- ベストアンサー
こんな小説…ないですか?
江戸が舞台の(もしくはその時代設定の)恋愛小説を読みたいです。 町娘が主人公など、何でも構いません。 もしあれば…、できたらハッピーエンド(無理かな)、できたら官能(悪代官に犯されるなどではなく)も多少入っていると嬉しいです。 久々に読んだ本が宮木あや子さんの「花宵道中」で、すっかりハマってしまいました。 ただラストが悲しいお話が多く、思い出す度切なくて…。 そういえば学生時代も藤沢周平さんなどを好んで読んでいたような気がします。 時代劇好きな父の影響ですかね…^^;
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「花宵道中」、私も読んだ事ありますが、確かに悲話が多く切なかったですね。 水鳥の関(上・下) 平岩弓枝 東海道新居宿の本陣の娘お美也は藩の名家に嫁入りするが、夫と死別し子供とも会えぬ境遇となる。やがて亡き夫の弟・清次郎と恋に落ち、お美也の体内に新しい命が芽生えた時、清次郎に江戸出府の藩命が下る。思い余ったお美也は清次郎を追い、気賀の関所を越えようと試みるが…。波瀾に満ちた「女の一生」を描く長篇時代小説。 雷桜 宇江佐 真理 江戸から三日を要する山間の村で、生まれて間もない庄屋の一人娘、遊が雷雨の晩に何者かに掠われた。手がかりもつかめぬまま、一家は失意のうちに十数年を過ごす。その間、遊の二人の兄は逞しく育ち、遊の生存を頑なに信じている次兄の助次郎は江戸へ出、やがて五三卿清水家の中間として抱えられる。が、お使えする清水家の当主、斉道は心の病を抱え、屋敷の内外で狼藉を繰り返していた…。遊は”狼少女”として十五年ぶりに帰還するのだが―。運命の波に翻弄されながら、愛に身を裂き、凛として一途に生きた女性を描く、感動の時代劇編。 通りゃんせ 宇江佐 真理 小仏峠の滝で気を失った二十五歳の青年サラリーマン・大森連は、介抱してくれた時次郎とさなの兄妹から、ここは武蔵国中郡青畑村で、今は天明六年だと告げられる。驚きつつも江戸時代を懸命に生き抜こうとする連に、さなは想いを寄せていく。いっぽう連の歴史知識から幕閣の政変を知った時次郎は、村の領主である旗本・松平伝八郎の立場を守ることに成功。時次郎はいったい何者なのか?天明の大飢饉が迫る中、村の庄屋が殺害される事件が起こる。現代の知識だけで人々を幸せにすることはできない…。江戸へ向かった連は、思いがけない再会を果たすが。連の運命は、そして元の世界には戻れるのか?時間を超えた、感動の長編時代小説。 喜知次 乙川 優三郎 裕福な武家の嫡男・小太郎に愛らしい義妹ができた。一見、平穏な日々だったが、藩内には権力を巡る派閥闘争の暗雲が渦巻き、幼なじみの父親が暗殺されてしまう。少年ながらも武士として藩政改革に目覚めた小太郎の成長に、友が心に秘める敵討ちと義妹へのほのかな恋心を絡めて、清冽に描く傑作時代小説。 屋烏 乙川 優三郎 勘定奉行だった父が政変に巻き込まれ惨殺されて以来、一家の大黒柱となって幼い弟を育てあげた揺枝。気がつけば、婚期はとうに過ぎていた。ふとしたきっかけで、彼女は顔に傷のあるならず者に恋心を抱いてしまうのだが。武家の宿命を背負った揺枝に訪れた初恋を清冽に描く表題作ほか全五編の時代小説集。 五年の梅 乙川 優三郎 友を助けるため、主君へ諌言をした近習の村上助之丞。蟄居を命ぜられ、ただ時の過ぎる日々を生きていたが、ある日、友の妹で妻にとも思っていた弥生が、頼れる者もない不幸な境遇にあると耳にし―「五年の梅」。表題作の他、病の夫を抱えた小間物屋の内儀、結婚を二度もしくじった末に小禄の下士に嫁いだ女など、人生に追われる市井の人々の転機を鮮やかに描く。生きる力が湧く全五篇。 八朔の雪―みをつくし料理帖 シリーズ 高田 郁 ・・・恋愛要素低いですが 享和二年。大坂・淀川の大洪水で両親を失い、天涯孤独の身になった少女・澪―。上方と江戸の味の違いに戸惑いながらも、料理人として一歩一歩成長してゆく姿を描いた時代小説。 銀二貫 高田 郁 大坂天満の寒天問屋の主・和助は、仇討ちで父を亡くした鶴之輔を銀二貫で救う。大火で焼失した天満宮再建のための大金だった。引きとられ松吉と改めた少年は、商人の厳しい躾と生活に耐えていく。料理人嘉平と愛娘真帆ら情深い人々に支えられ、松吉は新たな寒天作りを志すが、またもや大火が町を襲い、真帆は顔半面に火傷を負い姿を消す…。
その他の回答 (3)
こちらのサイトが女性向けの時代小説を紹介されているのでオススメです。 http://ameblo.jp/edo-daisuki/
お礼
お気に入りに登録させていただきました^^ ありがとうございました。
井原西鶴の『好色五人女』には、八百屋お七が取り上げられています。読んでおくと、江戸川乱歩の『押し絵と旅する男』を読むときに役立ちます。 しみじみした味わいは、宇江佐真理の『たば風』。はるばる蝦夷地の松前から恋しさに女が江戸まで出てみたものの求める相手は浪人の身に落ちぶれどこにいるかも分からない。あとは読んでのお楽しみ。
お礼
お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。 『たば風』面白そうですね^^ 探してみます。 八百屋お七は読んだことはないのですが、確か悲しいお話だったような…(泣) でも悲しいのは嫌だと言いながら、一度読んでみたいと思う自分がいます。 >江戸川乱歩の『押し絵と旅する男』 怖いですか…?(笑) ありがとうございました。 参考にさせていただきます。
お礼
ありがとうございます。 お礼が遅くなり申し訳ございません。 平岩弓枝さん…存じ上げなかったのですが、御宿かわせみはNHKでやってましたよね。 実家に帰った時に父が見てました。 他にもたくさん書いてらっしゃるようで楽しみです。 (大御所なのでしょうか^^;) まずは御宿かわせみから読んでみたいと思います。 ありがとうございました。
お礼
詳しく書いて下さって有難うございます。 どれも面白そうで一刻も早く読みたくなってきました^^; やはり平岩弓枝さん、宇江佐 真理さんは有名な方なのですね。 「雷桜」はこの前蒼井優ちゃんと岡田くん主演で映画化されたものですよね。 映画も観ようかと思ってたのですが、原作から読んでみることにします。 「通りゃんせ」「喜知次」「屋烏」「五年の梅」もとても面白そうですね。 「みをつくし料理帖 シリーズ」は私も書店で見かけました。 買おうか迷ったのですが、おっしゃる通り恋愛要素が薄そうなので(笑)やめましたが、随分人気があるようですね。 一度読んでみようかな。 「銀二貫」は大阪が舞台なのでしょうか…。 うちは大阪なので(ミナミですが)、天神さんは割と近くです。 子供のころからよく連れてかれてました。お祭りもありますし。 こちらを読んでから行くとまた違った感覚に浸れるかもしれません^^ 確かに火事は何度も何度もあったようです…。 そうですよね…、東京(江戸)じゃなくても大阪だって江戸時代はありましたよね(笑) 大阪城も近いので秀吉や真田幸村(?)の足跡はたくさんあるのですが…。 ちょっと江戸時代の大阪の事も調べてみたいと思います。 ありがとうございました。 とっても参考になりました^^