MTBではなく、26インチのロードですよね?
ちょっと前にトライアスリートに人気が有りましたが、最近トライアスロンに使われるバイクが徐々にベーシックなロードレーサーに近付いてきていますね。
まず、26インチの特徴は
・ホイールが軽い
・ホイール剛性が高い
・フレームも小さいのでフレーム剛性が高い・重量が軽い
・空気抵抗が少ない
・剛性が高い反面、ショック吸収が悪い
というところでしょう。
とはいえ、正直に言って、これが27インチとそれほど大きく差があるとは思えません。
実際にメリットが大きいならプロが26インチを使っているはずですが、ロードレースではそんな人はだれもいません。トライアスロンではどうなんでしょうか。
26インチバイクのデメリットとして、選べるパーツが少ないという点があります。ホイールやタイヤで、700C用のものはあっても26インチ用のものはないという製品はたくさん有ります。また、実際に店に行った際に、26インチ用のタイヤやリムを置いていないところもよく有ります。
そのようなことも考えると、私は26インチのロードに乗ろうとは思いませんね。
もちろん、結果をシビアに追い求め、10gでも軽いホイールがほしいといったレベルになれば話は別ですが。
しかし、別にホイールやタイヤにそんなにこだわりはないし、店だって近くにちゃんと26インチのものを扱っているところがある、または通販を使うから問題ない、という場合は、26インチのバイクでも何の問題もないわけで、「それほど大きな違いはない」というのが私の結論です。
それと、タイヤ周長(ホイール1回転で進む距離)の差により26インチはローギアが軽くなる、トップギアで伸びなくなるという話ですが、26/27というと単純計算で4%以下。ちなみにトップ側では13T→12Tとシフトアップすると8.3%、ロー側では21T→23Tとシフトダウンすると8.7%ギア比が変化しますが、タイヤ周長の差はその半分以下ですので、気になるほどではありませんね。
結局「大差ない」というおもしろくない結論で申し訳ないですが、お役に立ちましたでしょうか。