- ベストアンサー
スピーカーユニットの保管ノウハウ
- スピーカーユニットの効果的な保管方法をご紹介します。
- 直射日光や湿気に留意しながら、スピーカーユニットのコンディションを維持しましょう。
- 上下反転や定期的な通電などの方法を取り入れて、スピーカーユニットを長く良い状態で保つことができます。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
私はユニットの買い置きはしないのでなんですが、 販売店頭でも箱入り在庫はほとんどが下向きで並んでいます。 ですので下向きのままでも良いのではと思います。 重量級の振動板であるとかダンパーエッジの品質管理が悪かったりした場合は ボイスコイルセンターの狂いやコーンの傾きがでることもありますが 軽い振動板のフルレンジでそれが出るとは思えません。 ただ念には念を入れて反転するのもアリだとは思います。 保管方法、 密閉容器に窒素ガス充てんの上で冷暗所に保管が理想的なのでしょうが これではアマチュアの領域を超えてしまいますよね。 一般家庭では直射日光、高温多湿を避ける程度しかできません。 私の場合、それすら難しいので買い置きができないのです。 フォステクス FEシリーズのエッジは紙じゃないです。 布の基材に薬剤(ビスコロイド?)を塗布したものです。 このエッジの経時劣化はウレタンほど顕著ではないですが 薬剤が抜けて布基材が露出、機密性が損なわれます。 エッジ表面に劣化したビスコロイドの粒が浮き出ることもあります。
その他の回答 (2)
- iBook 2001(@iBook-2001)
- ベストアンサー率48% (4187/8704)
はじめまして♪ 私も小学5年生の頃に夏休み自由工作でスピーカー(の箱)を造って金賞を貰ってから、今でもスピーカー工作が趣味の一つです。 小学6年でFE-83を購入しましたが、その後もいろいろ、、 FEシリーズは、個人的見解ですが、上下入れ替え保管するほどのモノでもないですし、そもそも上下反転が有効な程の重量級振動系でも無いと思います。 エッジ部は布製で薄いダンピング材(ビスコロイド?)塗布です。経年変化では塗り方が厚い個体が振動板に浸透して変色しますね。 むしろ、乾燥による「ダンパー」部の硬化が気になります。 確か、樹脂浸透した布を加工した部材ですので、foが硬化により2倍近く高い周波数に成ってしまうようです。 ウレタンエッジの大敵は湿度ですから、乾燥剤を放り込んで段ボール箱にでも入れていれば延命が可能でしょう。 FEシリーズの場合、梅雨の有る日本の環境で使う事を前提とした日本製ユニットですから、あまり神経質に成らなくても良いかと思います。 数年前にネットオークションで入手した私が生まれる前のアルテック755Eはユニークなユニットで個人的に愛用中です。運良く購入したときの元の段ボール箱も、当時代理店だったエレクトリの保証書付きでシリアル連番ペアを、、(酔った勢いで、1万で買おう音思ったんですが、結果としてはペアで6万近く、、、 でも 人気の「屋譜置く」ならスタートより安かったかなぁ~) スーパースワンって FE-103系のスペシャル版でしょうか?(Σとかスーパー) 段ボールとビニル袋に入った状態のユニットでしたら、一部のファンには貴重品でしょう。 むしろ、購入時の状態で保管するのが良いかと思います。 以上、あくまで個人的な意見と乾燥、あれ? 感想(←こっち) でしたぁ~♪
お礼
iBook-2001様、いつもお世話になっております。 今回も、これまた非常に有益なお話を頂戴致しました! やはり、皆様、サスガであります。当方への現実的ご助言とご経験談、 まさに質問者としては最高の幸福でありました。 そうか、ダンパーですね。ダンパーの劣化もあるんですよね。いやー 当方、まだまだ青二才であります。非常に勉強になりました(結果 としてのfo上昇、まさにいわれてみれば!であります)。 実はiBook-2001様、休眠中のFE167が振動板周縁に薬剤浸透を起こし ております(これもやはり個体差があるのですね。勉強しました)。 エッジはすでに除去したのですが、この際なのでコーン径を縮小する 形で周縁部をカット、自前のFE147かFE157に挑戦しようと思っており ます(予想失敗度100%、ダメモトです)。 またウレタンエッジにつきましては、やはりいろいろと難しいことを 再認識致しました。当方のFW系(N以前)も、みなエッジがフニャ フニャであります(哀)。 それと、アルテックでありますか。当方、残念ながら今まで無縁で 現在に至っております。アルテックやリチャードアレン、一度は 試してみないとダメですね(ちょっとハマるのが怖いんですけど)。 いやはや、あれこれ楽しいご情報、ご助言とともに誠にありがたく 拝見致しました(金賞のお話も楽しく拝見しました)。 iBook-2001様、今後とも、ひとつ愛の手を、よろしくお願い申し 上げる次第であります! 最後に、脱線ついでにもう一点、お話のスーパースワン用ユニットは、 「FE108Super」であります。 最近のフォステクスさんは、10cmユニットでのお化けマグネットが フツーになってしまいましたが、その元祖がこの108Sであります (20cmやロクハンでは、それ以前にお化けを出していました)。 スーパースワンのユニットは、これまで数機種が適合とされており まして、その初代指定ユニットにあたります。 近年での適合ユニットは三機種程度ですが(その他一応使えるユニット はあるものの、相性はイマイチです。生意気ですが断言致します)、 そのうち二つは限定モデルで今現在入手困難、そして残る一つが意外 なことに、他社さんのウッドコーンフルレンジなんですヨ(これまた限定 ですが)。 当方の独断と偏見によれば、長岡式D-101Sとの最優秀コンビは、この 108Sの次のモデル、6N-FE108Superであります(以後の新型強力品より、 なぜか相性が良いんです)。 残念ながら当方、この6N-108Sは持ってないんですよ。どうにかして、 手に入れたいんですが・・・ すみません、脱線につぐ脱線、誠に失礼致しました!
- yosifuji20
- ベストアンサー率43% (2675/6115)
私もいくつか古いユニットを保管していますが、保管中に不良品になったことはないですね。 私の保管庫は2階の押入れですが、風通しが良く湿気のない代わり夏場はかなりの高温です。 そこに、元の段ボール箱に入れた状態で保管しています。 何か物が当たるとかゆがむようなおき方でない限りそれほど神経質になる必要があるのかなという気がしますが。 ボイスコイルはダンパーでセンターに保持されていますし、コーンはエッジとダンパーで2点保持で支持されています。 気になるのならばコーンが水平になるようにおいておけば、センターが狂うことはないと思います。 私はもうオーディオを50年近くやっていますが、SPのセンターが狂う故障というのは経験がないですね。一度だけLO-Dのアルミコーンウーハーでびびりが出たことがありますが、これはコーンとダンパーの間にゴムの制振材が入れてある構造だったのでその部分の不具合のようでした。一寸特殊な例ですね。 ただウレタンエッジは経年変化には弱いですね。これは時間経過でぼろぼろになってしまうようです。多分樹脂成分の変化が生じるのでしょう。 布か紙のエッジはこうならないようです。FostexのFEシリーズは紙のエッジだったと思いますので、多分その恐れはないでしょう。
お礼
yosifuji20様、早速のご回答、誠にありがとうございました。 毎回お世話になりまして、恐縮の極みであります(最敬礼です)。 そうですね~、確かに当方、少々過保護かもしれません。 ユニット達を見ておりますと、どうにも楽しくて仕方がなく、 ついつい世話を焼いてしまいたくなりまして(苦笑)。 当方、yosifuji20様のご回答を頂戴致した際、ベテランの方 ならではのいろいろなお話も非常に興味深く拝見させて頂いて おります。 日立さんのユニット等は、当方の全く知らない名品でして、 こちらのお話も本当に勉強になりました(ギャザードエッジ 等の特徴しか存じ上げませんので・・・)。 ご経験談、実に参考になりました。重ねて、御礼申し上げます。 以後もご迷惑お掛け致しますが、何卒よろしくお願い致します!
お礼
poteti800様、ご回答、心より御礼申し上げます。 先日の質問では当方無礼千万、誠に申し訳ございませんでした(汗)。 何卒ご容赦のほど、お願い致します! なるほど、やはりフルレンジ系では、一応の適度な管理で、まず問題 なさそうな気が致して参りました。 エッジにつきましては、当方の古株FE83にも、薬剤抜けの症状が一部 見られます。ユニットは実に正直でして、そのFE83を試しにダブル バスレフ等で鳴らしてみますと、明らかに低域音圧が弱い傾向です (まさに、おっしゃる通りなんです)。 多々、有益なお話、誠に感謝であります。また、先日の件におきまし ては、poteti800様のご回答により、友人はDB-8の製作を「よし!」 と決断致した次第でして、こちらに関しましても再度深く御礼申し 上げる次第です(当方の話だけでは、少々不安だったようでして)。 さらりとお述べになられた、DB-8に対する見事な客観評価、友人は この一言でヤラレてしまった次第であります。 poteti800様、以後も当方、恥ずかしげもなく愚問を発すると思います。 お手数ながら、またご助力のほど、何卒よろしくお願い致します!