勘違いされている方が多いですね。
国民健康保険と言っても、運営は市区町村です。
法律は国が定めても運営が市区町村ですから、運営に伴うルールなどは条例で定めていることになるでしょうね。
そうなると、国の管理下ではなく、市町村の管理下になりますし、社会保険が法律で定められた制度であっても、運営は健康保険団体(代表的なのは旧政府管掌保険の現在の協会健保)となります。制度が異なり、運営団体も異なる両健康保険制度ですので、社会保険の手続きが国民健康保険の手続きに連動されることはありませんね。
国民年金や厚生年金は、基本的には一つの制度であって、手続き窓口の一つとして市町村が代行しているだけですし、番号体系も統一化されているため、年金制度は連動すると考えられますね。
国民健康保険料の算定方法は、納付義務者を住民票の世帯主とし、世帯での加入となります。もちろん社会保険に加入している世帯員たる家族はのぞかれることになります。そして、国民健康保険以外の健康保険精度へ加入している世帯員を除く世帯全体の収入から保険料を算定することになります。ここでいう世帯全体の収入とは、住民税の計算上の収入を利用することとなります。あなたが加入していた時期の保険料の算定の基礎となる収入にあなたの収入が含まれているのであれば、社会保険加入による脱退で保険料の減額が期待できることでしょうね。ただ、算定の基礎となる収入にあなたの収入がなくても、人数による保険料もあるでしょうから、若干の減額が期待できる場合もあることでしょう。
まずは、保険証が重複してあると思いますので、正規の手続きに従って市役所で脱退することですね。重複加入自体、法律で認められていませんので、しっかりと手続きを行いましょう。同一世帯の家族であれば、手続きは可能だと思います。出来れば、市区町村単位で詳細な手続きが異なるので、事前に電話などで確認しましょう。多分、未加入防止のため、新しい保険証の提示を求められると思います。コピーでも良い自治体もあると思いますので、ご確認ください。
結果、納付しすぎた保険料があれば、還付ではなく、今後納期を迎える保険料などで調整されることでしょうね。調整し切れなければ還付になるかもしれませんがね。
お礼
回答ありがとうございます。 ちゃんと社会保険や国民保険の仕組みをしっかりわかっていないと、こちらが損しますよね。 勉強になりました。