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「わが指のオーケストラ」からどうなったのか

「わが指のオーケストラ」という漫画を読んで大変感動致しました。  この中で、口話の指導が主流となって、手話が追いやられるという状況が描かれておりましたが、この物語はずいぶん昔の話であります。  現在の日本の聾教育においては、口話、手話というのはどのような指導がなされているのでしょうか。「わが指のオーケストラ」の状況から、どのように変化してきているのか教えて頂けると幸いです。  よろしくお願い致します。

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  • chikoran
  • ベストアンサー率54% (13/24)
回答No.2

漫画を読んでおわかりのことと思いますが、ろう教育のはじめは、手話で教育がされていました。 ところが、戦後になって聴覚口話法が良いとされ、手話が全面的に禁止されてしまいました。 最近になってやっと、手話も言語として認められつつあり、手話ができる教師もいれば、 授業でも手話を取り入れている学校もあります。 しかし、初めから(幼児期から)手話教育というのは民間の学校しか知りません。 手話を取り入れている学校でも、中学部から取り入れる程度で、 幼稚部ではキュードスピーチ(発音を手で表現したようなもの)、小学部では授業以外の時間のみ 手話でも構わないとの話を聞いたことがあります。 昔は、ろう者の教師もたくさんいたようですが、聴覚口話法にかわり、 現在のように手話の出来ない健聴者が教団に立つわけです。 さらに、ろう学校の教団に立つ教師は、特別な研修が必要とされているのも関わらず、 殆どの方が受けていらっしゃらないと聞いています。 わが国は、どうなっているのでしょう?? これからは、ろう者にとって大切な言葉(手話)を尊重し、個々にあった教育が 受けられるような環境になることを願わずにはいられません。 そして、jiveさんのように関心を持ってくれる方が増えることこそ、大切なことだと思います。 ぜひ、お友達にも感動や疑問を投げかけて見てください。 一人一人の意識が社会を動かす力に変わると思います。

jive
質問者

お礼

なんだか日本の聾教育ってずさんですね… 聾教育のためには本当に高い専門性が必要であろう事は誰の目にも明らかなのに。信じがたい状況です。 どうもありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • suzuko
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回答No.3

こんにちは。 私は養護学校に勤務していますが、現在も教育としては聾学校ではキュードだと思うのですが、 日常学校生活では手話がほとんどだと聞いています。 他の障害も併せ持つため聾学校に通わず、 他の養護学校に通う生徒も居ます。 ここでは、手話か指文字が多いですね。 (本人の理解しやすい方法を取っています) 手話は聾文化のすばらしい言語だと思いますし、 キュードは聾者と他の人との架け橋の一つと 養護学校では考えられていると思います。 …中には違う考えの方も居ますが… 私の周りの現状は、こんなところです。

jive
質問者

お礼

キュードというのをよく知らなかったのですが、 よく学校で使われているものだと知りました。 どうもありがとうございました。

  • koarakko
  • ベストアンサー率26% (87/333)
回答No.1

私は、「わが指のオーケストラ」という漫画は知らないのでどのように変化してきているのかは、分からないのですが、現在の聾教育も口話での指導が行われているようです。 手話教室などに通う人が身近に増えていたので、つい最近まで、聾教育でも手話で指導されていると思っていましたが、知人に紹介されたHPで現状を知り驚きました。 参考にURLを載せておきますので、ぜひ見て下さい。

参考URL:
http://www.hat.hi-ho.ne.jp/at_home/index.html
jive
質問者

お礼

私もこのサイトを見て驚きました。 そんな状況が身近にあるだなんて… どうもありがとうございました。