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原発事故と原爆

東日本大震災、福島原発事故に関連して。 これまでの最大の原発事故と言われているチェルノブイリ事故でさえ、直後死亡者数は31人、一方長崎、広島の原爆死者数は何十万人。ここで疑問。どんなに想定外の悪条件が重なったとしても、万が一にも原爆投下のような事故は理論的に起こりえないのでしょうか。起こりえるとしたらどんな条件がそろった時でしょうか。

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  • ベストアンサー
  • tetsumyi
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回答No.6

理論的には原爆よりも被害者が増える可能性はあります。 原爆の場合は一瞬で放射線をばら撒くために逃げる間もなく飛散地区全体に居る人全てが死亡や健康被害を受けます。 原発事故では爆発による直接の放射線被害は少ないですが、放射性物質が風に乗ったり水に含まれて運ばれますので逃げる時間があるので被害は少なくなります。 もしも原発を見捨てて現場から皆が逃げるなら原子炉から莫大な放射性物質は全て拡散し非常な広範囲が放射能汚染地域となります。 原爆と比較することもできないほどで、東日本全体が荒廃する可能性があります。 もしも原発に旅客機が墜落したり、テロで攻撃されて誰も原発に近付くことができなくなったなら・・・ 恐ろしいことです。 原発が悪魔のエネルギーと呼ばれる理由がわかるでしょう。

kawa1234
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。原発事故の恐ろしさが良くわかりました。

kawa1234
質問者

補足

原発のウラン燃料は原爆1個より多いとも聞きますので、瞬発的な殺傷力は原爆よりはるかに小さくても、長期的にはおっしゃるような悲惨な状態に陥る可能性はあるわけですね。やはり恐ろしいことですね。

その他の回答 (5)

回答No.5

広島、長崎の原爆はご存知の通りですが、最近の核兵器は放射線による殺傷力のみで、 施設の破壊は最小限。しかも残留放射線物質も少ない。 核兵器で攻撃し、すぐに占領し、そこの施設をすぐ活用できるような使用方法になります。 > 万が一にも原爆投下のような事故は理論的に起こりえないのでしょうか。 ウランの量が格段に少ない。

kawa1234
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。原発でもウランの量を格段に多くしたり、それが瞬間的に核分裂するようなミスがあったら(現実的にはそんな状況は起こりえないでしょうが)、理論的にはありえるということになるのでしょうか。高速増殖炉だと、プルトニウムをどんどん増やしていくので、ウランの量を各段に多くするのと同じことのようにも思えるのですが、いかがでしょうか。

kawa1234
質問者

補足

原爆では圧縮された超高濃度ウランが、一方原発では低濃度ウランが使用されているらしいですが、原発事故により低濃度ウランが原子炉内で圧縮されて高濃度に変わることも起こりえるのではないでしょうか。

回答No.4

はじめまして♪ 私も東北なので3/11の揺れで停電、それからしばらくテレビも暖房も無い状況から、電気復活後に津波や原発の問題を知り、ネット検索等を繰り返しました。 原爆は爆発の破壊力を重点に、上空で爆発させたようです。 チェリノブイリ原発事故は、核燃料が入った部分で爆発(核爆発では無い)し、核燃料が粉砕して散乱した事故ですね。 広島や長崎に投下された原子爆弾は瞬時の核反応による爆発エネルギーで、爆風や熱放射で多くの効果を得た(多くの犠牲者をと言い換えても良いでしょう)物です。 その後の黒い雨等の放射線被害が有りました。 チェリノブイリ原発事故では、爆発では数名ですが、原爆とは桁違いの放射性物質が拡散したため、犠牲者が多く成った事はご存知の様な状況です。 原爆、残念ながら超臨界とも言われる瞬時の核反応爆発は起爆する為に相当大きなエネルギーが必要と成ります。 少なくとも、震災後に東京電力福島原発で分厚いコンクリートの建物が粉々に吹き飛んだ水素爆発では桁違いだったので中の原子炉燃料は反応しませんでしたね。 原爆の作り方や火炎瓶の作り方はタブーなのですが、昔の映画で「太陽を持った男」だったか「太陽を手に入れた男」とか言う 沢田研二さんが出た映画が有るようです。 原子力発電所にミサイル打ち込んでも核爆発しないし、発電所設備はミサイル攻撃でも内部は壊れない容器の設計でもあるようですよ。

kawa1234
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。やはり原発事故では、どんなに大きな事故といえども、原爆のようなことは起こらないと一応安心して良いのでしょうか。

回答No.3

原爆は、人を殺す道具ですから、何十万人も死者が出るのが当たり前です。 原発は発電して人を幸せにする道具なので、そういう意識で運用するかぎり、大事故になっても死者が大量に出ることはない。道具とはそういうものです。 逆に、人を不幸にしようと思って使うと、原爆以上の兵器にもなりうるわけです。また、それだけの技能や知識がなくて運用しようとすると、危険なのに変わりはありません。 原爆投下と同じような事故になるのは、 1.人を殺そうとおもって原発を運転するとき 2.技能・知識・能力を研鑽することを悪いこととする風潮になったとき この2点でしょう。特に、2.は致命的です。

kawa1234
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。2.技能・知識・能力を研鑽することを悪いこととする風潮こわいですね。そういう風潮ではありませんが、東海村では作業員のひどい無知から臨界事故にまでいたりましたね。やはり一定の恐れからくる慎重さや、それゆえの技能・知識・能力を研鑽しようとする姿勢が必要なのでしょうか。

回答No.2

なんだか色々と知識がおありのようですね。 チェルノブイリの事故については諸説ありますが、水蒸気爆発してから水素爆発したとか聞きました。 あちらでは制御棒入れるのが上手くいかず臨界が止まらなかったそうですが、 福島は制御棒入ったので、その時点で状況は随分と違いますね。 ご存知かもしれませんが、チェルノブイリで放射性物質が広範囲に広がったのは爆発だけによるものではなく、 爆発で天井が吹き飛んだ後に酸素が入り、減速材の黒鉛が激しく燃えて塵と共に飛んでいったせいだとか。 福島は軽水炉なので黒鉛が燃えて~のような事が起きない、だからチェルノのようなことにはならないと。 よく不安がっている人にはこの辺の構造の違いなんかを話して多少安心してもらっているんですが、 ここで一つだけ意識して認識をズラしています。 「同じようなことにはならない」であって、被害が小さく収まるとは一言も言っていないんです。 さて。 高速増殖炉といえばもんじゅですね。 臨界し易い高濃度プルトニウム、プルトニウムは温度ムラが出来易く制御棒も効き難いとか。 量的には長崎原爆の100倍ほどでしたっけ。 冷却材は液化ナトリウムなんで水や空気と反応して激しく燃え上がり爆発。 しかも構造上地震に弱いとか、活断層の上に立ってるとか、 燃料棒を抜く装置がぶっ壊れたとか、その回収に24回以上失敗してるとか、 年間維持費500億掛かってるとか、発電量が0だとか、廃炉にも出来ないとか、 責任者が自殺したとか、色々と言われていますね。 爆発したら放射性物質が風に乗って東に流れるでしょうし、福井から東っつーと東京ですし、 場合によっては本気で東京壊滅とかするんじゃないですかね。 俺も福島よりもこっちの方がヤバいんじゃないかなーと思ってますよ。

kawa1234
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。かつては原発事故にそれほど不安も関心もなかったのですが、福島原発事故でいやがうえにも関心が高まり、にわか勉強を始めたところです。調べれば調べるほど原発の問題点がわかってきて(例えば使用済み燃料は最終的にどう処理するのか等)、原発は少なくても現状以下(新たな増設はしない)に抑えた方が良いのではと思える次第です。

回答No.1

起こりえません。 原爆というのは綿密な計算の元で設計し、実際に作って実験をして威力を確かめ・・・と、 とてもデリケートなバランスの上で大きな爆発を起こしています。 勘違いしている人が居ますが、衝撃を与えたり火をつけたりしても核は爆発しないのです。 なので原発が燃えようと建物が崩れようと原爆のような爆発はしません。 起こりうる爆発は水素爆発と水蒸気爆発くらいかな。 どちらも原爆には遠く及ばない規模ですよ。

kawa1234
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。チェルノブイリ事故では福島と違って臨界が止まらず、原子炉自体が吹き飛んでいますが、これは何爆発だったのでしょうか。

kawa1234
質問者

補足

高速増殖炉型で考えられる最悪最大の事故は、軽水炉型炉事故より酷くなるような気がするのですが、それはどうでしょうか

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