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東北関東大震災に対する建築技術者の想い
民間企業で、住宅の耐震構造や地震リスク評価の研究開発をしている者です。 阪神大震災をきっかけに、大学から建築構造の道を志し、いつ起こるやもしれない大地震に備えるための技術開発を仕事としてきました。 具体的には、大地震でも損傷を低減できる住宅構造の開発、地域ごとに地震の発生確率を考慮した建物の被害度予測です。 そして今般、その大地震が実際に発生しました。 しかしその結果は、私の業務範囲ではほとんど考えてこなかった津波の被害。 何千人もの犠牲者。 想定外の4震源連動地震。 自分自身の無力さに頭が真っ白になったような気分です。 これまで地震対策のために何年間もやってきたことが、果たして何か役に立ったのだろうかと自問自答しています。 地震で倒壊を免れても、津波には成す術のない住宅。 津波に対する設計など、普通の住宅にはされていない。 なぜなら建築基準法に津波に対する設計が規定されていないから。 我々民間企業は法律にのっとって建物を設計しているのだから、法的には津波被害に対する責任はない。 しかし、本当にそれでよかったのか?? 地震動による被害のことだけを考えてきた自分の仕事のやり方は正しかったのか?? こんなことを一人で考えている自分は変な人なのか? もし、他にも同じような想いを持った技術者の人がいるなら、ご意見を伺いたいです。 このサイトにそぐわない投稿であったなら申し訳ございません。
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- utyuutarou
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