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国債について。
国債について、質問させてください。 4月5日、日経新聞夕刊の記事から質問です。 「債券相場が続落」という見出しのついて記事で、 「市場では東日本大震災からの復興に向け財源として国債が増発されるとの観測が根強く、 超長期債を中心に売りがでた。」 という一文があります。なぜ、国債が増発されると、超長期国債が売られるんですか?? 教えてください、よろしくお願いします。
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思いますに、 復興には膨大な資金が必要だということは誰にでも分かりますが、いくら増発すればいいか、何年間増発すればいいのかなど、現時点では誰にもわかりません。 他方、国債を増発しても、誰も買ってくれなければ現金が入ってきませんから、政府は誰かが買う気になるだけの金利、つまりこれまでよりも高い金利をつけますよね。 とすると、年々歳々、段々高い金利が着くようになっていく可能性が大きい、と考えるのが一般的でしょう。 低金利時代に、例えば10年物(10年間返還されない=束縛される)国債で1%の金利だったとすれば、新たに例えば2年物に1%をつけるかもしれない、来年には1年物で2%になるかもしれない、再来年なら3%になるかも、と思ったらどうでしょう。 私なら、はやいとこ、この低金利で長期間束縛される超長期国債をうっぱらって、自由に使える現金を用意しておきたい、そして高い金利の国債が出たら買いたい、と思うのですが、他の人もそう考えるとしたら、超長期国債は売られますね。 そうすると安くしか売れないから、それを見た人は、「まずい! 俺のもっている超長期国債の価格が下がった!明日になるtもっと下がるかも知れない」と思ってさらに急いで売ろうとしますね・・・ 。 それをみた・・・ それを見た・・・
お礼
よくわかりました! ありがとうございます^^