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桜の実生
桜の花も終わってそろそろ実ができてきますよね。この種を播いて育ててみたいんですが、どのようなことに気をつければよいでしょうか?また、ソメイヨシノの実生って言うのは本当に無理なんでしょうか?近所にはソメイヨシノしかないんですが、一代限りで実生は無理、という話をよく聞くので…。回答よろしくお願いします。
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- 大明神(@bathbadya)
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実生で、通常言われているのは、 採種後すぐに撒くこと。種子を乾燥させないこと。 ぐらいですかね? 特殊なものだと、寒さに合わないと発芽しないとか、捕食者の体内を一度通らないとだめとか・・ もともと桜自体実生は苦手なようで・・ 山の桜などを見れば判りますが、あんなに大木でも、実生の苗はめったに見かけません。 時たま、街中で変なところに生えてしまった桜を見かけますが、まあその程度で何本も生えているのは見かけませんね。 園芸専門店では種子の取扱もあるようですが、発芽に付いては保障しないと明記されてますし・・
- DESTINY
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実が完熟してから収穫し、果肉を良く洗い流して、一度、乾燥させてください。種は冬の寒さに当たったあとでなければ発芽しません。したがいまして、発芽してくるのは春ですが、家の中にしまいっぱなしにしておくと発芽する物も発芽してきませんので注意してください。秋に播いて外においておくのが良いですが、ネズミや昆虫などに横取りされないよう注意してください。発芽したら普通に育てれば良いのですが、開花するまでには時間がかかりますよ。 普通、観賞用に育てられている桜は、たくさんの実生の中から花の美しい物が選ばれて、接ぎ木や挿木で増やされています。したがって、種から育てた木は親よりも観賞性が劣る可能性が高いです。ごくまれに親よりも美しい物ができることがありますが。 ソメイヨシノですが、この品種はオオシマザクラ(植物名)とエドヒガン(植物名)の種間雑種だと言われています。ですので、学名は「Prunus × yedoensis」(×は種間雑種を表します)となっています。種間雑種で正常な減数分裂ができないために、花は咲いても不稔で実をつけることはありません。実をつけることがないために、栄養が樹体内に十分に蓄えられ、毎年いっぱいの花がつきます。また、実がついたとしたら、夏になると果実が落ちて、汚くなるので、公園とかにたくさん植えるのは適さないでしょうね。 ただし、ソメイヨシノでもごくまれに実をつけることもあるようです。ほとんどは発芽しないと思いますが、このようなものを見つけて、防鳥用に袋をかけておけば、発芽する種が得られる可能性もあります。ただし、苦労しても、観賞性の高いものが得られる確率はごく低いです。
お礼
回答ありがとうございます!! いろいろ検索したんですが、こんなに詳しくて丁寧な説明初めてです! やっぱりソメイヨシノは難しいんですね(^_^;)