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特高の運用

22000V受電の特高で6600Vへ落として、フィーダー2本で各サブ変へ送ってます。そこで質問ですが、フィーダー1本でも容量的に送電可能ですが、月1回程度フィーダを交互に入れ替えるのか、常時2本とも充電して送電したほうがいいのか、運用上悩んでいます。やはり、電気機器にとっては、1月でも休ませたほうが長持ちするのでしょうか。あるいは、万が一片方パンクしたときを想定して2本で送るほうがいいのでしょうかか。経験豊富なかたぜひ、教えてください。

みんなの回答

  • U-Seven
  • ベストアンサー率56% (557/986)
回答No.2

通常は1回線だけ使用します。 常用線と予備線です。 >『万が一片方パンクしたときを想定して…』 例えば片方のケーブルで地絡事故が発生すれば両回線から地絡電流が供給されてフィーダのDG動作で結局は両回線がトリップします。 たぶん、 受電変電所の6600V系統は特高変圧器2台で6600V母線には母線連絡遮断器(52BT)があり母連遮断器52BTの左側に1号主変二次遮断器(52S1)が接続され、右側に2号主変二次遮断器(52S2)が接続される。 各サブ変へのフィーダは母連遮断器の1号主変側(1号系)から1本(52F11)と2号主変側(2号系)から1本(52F21)、計2本出ているはずです。 (全体系統はこんな↓感じでしょうか) http://www.k5.dion.ne.jp/~plan/test/yosouzu.pdf このような場合、52S1・52S2・52BTの3台はインターロックを取って3台同時投入できないようにしてあるはずです。 一般的には「52BT開」で運用、主変圧器を並列で運用すると短絡事故時に短絡電流が変圧器2台分(2倍)流れてしまうので変圧器並列運転は行いません。 サブ変で2回線受電を行っていると、サブ変が特高変の母線連絡の役割になってしまいます。 仮にサブ変の1号系で事故があったとすれば、サブ変を経由して2号主変系から事故電流が流れてしまいます。 さらにサブ変C・D・・・これらが全てループになっているので事故電流がどう流れてどこがトリップするか分からない。 1号系・2号系で回り込んで片側停電時でもUVが動作しない、地絡事故時に全個所のOVGリレーが動作して回り込みによって他サブ変送りフィーダのDGも動作するなど地絡個所の特定が困難になる。 それでサブ変の2回線受電は通常行いません。 サブ変側は、引き込み点のVTに不足電圧継電器を設けて、使用側UV動作なおかつ予備側電圧有り(UV不動作)で自分の遮断器をトリップし、予備側遮断器投入の自動回路を設ける事もあります。 フィーダ交代の運用はそれぞれですが、遮断器の動作確認を含めて1~2ヶ月交代で良いと思います。 --------------------- 単線接続図を見ながら話をしているのと違い、文字だけで説明するのは難しいです。

  • sou_tarou
  • ベストアンサー率51% (196/381)
回答No.1

あまり詳しくありませんので参考までに 負荷の重要度とリレーの保護方式および事故確率から決められてはどうですか 例えばですが、 1.事故時の影響が大きく、線路保護に回線選択継電器などの事故回線を確実に選択し遮断できる保護方式なら2回線送電がよいと思います。 2.事故時の影響が大きいが保護方式が事故回線を選択できない方式の場合は2回線での送電はやめて、事故時の影響を限定するために1L、2Lにサブ変電所を割り振っておく。例えば、1LにA,B変電所2LにC変電所などを割り振っておいて、1回線事故時に全ての設備が止まってしまうのを防ぐ。 >電気機器にとっては、1月でも休ませたほうが長持ちするのでしょうか 温度が低いほうが絶縁物が長持ちすると言われています。 フィーダーの保護方式 サブ変電所の数 などを追記されると、プロの方が意見つけやすいと思いますよ。