでしょうか。 ご両親がA県在住のまま、お嬢さんだけB県に住まわれてもB県の税収は増えませんよね? なのにB県在住の方々の支払われている税金で運営されている公立中学校へ通うというのは、教育委員会だけでなく、B県の中学校のある市民にとっても経済的な迷惑をかけることになります。私立であれば当然学費等が必要になるように、転入希望先の市町村では保護者や一般住民が税金として学費等を納めているわけです。 もし、中学転校自体が目的ではなく、高校進学が目的であれば、A県在住のまま「B県に転居の予定あり」という条件で受験できると思います。実際に転居予定のある知人でしたが、その方法で受験し入学しました。子供だけの転居というのが認められるかどうか、どんな書類が必要かなどは分かりませんが。 ただ「より良い教育水準を得るため」というだけで、税金を払っていない地域の公立学校に入りたいというのは、わがままだと思いますよ。無料で義務教育が受けられる現在でも、より良い教育水準を得るために高い学費を払って私立校へ通う方がいるのは、その必要があるからです。 厳しいことを言うようですが、転居先の住民や自治体に無理を押し付けて、自分の希望を叶えようというのは、相手に迷惑をかけることに他ならないと思います。A県で良い学校を探されてはいかがでしょうか。
お礼
ご意見有難うございます。 確かにB県の教育費にはマイナスでしょうね。しかしもっと大きな視野に立てば、優秀な生徒が集まり教育水準が上がると言うのは、B県としても日本としてもプラスになると思いますよ。
住民票というのは印鑑(認め印)と保険証などの身分証明書があれば簡単に移せます。 (役所に届け出るときには実際に居住しているかどうかは確認できないため) その制度を利用して、住民票だけを他学区に移し、実際はそこに住まずに越境通学する例があり、そこの教育委員会も、おそらくそのような事例にあたるのでは、として通学を認められなかったのではなかったでしょうか。 ですので、両親の承諾を得て祖父母宅に子供が実際に住んでいる(生活している)ことが証明できれば、転入できると思います。 「受験のためだけ」に、学区外へ引越しされる方は少なくないと思います。教育委員会が問題視しているのは「親が伴わないために、住民票だけを移動する越境通学の可能性がある(まだ中学生の子供が、親元を離れることが考えにくい)」からだと思います。 従って、子供本人がB県に引続き(進学後も)居住する意志があること、親元を離れて祖父母が養育することが実際に可能であること(祖父母の健康状態や、子供部屋を実際に用意している、など)、父親は仕事の都合上A県を離れられないこと(単身赴任の親の子供がその地で義務教育を受けられないことはありえないからです)など、「引き続き継続して」学区内に居住することをもう一度かけあってみられてはいかがでしょうか。 学校は、市町村などの自治体が主体で運営していますので、越境通学は、住民からのクレームも多いのです。わざわざ家を手放して、その学区に引越ししてきた家庭などは特に、簡単に越境通学されてはたまらない、という思いもあるのでしょう。 いわゆる「越境通学」ではない、という事情をねばり強く説明されてはいかがでしょうか。
お礼
アドバイスありがとうございます。B県に住むと言ってもダメなようです。 面白いのはA県の方です。今回A県からアドバイスを頂いて進めてきたのですが、B県の拒否に、「何故だめなんでしょうかねぇ」。それぞれに対応が違うと言う事なんですね。
- puradamama
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県によってまちまちでしょう。通学や在校中の事故に関しての責任云々を言われた事があります。 やり方としては母親の体調が悪いため祖父母に一時預けるという方法もあります。その際母親の診断書等などは提出するようには言われません。又は母親と娘さんだけ住民票をそちらに移すという手もあります。一年間だけで大丈夫です。娘さんがご自分で決めたのならかなえて差し上げたいですよね。良い結果が出るようお祈り致します。
お礼
早速のアドバイスどうもありがとうございます。 両親ともでなければダメだとも言われたそうですが、とりあえず母親も住民票を移してみるそうです。 教育委員会はダメの1点張りですが、これはイヤダという意味なのかなぁ!?
お礼
アドバイス有難うございます。とても為になりました。 役人根性と言うか、そういうものが有るみたいですね。また、彼らの言葉づかいも目茶苦茶です。しかも脅すような事を直接子供に言います。本当に教育にたずさわる人達なのかと耳を疑います。