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ふと思った、ちいさな疑問?
最近、車を運転していて【地方の交通量の少ない一般道】舗装が良くなり、車の振動が少なく快適。 道の継ぎ接ぎ・デコボコが多かったのが、舗装の補修&やり直しの部分が、黒っぽく、滑らかにアスファルト舗装がされているように感じました。 <質問> それは・・・ (1)砂利が少なく、滑らかでも強度は変わらぬように質や技術の進歩。 (2)気のせい(お金を掛けたら同じように成るが、昔はケチっていただけ) (3)選挙が近い為の行政サービス (4)公共工事・道路予算の使い切りの為、m当たりコストを増やしたり、競争入札等で質的レベルアップをしてる。 (5)その他
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昔のアスファルト舗装と、現在のアスファルト舗装では、構造理論から変わってしまったので、違いが大きくなったと思います。 アスファルトは、石油を精製していった段階での一番の屑です。 良いところを持っていった絞りかすを何とかして使おうとしたのがアスファルトで、思いの外、道路舗装材料として良好な成績なので、廃品利用として現在でも使われています。 道路を丈夫にしたければ、コンクリートが一番丈夫です。 北の方の道路では、所々コンクリートの所って無いですか? 丈夫で長持ちですが、修理施工に大きな時間を取られます。 完全に数日間通行止めになります。その分、アスファルトの数倍の耐久性があります。ただし、すごく高額になります。 補修がしにくいところはコンクリで。しやすいところ、影響の少ないところは安いアスファルトでと言うことになります。 昔のアスファルト舗装に比べて、材料や配合を見直し、改良されています。 音が響かないとか、排水がよいなど、耐久性が良くて、施工が簡単、維持管理が簡単、単価が安い等以上の性能が割り振られています。 古くて白っぽい舗装と、新しく黒々とした舗装を比べてみてください。 隙間の大きさの違いに気がつくと思います。 この隙間で、走行時の音を乱反射させて打ち消し合い、排水を良くして表面に水たまりを残しにくい舗装面を実現させています。 さて。 行政の予算ですが・・・ それぞれ必要な予算というのを計算します。 皆さんも決められた給与の中から、予算編成をして生活をしているのと同じですが、行政は年間を通じてきっちりと決められます。 普通の人は、余れば貯金できますが、行政は出来ません。 前借りも出来ませんし、借金だっておいそれとは出来ません。 予算を編成して、税額を調整して税金を徴収する以上、誤差があってはいけません。 で、年度の終わりには、予算を使い切って、編成した予算が適切であるということにしなければなりません。 もし、余れば来年度からその分を減らしての編成になりますし、足りなければその事業は出来ません。 かといって、円単位まで調整して編成するのは大変です。 だからといって、余った10円をポケットに入れるわけにもいきませんし、ポケットから足すわけにもいかないんですよ。 そのためには業者さんとお話をしてね・・・ということになります。 道路施工などに関しては、まず自分のところで設計試算します。 で、業者に入札させて試算と一番近いところに発注となります。 安ければいいと言うわけではありません。 安ければ安いなりに、材料が規格を下回る。製品強度が足らない。と言ったことが懸念されるからです。 選挙などはあまり関係がないと思います。 ただ、天皇陛下ご一行様がその道路を使うとなれば話は別です。 全てを新品にとはいきませんが、「ちょっとまずいね」というところは緊急工事です。 別に振動がどうとかではないです。 道路が悪かったり、路肩の危険なところを陛下が目にされると、陛下は私たちの安全を心配されるのです ですから、そのような心配をされないよう修理を行います。 とりあえず、2と3は無しで良いんじゃないかな。
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- adkori
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5 交通量が少ない → 道路が痛まない → 舗装が良く見える でしょう。 道路の構造はかなり詳細に決められており、それを外れると 国からの補助対象になりませんので、基本的には同じと考えて良いです。
お礼
ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。 >交通量が少ない → 道路が痛まない → 舗装が良く見える なるほど!納得です。
- kusirosi
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(5)その他 不景気で財政逼迫、予算不足で やむをえずです 【地方の交通量の少ない一般道】は 政府・自治体が豊かな頃は、数年ごとに舗装し直し必要な簡易舗装にして、 業者さんの仕事とだえないようにしてました(景気刺激、間接的福祉予算)が、 財政難で 「毎年、道路補修費こんなにかかると、仕分けとかいわれかねんし。 この区間の補修は、今度から永久舗装で、おねがいしよう」 ということに、なってしまいました。 日本が景気良くなり、財政好転すると、 また、あちこちで、景気よく簡易舗装で舗装し直し、 見られるようになるかも・・・・・・・
お礼
ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。 そうですか・・・ >政府・自治体が豊かな頃は、数年ごとに舗装し直し必要な簡易舗装にして、 業者さんの仕事とだえないようにしてました(景気刺激、間接的福祉予算)が、 財政難で 「毎年、道路補修費こんなにかかると、仕分けとかいわれかねんし。 この区間の補修は、今度から永久舗装で、おねがいしよう」 思い当たる工事・場所があります。 大変、参考になり分かり易かったです。 ありがとうございました。
- hariappu
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(4)公共工事・道路予算の使い切りの為、m当たりコストを増やしたり、競争入札等で質的レベルアップをしてる。 金は余っても国に返還しないと聞いた事がある。事実かどうか不明だ。知ってたら市会議員になって暴れてやる。 予算~余る~知り合いの業者に依頼~嘘の見積もり~そいつと自分がポッカポカ陽気。 糞ったれ社会が。いや、人間が屑。
お礼
ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。 予算の使い切りが、過剰品質や過剰掘り返しや年度末の年中行事化し、肝心の費用対効果がシビアーに精査されていないのでしょうね・・・。
お礼
ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。 舗装の質的向上と予算の使い切りと言う行政・公共工事の問題点の縮図を見る思いです。 大変、勉強に参考になりました、心より感謝とお礼を申し上げます。 詳しい回答を頂戴し、ありがとうございました。