- ベストアンサー
プリウス(20型)のATF交換について
平成19年10月新車購入。 寒冷地仕様ですが南関東で使用。平成23年3月現在、約30000km走行のプリウス(20型)のATF交換をディーラーにて交換しようとしたところ、『プリウスは交換しなくても大丈夫ですよ』と言われたのでそのまま帰宅しました。なぜ交換しなくても良いのでしょうか? 今になって気になります。ちなみに交換出来るとしたらお値段も教えて頂けるとありがたいです。 詳しい方がいらっしゃいましたらご教示願います。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
プリウスには一般のAT車のようなトランスミッションはありません。従ってATFも使用していません。 プリウスでは一般ATのトルクコンバーターとトランスミッションの役割を、プラネタリーギアを用いた動力分割機構とモーターで行っているため、通常のATのようにギアを切り替えることもベルト式のCVTのようにエンジン側と車軸側の変速比を変える機構も持っていませんので、通常のトランスミッションとはまったく違うものです。そのためギア自体の構成は1組のプラネタリーギアのみとなり、潤滑油に対する負担が、通常のトランスミッションに比べると格段に少なくなっているのです。トヨタのサービス基準でも特に異常が感じられなければ交換の必要なしとしているくらいです。
その他の回答 (1)
既出の回答にもあるように、プリウスは通常のATを持ってなく、遊星歯車を用いた「動力分割機構」というもので全てを賄っています。 下記の、プリウスドライビングシミュレータをご覧下さい。左上の遊星歯車が普通のATの代わりになっており、これがプリウスの心臓部とも呼ばれています。 実際にアクセルをONして動かしてみてください。面白いですよ。 http://www.wind.sannet.ne.jp/m_matsu/prius/ThsSimu/
お礼
ご返信ありがとうございます。 納得できて気分はスッキリです。 参考URLも勉強になりました。
お礼
大変解りやすいご説明ありがとうございます。 これで納得できました。 ATFの交換代金も節約できてよかったです。(笑