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原子炉に海水を注入しても大丈夫なの?
沸騰水型原子炉に海水を注入して原子炉を冷却しているのは承知の通りですが、海水に約3.5パーセント塩分が含まれています。塩が固まり岩塩状態になることにならないのか心配しています。500トンや1000トンの海水注入で事足りる値ではありません。 冷却水配管の戻り管の水位まで固まってしまったら、循環冷却ができなくなってしまう。 炉の鋼板の厚さがいかにあろうと金属の融点2000度ありません。1日当たり何トンの海水を注入しているのかそして、まだ注入の余裕はあるのか? 加熱されたドロドロ状態の塩が固まるときは急激ですよ。
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元来、海水を使用することは、想定外、なので、おっしゃるとおり、海水での冷却には限界があると言われ、10日間ぐらいが限度。既に、ほとんんど限界に達しています。 3号基から煙が出ただけで、1号から4号までの全作業員が退避してしまうのも、万一の場合が、想定、されているからだと思われます。
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- kawasemi60
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100気圧300度と仮定します。 おそらく飽和食塩水が蒸発中。 耐食合金の燃料棒だとしても 金属なので溶けていきます。 温度だけを気にしている人が 多いようです・・・ 使用済み燃料の再処理は溶かす 事から始まりますよね。
- onioni1999
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2000度って(笑) 水温は100度あるかどうかってレベルですよ。 しかも単に水を溜める装置じゃなく循環する装置なので不純物は濾過されます。
- keronjin
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「2000度」って何の温度ですか?。 福島第一原発は二酸化ウランやプルサーマルを主燃料としたBWR(沸騰水型原子炉)です。 いくら燃料が高温になったってその周りはお湯で囲まれているのですから容器に接する温度はお湯の温度。金属の融点になんてなりませんよ。 問題なのはこのお湯が無くなってしまうことで起きる「炉心溶融」。 原子炉格納容器はカプセルのようになっているので、いくら海水をかけても塩のせいで循環冷却が出来なくなるということはありません。 それに、いま一生懸命放水作業をしているのは炉心に注入しているのではありませんよ。 情報は正しく把握しましょう。
お礼
回答ありがとうございます。まさか原発に非常時用商用電源が装備されていないなんて?でも現実であったので余計な心配をしています。 現在注水しているのは、格納容器でなく圧力容器の炉心です、沸騰水型原子炉ですから通常運転では280度70気圧の過熱蒸気が直接タービンに送られます。覆水したあとポンプにより、圧力容器にもどされるようです、したがって圧力容器から覆水器ポンプ等が塩で冷却に支障がでたとき、燃料棒の発熱温度は鉄の溶融温度1600度を超えているので圧力容器が溶融することを心配しました。
- gtx456gtx
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福島第一原発は・・・多分 廃炉になると思います。 ご質問者様とは別な意味で「海水」を注入するのに躊躇して、地震&津波に続く放射能漏れ事故を発生させたのが「福島第一原発」です。 海水を注入する=廃炉 決定的なので東電トップは決断できずに時間が経過して水素爆発や格納容器?内の圧力上昇を招き・・・本格的な放射能漏れが発生する直前に「海水の注入」を決断?し、現状に至ったいます。 >まだ注入の余裕はあるのか? 海水を注入した悪影響は色々とあるでしょうが・・・水で熱を奪い放射能を遮断するためには「純水!」とこだわっていれない緊急事態ということと思います。 余裕が無ければ別な手段を・・・という感じではないでしょうか? 本来なら、格納容器の弁を開いて外界に格納容器内の空気を放出するというだけでも1面トップ記事扱いのなのに、いまは「正門前の観測地点でxxシーベルトです」で済む緊急事態!
お礼
2号機タービン室できわめて強い放射線があると言われている、ので燃料棒が一部破壊されているのでしょうか、参考になりました。ありがとうございました。
- mabu5963
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ストレーナー(フィルタ)に塩が固着すると言うことは有るようです。 もっと気になるのは海水にはいろいろな金属が含まれているので、それらが放射線を受けると同位金属に変化して新たな放射性物質が生成される可能性があります。海水注入をためらうのは、塩が付着して廃炉になるどうこうより、この問題が大きいとも言えるという説もあります。純水なら放射性物質に変化する金属が含まれていませんからね。 いま、解放状態で海水を撃ち込んでいるのですから、どんどん新たな放射性同位元素ができている可能性があります。 但し、冷やすには大量の水が必要で、燃料棒が破壊されたら海水投入によって生じる放射性物質の被害どころの騒ぎではありません。良いことでは無いかも知れませんが、現状では止む終えない処置なのではないでしょうか?
お礼
非常用の商用電源が装備されていない、海水の浸透純水装置がない、使用済み燃料プールが地上にないなど今回は驚きの連続です。ストレーナー(フィルタ)に塩が固着は参考になりました。ありがとうございました。
- coco1701
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真水での冷却機能が停止しているので、代替で海水を使っているわけですが・・当面冷やすのが最重点であるため・・その他の影響は後回しです 炉自体は海水を使った為将来の使用は出来なくなりました・・将来的には廃炉です・・それで海水注入の決定が遅れたのですが
ネットで汐のことはよく言われていますね。 あまり長期間でなければ大丈夫です。 永遠に海水を投入するわけではないですし、心配している事態に なる前には対処できているでしょう。 炉心が溶解、爆発を防ぐ為にはそれしか、あの時はホントそれしか方法が無かったのだから 塩がつまるくらい瑣末な問題ですよ。
お礼
回答ありがとうございます。まさか原発に非常時用商用電源が装備されていないなんて?でも現実であったので余計な心配をしています。 塩で冷却に支障がでたとき、燃料棒の発熱温度は鉄の溶融温度1600度を超えているので圧力容器が溶融することを心配しました。