- ベストアンサー
多忙になる業種
今回の大震災を受けて、業績が悪化された企業さんは少なからずあると思うのですが、 逆に今、ペットボトル飲料製造元や防災グッズを扱われる企業さんは昼夜無しのフル稼働だと思うんですね。 これから今にも増して需要が増えて人手不足等が懸念される業種は何でしょうか? 2008年後期のリーマンショック以来、雇用を切られ、今なお再就職に苦しんでおられる方などを臨時としてでもそちらに派遣すること等を行政機関で考えたりはしないのでしょうか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
一過性だと思います。 例えば電池などでも、通常1シフトを、当面は24時間操業で増産しているそうですが、事態が鎮静化すれば、そんなに需要は有りませんし、実需が落ち始めてから、生産量を抑えますので、一時的には過剰在庫が出来、むしろ生産調整を行わねばならない様な事態に陥る可能性もあるかと思います。 そう言う「先が見えている」中で、企業は新規雇入れなどはしません。 せいぜい臨時のアルバイトを増員する程度でしょう。 何より今回の震災が株価や為替などへ与えた影響は、リーマンショック並みか、それ以上とも言われています。 世界的に経済影響を与えていますし、その中で、当事国の日本が最大の被害・影響があることは言うまでも有りません。 経済界のライフラインである金融関係は、かなりの損失を蒙っていると思います。 保険業界は言うまでも有りません。 その一方では、政府から復興資金として優遇貸付け等を求められるコトになりますので、かなりのダメージでしょう。 建設業や関連業種など、復興特需を中心に、当面は元気が良い業種はあるかとは思います。 そういう業種は、1~3年くらいは活況かと思います。 ただ、これもあくまで特需で、電池よりは息が長いだけです。 復旧・復興に目処が付いた後、どうなっているかは判りません。 しかし復興需要と関係が少ない業種では、地震の直接影響と、その後の間接影響で、年内から来年くらいにかけて、相当件数の倒産や廃業が出ることは、ほぼ間違いありません。 その結果、失業者なども東日本を中心に確実に増加し、全体的に需要も落ちますから、まあ景気が良い業種など、ごく僅かでしょう。 政府は政府で、復興対策費用や雇用対策費用など歳出拡大を求められる中、歳入は落ち込みます。 政治に頼ることも出来ないと思います。 悲観的なコトばかりで、大変申し訳有りませんが、今回の震災の影響で、近い将来の現実として、厳しい将来を予想なさっておいた方が良いと思います。 政治に期待するとすれば、一過性の雇用対策では無く、2~3年後を見据えた再建プランと、再建後のビジョンです。
お礼
key00001様 詳しく教えて下さりありがとうございます。 ここ3年くらい、日本は踏んだり蹴ったりだなって改めて思いました。 そしていつも犠牲になるのは弱者・・・ とんでもない事ばかりで全てが嫌になりそうですが、これからは堅実に生きていくことが大切だなと思いました。