どうやっても標準的なレベルのエンコードができません

質問

タイトルの通りです。ニコニコ動画にアップロードするために100MB以内の動画を作成しています。
ですがどうやっても同サイトにアップロードされている標準的なレベルの動画の画質になりません。

PCスペックと使用ソフトは下記の通りです。
・OS→　　　　　 XP SP3
・メモリ→　　　 4GB（3.25GBまで認識）
・CPU→　　　　 Core2Duo E8600 @3.33Hz
・VGA→　　　　 GTX285

・キャプチャ→　Dxtory（512×384 avi 60fps でキャプチャ）
・エンコード→　 Sorenson Squeeze 7 / Aviutl（512×384　MP4　55fps で出力）
・編集→　　　　 Corel VideoStudio Pro X4（エンコ段階で止まっているのでまだ未使用）

アップロードする予定なのはPC版のバイオハザード５ですので同ソフトのベンチマークAを
3分45秒キャプチャして標準的な画質を目指して何度もエンコードを繰り返していました。
私の言う「標準的な画質」の基準は単純にブロックノイズが無く、ボケがほぼ無い動画を指します。
上記のような画質の動画を他の人は平均して15分程度の長さで上げていますが、
その長さは「これ以上延ばすと画質を維持できない」というよりは動画の進行上区切りのよい
ところで切っていて、partによっては同程度の品質で20分以上の動画を上げています。

一方私は同程度の画質にするのにどうやっても1700kbps以上にしないとブロックノイズが
消えませんでした。それでも少しBlurをかけています。Blurを使わないと3000kbps程度使わないと
ブロックノイズが消えません。
私がほかの人の動画を見て一番に不思議に思ったことは皆一様に動画にブロックノイズが
一切無いことでした。多少Blurは使っているのかもしれませんが、少なくとも10分以上の動画で
Blurが目立たず、ブロックノイズが目を凝らしても確認できない動画がほとんどですので
皆、私と違う方法でキャプチャやエンコードを行っているとしか思えないのです。

端的にに言いますとほかの人は私が1700kbpsで作る動画を500kbps程度で作ることが可能である
ハズだということです。

ちなみにキャプチャソフトは「Dxtory」以外はFPSが不安定な動画しか撮ることができませんでした。
エンコードソフトはSorenson Squeeze 7 と Aviutlを設定を変えながら何度も試しましたが、
結果、どちらのソフトでも出来の良いものに大きな差はなく、明らかに画質の差が出る設定は
フレームレートの数値のみという結論に達しました。

500kbpsで作った動画はブロックノイズだらけで軽くBlurをかけたところではどうにもなりません
でしたので根本的になにか間違っているハズなのですが、それがどうしてもわかりません。

ニコニコ動画の作り方のwikiは何度も読みました。
私が500kbpsでエンコードした動画の中で一番良い出来のものを動画添付しました。
Sorenson Squeeze 7で出力。Blurのフィルタは使っていないものにします。
添付動画で使っているのはデフォルトで付属していたノイズを軽減するフィルタのみです。
元動画は60fpsでサイズは512×384で容量は7.37GBです。

どうすれば500kbps程度でもある程度鮮明でブロックノイズの無い動画にできるか教えてください。
長文失礼しました。

回答No.3

lilam001 · ベストアンサー

まず--vbv-maxrate 600は消した方がいいと思います。
--qpstepはデフォルトの4では少ないので、8～16辺りがいいかもです。
--scenecutも60くらいが適当だと私は思います。
ハイプロファイルなら--cqmはjvtがいいです。

因みにフレームレートを落とすことは、大きな意義があります。
１番目の回答者様も指摘していましたが、30fpsに落とせば画質は上がるはずです。
なぜなら、
フレームレートを落とす
↓
総フレーム数が減る
↓
各フレームに割り当てられるビットが増える
からです。

１番目の回答への補足に、
＞実際に30fpsや25fpsで変換してみても55fpsとの動画容量に差はありませんでした。
とありましたが、もしビットレート指定(Nth pass)でエンコードしているなら、当然フレームレートを落としても出来上がるファイルサイズに変化はありません。画質は上がります。
ビットレートは１秒毎のビットの量ですから。

私も同ベンチマークをAmareccoでキャプチャし、AviUtl→拡張x264出力でエンコードしました。
解像度は576x324=186624(512x384=196608)
60fps→http://www.nicovideo.jp/watch/sm14015339
30fps→http://www.nicovideo.jp/watch/sm14015364
両者とも500kbps指定で2passエンコードです。
一応参考までにコマンドを載せておきます。

--preset Placebo --bitrate 500 --pass 3 --stats ".\x264.stats" --aq-mode 2 --aq-strength 1.2 --psy-rd 0.5:0.2 --qcomp 0.8 --qpstep 16 --scenecut 60 --min-keyint 25 --keyint 300 --partitions p8x8,b8x8,i8x8,i4x4 --bframes 3 --ref 5 --me umh --cqm jvt --no-dct-decimate --output nul --fullrange off --colormatrix smpte170m

500kbpsで３分４５秒だとこんなものです。
設定をどう弄ろうと、これより飛躍的に画質を上げることは困難でしょう。

お礼

わざわざ動画を上げてくださってありがとうございます。
おかげでとても参考になりました。

載せていただいたコマンドラインと助言を参考にして設定を変えてみたところ、鮮明でブロックノイズがほぼない
綺麗な動画になりました！
ここ半月程ずっと悩んでいましたが、やっと解決できました。感謝感謝です。

このコマンドラインは永久保存版として動画作成時に使わせていただきたいと思います。

回答No.2

lilam001

参考になるか分かりませんが、100MBギリギリの動画を作る方法
　　→http://www.nicovideo.jp/watch/sm13153529

因みにAviUtlをお使いということは、エンコーダはx264でしょうか？
もしそうなら、エンコードした時のコマンドラインを提示して頂ければ、ある程度の助言は出来るかもしれません。
コマンドラインの場所は添付画像をご覧下さい。

補足

--preset veryslow --bitrate 500 --pass 3 --stats ".\x264.stats" --aq-strength 1.2 --psy-rd 1:0.3 --qcomp 0.8 --qpmin 16 --rc-lookahead 40 --partitions p8x8,b8x8,i8x8,i4x4 --keyint 300 --bframes 3 --b-adapt 1 --merange 16 --ref 3 --colormatrix auto --vbv-maxrate 600

AviUtlを使ったときはx264で上記のような設定でやっていました。
この設定ですとなぜか最後にエラーが出て動画と音声が別々になってしまいます。
元動画はPCM出力だったと思います。

設定自体はwikiの説明を参考にしながら入力しました。
結果、キャラクターの表示はSorenson Squeeze7＞AviUtl
ブロックノイズの少なさはSorenson Squeeze7＜AviUtl
となりました。

AviUtlに限って言えば、ブロックノイズが多少少ないという利点よりもキャラクターの回り？が常時
ギザギザ（ツブツブ？）上の透明なノイズで覆われているのがとても目立ちました。
ですが総合的にみるとやはりAviUtlで出力した動画の方が見やすいのでコマンドラインを
検証してくださるのは願ってもないことです！

回答No.1

hosakaing

55fpsを30とかにする。

お礼

どうやらfpsを下げると画質は上がるそうなので私の認識が間違っていたようです。
ご指摘ありがとうございました！

補足

私もfpsを下げれば容量が減って画質が上げ易いと考えましたが、
実際に30fpsや25fpsで変換してみても55fpsとの動画容量に差はありませんでした。

fpsを下げると画質が上昇するということもありませんでした。