• ベストアンサー

ボウリングフォーコロンバイン

すごい映画だと思いました。皆さん、どう思われましたか?この映画。。 アメリカはやっぱりおかしいんじゃないか、、と最近思います。アメリカの政治、社会問題についてよーーくわかる映画、、おしえてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • zapgun
  • ベストアンサー率60% (23/38)
回答No.1

こんばんは。 『ボウリング・フォー・コロンバイン』はただただ傑作です。最高です。 てなわけで、同じマイケル・ムーア監督による'89年のドキュメンタリー作品『ロジャー&ミー』(原題”Roger & Me”)はいかかがでしょうか。 (以下、ネタバレあり) かつては繁栄していた世界一の自動車会社GMの工場町ミシガン州フリント。自分以外の親族全てがそこでGM社員だったマイケル・ムーアは、工場閉鎖で人口の1/5(3万人!)が失業する町の危機に直面します。問題を日本のせいにしつつ着々と工場を第三世界に移して、低賃金のお蔭で実は損をしていないのに大量リストラを重ねるGMに腹を立てたマイケル・ムーアは、会長ロジャー・スミスに町の現状を見せようとカミカゼ取材を決行します。 突撃取材の結果は見てのお楽しみですが、とにかくリアルに映し出される町の現状はひどいもんです。友人を含めた工場労働者たちは家賃が払えずクリスマス・イブに立ち退きを迫られたり、ウサギを食用に飼育して生活する女もいれば、犯罪の増加に合わせて刑務所の看守になる男もいたり、町を出る人の多さにレンタトラックが大繁盛していたり…。そんな深刻な現実を切り取りながらも、語り口は軽快そのもの。私は当時アメリカの大学におり、社会学の授業でこの映画を見たのですが、教室は大爆笑でした。深刻な内容のドキュメンタリーをわかりやすいエンターテイメントにすることで「考える」入り口を作ってくれたマイケル・ムーアに感謝感謝です。 もちろんLOSGATOSさんのおっしゃる通り「アメリカはやっぱりおかしいんじゃないか」と思います。しかし同時に、深い闇を抱えつつ、それを暴くことを絶対に許さない国家が多い中、アメリカは『ボウリング・フォー・コロンバイン』や『ロジャー&ミー』のように一個人が国家や大企業という巨悪に挑戦することが「困難」であっても「許される」国でもあることも事実です。 アメリカ映画界についても、大金と先端技術を費やしてくだらない娯楽大作(もちろんおもしろい作品・好きな作品もあります)ばかり作り出しているという側面がある一方で、このような良心的な社会派映画も存在するわけで、単純に嫌いにはなりきれないですね。 てなわけで、『ボウリング・フォー・コロンバイン』を気に入られたLOSGATOSさんなら、『ロジャー&ミー』は必見です。『ボウリング・フォー・コロンバイン』が話題になったおかげかDVDも出たようですし、レンタルも可能かと思いますので、ぜひ。

LOSGATOS
質問者

お礼

こんにちは。ありがとうございます。 私は外国にいるので探したのですがロジャー。。が見つかりません。。うう、、本によるとあの映画のウサギシーンがアメリカではすごく問題になったとか、、。 仕方ないのでまたボウリング。。を繰り返し見ました。ほんとに何度見てもすごい映画です。見れば見るほど考えさせられます。 だれがわるいの?という問題提起、マリリンマンソン!という意見、、本人にインタビュー。 カナダは安全!->本当?->カナダ中の扉をあけてみる!こういう構成もすごくおもしろいですよね。

その他の回答 (1)

  • yukibbbb
  • ベストアンサー率0% (0/3)
回答No.2

「ボウリング・フォー・コロンバイン」 私も、見ました。 久々に、大当たりでした。もう5回くらい見てます。 アメリカって、こんな国だったのか・・・と そして、生きていく上で環境って 本当に大切だと思わされる作品でした。 保育士をしていますが 子供とのかかわり方を考え直すきっかけ にもなりました。 映画が好きで昔、よく見てましたが 最近は、あまり見てないので 今のアメリカがわかる作品は思いつきませんが 昔のアメリカの社会派ドラマで好きなものは 「ミシシッピー・バーニング」 「紳士協定」 他にも、たくさんあるのですが 年のせいか、タイトルが思い出されません。 回答になってなくて ごめんなさい。 あなたの気持ちに共感して その嬉しさでつい回答してしまってます。

LOSGATOS
質問者

お礼

ありがとうございます。 この映画は5年に1本くらいのすごい作品だと思っています。何度も何度もみて、いろんなことを考えさせられました。 1度目は「しくじったら一生ルーザーとして扱われる、、」と、サウスパークの作者が言うシーンで、そうか、、。と思ったのだけれど、2度目みると、でも、、、それって日本の受験戦争はどうなの!?と思いました。きっと、次から次へと自分のなかからでてくる疑問の答えはわからないままだけれど、自分が生きている世界の仕組みについて深く考えさせられます。 アメリカに住んだことがあるのですが、アメリカはたしかにこういった病んだ面もあるけど、いいところも山ほどあります。自分の国の仕組みについて、こんなドキュメンタリーを作る作家が生まれるというのも、日本にはない良い面だとおもいます。 それにしても、この映画のすべての回答はマリリンマンソンが途中で話してしまっていますね(笑)

関連するQ&A