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原子力発電所には飛行機が突っ込んでも大丈夫ですか?
http://okwave.jp/qa/q3197793.htmlなど見ていますと、原子力発電所に飛行機が突っ込んだとしても大丈夫みたいな話がありますが、建屋が爆発しただけで、その付近にあった使用済み核燃料プールなどは飛び散りますので全く安心ではないような気がします。 他の原発ではどうなのでしょうか? また、他の原発について、今回のような津波とM9クラスの地震が来た場合耐えることは出来ますか? 特に、浜松原発と舞鶴にある原発群について心配しております。
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飛行機の激突による衝撃には耐えるのは、原子炉圧力容器であって、母屋自体ではないですし、問題になるのは衝撃よりも、飛行機の燃料による火災でしょう。セスナのような小型機は問題になりませんが、国際線のジャンボジェットの類だと、大量の燃料を搭載しており、ジェット燃料が火災を起こすと、鉄骨を溶かすほどの高熱を発するので、消火活動が困難なうえに、もともと熱核融合炉は、高熱をもっているので、制御不能となって、メルトダウンまで至る可能性もあるでしょう。911のときも、ビルを崩壊させたのは、衝撃ではなく、燃料火災です。ジェット燃料の火災は、広がった場合、実際的には消火は不可能で、恐ろしいものです。 安心はできません。大型旅客機が激突した場合、大惨事になることは、確実です。 あと、飛行機などではなく、巡航ミサイルとか、弾道ミサイルが直撃した場合も、テポドンなどとからめて、問題になっており、防衛手段は事実上、ないに等しいです。原子炉は、災害への対応は念頭にありますが、戦争行為への対応は不可能で、原発の安全神話は、今度の東北大震災で、あらわになったように虚像であるといっていいでしょう。舞鶴は、射程内ですからね。 結局のところ、原発は、軽微な損傷であっても、重大な問題につながるということが問題であり、重大な損傷を受けた場合には修復も不可能になるというのが、さらに問題です。放射線濃度が高いと、作業員が近づくことも不可能になるので、打つ手がありません。チェルノブイリのときは決死隊が動員され、人力で封じ込めを行いましたが、日本で、それをやれるかどうかはかなり危ういです。癌リスクのない40歳以上のベテラン作業員が動員されることなるでしょうけど。
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- muyugusanjin
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『福島第1原発の事故を受け、 福井県内に11基の原子力発電所をもつ関西電力は』 と、産経新聞の記事に在るように、 舞鶴には原発は在りませんが? 原発の在る、高浜町と舞鶴市は隣町では在りますが。
お礼
http://www.jaif.or.jp/ja/nuclear_world/data/image/jp_npp-location.jpg 高浜町だけではなく、近くに大量の原発がありますのでそれについて書いています。
- roadhead
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> 他の原発について、今回のような津波とM9クラスの地震が来た場合耐えることは出来ますか? 震源が近ければ耐えることは出来ません。 津波も今回の最大波が50mを越えていたという報告がありますのでそれが直撃した場合には耐えられる建物は皆無です。 世界最大級の強度を誇った防波堤は完全に崩壊しました。 人間が作ったものはどんなに頑丈に作られていたとしても自然の猛威には勝て無いと言う事が明確に示されたのが今回の震災です。 まだ起きていない地震についての話ですから予測は難しいところではあります。 しかし今回のように3つの地震が2分以内に連続で起きた例は過去にありませんでした。(近代観測史上初) それが今後起き無いと言う保障も起きるという確証もありません。 もし東海・南海・関東地震が同時に起きた場合はM10を超える可能性もあり太平洋岸と瀬戸内周辺に甚大な被害が出て日本は壊滅状態になります。 原発もタダでは済みません。 我々はその様な事が起きないように祈るしか出来ることは有りません。
お礼
回答いただきありがとうございます。 過去に全く起きたことのない地震でしたら分かりますが、 以前、サイエンス番組で、貞観地震について特集していたことがあり、 陸地のかなり置くまで堆積物が来ていたことを説明していたので、 なんともやりきれない気分なところがあります。 また、これは、リアルタイムで見ていたのですが、 新潟中越沖地震の原発事故特集http://www.livedooga.com/v/132314で、 原子炉以外の建物は安全設計が低く設計されているとありますので、 この辺りの改善がどの程度されていたのか気になっています。 >祈るしか出来ることは有りません。 例え壊れてもそれ以上の被害が出ないような、フェールセール設計が必要な気がしています。
原子力施設の上空は、航空機の飛行が禁止されています。 なぜでしょうか?というところですね。 核爆弾に変化するわけじゃないから、広島長崎をイメージされても困ります。 ただ、全くの無傷というわけにもいかないでしょう。 どのような事態が考えられるかですが、どの程度の地震が来るのかは想像のしようもないわけで。 相手は巨大な地球様です。 場合によっては、日本が1時間以内に海の底に飲み込まれることがあるかも知れません。 あれもこれも心配していたら生きていくことは出来ません。 生きている以上は、いつかは死ぬんですし。 どうなってもそれは天命ですから。
お礼
回答いただきありがとうございます。 飛行禁止区域と言っても、飛行機の速度は非常に速いですよ。 関空や伊丹も直ぐそばですので、燃料満載の状態で自爆テロなどすることも予測不可能なのでしょうか? WTCのようなことがあれば、撃墜前に余裕でぶつかってしまうのではないでしょうか? また、心配していたら生きていくことは出来ませんとは言っても、東京で使う電気を東京と比較して人口の少ない福島で作るなど、予期できるリスクを避けたかったからそのようにしていたのではないかと勘ぐってしまいます。 福島の人に、これは天命だったと言うのは酷ではないでしょうか?
- kusirosi
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セスナや自衛隊の戦闘機程度なら 壊れない程度の強度です。 まー9・11みたいなことになってはダメなので、 上空を民間機は飛ばないよう、航空管制してます。 東北電力の女川原発のように、新しく津波や地震に備えた立地工法なら 安全で、点検終了後、即時に運転再開、被災地に送電しながら、敷地内に避難所設置できますが、 福島のようになりかねないところもあるので、 防波堤の増設、緊急事対策の拡充を行います
お礼
回答いただきありがとうございます。 #4のお礼にも書いたのですが、ジェット燃料を満載した飛行機が飛び立っていますので、テロが目的である場合の対策も非常に重要ではないでしょうか? 特に、アルカイダ幹部によって、日本も攻撃対象と明言されている以上は対策は必要に思います。 http://www.47news.jp/CN/200804/CN2008042201000756.html 核を持たないアルカイダでも、今回のことで核並の驚異を発生させられることが分かり非常に危惧しています。
お礼
回答いただきありがとうございます。 ただ、今回の事故では、建屋の下にプールがあり、もっと厳重に仕切られた格納容器で管理されていると思っていたのですが意外で、原発見学に3回ほど言ったことがあるのですが、こういったリスクについては全く説明が無く、とても安全なイメージしか伝わってこず、寝耳に水的なほどビックリしています。 また、WTCテロのような物には無力というお話も非常に怖いですね。