萌えキャラ多用って女性蔑視になるのでしょうか?
だから規制せよという意見があるのですが、ぶっちゃけ萌えキャラ、女性キャラの多用って、女性を蔑視しているのでしょうかね?
なんか僕思うんですけど、逆な気がするんですよね。
変な話「コンテンツへの演出という意味での、女性の進出が進んだ」というイメージをなんか感じます。
言い方を変えると、「その分男性が、男キャラがワリを食わされた」という感じがしてしまいます。
どうなんでしょう?
個人的に美少女萌えキャラやギャルゲー、萌えゲー、恋愛ゲーがあまり好きでない、どっちかというと男性キャラが大好きなゲームオタクとしての視点から以下感じることです。
僕がまだ小さかった頃は、ゲームソフトのパッケージは、かっこいい男キャラ、ヒーローが看板でした。
マリオみたいな、ヒゲのおっちゃんだけど、なんか親しめて憎めないキャラ。
リンクみたいな、素朴だけどなんかかっこ良くて、セクシーな勇者。
ドラクエ勇者みたいな、いかにも「ザ・勇者」的な、鳥山さんの皆に好かれるデザインの勇者。
正直な話、ゲームの看板って、今よりも昔の方がずっと男社会だったと思います。
ファンタジーRPGなどの勇者は僕にとってずっと憧れの対象でした。
今では、ゲームソフトのパッケージを飾るのは、萌えキャラや美少女キャラ。
トドメにはタイアップとして女性アイドルがヒロインのコスプレで販促したりというのもあったりする訳ですよ。
スマホゲームや3DSゲームのゲームアイコンなども、萌え系女性キャラばっかりです。
艦これとかも、なんで軍艦を女性にしなきゃいけないの?とすら感じてます。
単に軍艦をそのまま出してバトルさせたらいかんの?と思ったこともあります。
かっこ良かったり、親しめたりする男キャラは、活動の場がどんどんと減っている訳です。
ぶっちゃけ昔よりも、萌えキャラ多用状態になってから、ずっとゲームキャラは女社会になったと思います。
同時に、僕がのめり込める憧れの男キャラも全然いなくなりましたし、面白いゲームも減ったし、アドベンチャーなんかは萌えゲーばっかりになったな、と感じ不満いっぱいだったりします。
これに関しては、ゲームに限らず、アニメとかも同じだと思います。
他にも、なんかのイベントの看板キャラに、男性キャラが起用されることもずっと減りました。
だから、女性蔑視というよりは女性の活躍の場がむしろ増えたと思います。
なんだかんだで男性キャラの方が、アピールの場が減ったと思います。
まあ、昔は男社会過ぎたので、あの状態も健全だったかというとそうでは無いと思いますけどね。
今は今で、萌えキャラだらけになったので、また健全でないと感じますね。
どっちも、性差のバランスがおかしいと感じるばかりです。
まあまとめると、萌えキャラ偏重というのは決して女性蔑視というよりは、むしろ女性の活躍の場がフィクションコンテンツに広くなり、男性キャラが外に追いやられたということで、『逆』だと感じ、一番割を食わされたのは男キャラだったり、男キャラを愛するオタクたちなんだと思いますが、どうなんでしょうか?
もしも僕がファミコン世代ではなくて、2000年以降に生まれた世代の人間だったら、勇者に憧れるなんてことはきっと無かったんじゃないかと思います。
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