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ドーサ液の引き方について
日本画に使うドーサ液なのですが、 ドーサを引く事は、いろいろな本を読んでも書かれているのですが、 正直、それが面倒臭くて・・・ もっと簡単に、ドーサ液に和紙を浸すという方法はダメなのでしょうか。 こんな簡単な事は誰でも思いつくと思うのですが、 本などで紹介されていないという事は、 おそらく技法として確立できない理由があると思うのですが、 その訳など簡単で良いので教えて頂けますか。 よろしくお願いします。
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ドーサ液の濃度の問題でしょう。 水彩紙ではサイジング液(ゼラチン水)に浸していますから。 ゼラチンも膠も同じですし膠と明礬の濃度調節次第では行けそうに思いますけど。 ただ、滲み具合は好みがありますから浸すドーサ液の濃度をご自分で調節すれば済むと思いますよ。 まぁ、使用する紙の種類にも因りますし、この辺は経験によるのではないでしょうか? ご自分で液の濃度、取り出す時の液の絞(切)り具合を条件を変えて何度も確かめ好みの条件を探すしかないのでは?
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- watercolors
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水に浸してしまったり、表面を洗ったりするような事をしなければ逃げることは少ないと思います 厚い紙の場合は表面にあったドーサが染み込んで効きが悪くなるということはありますね。 ドーサを引いた後に湿度の高い条件での保管の場合もそうです。 また、描いている最中に暈しを適当に止める為にに水分を吸い取るような事をした場合や 多量の水分を含ませた筆で何度も擦るような場合はドーさの効きが悪くなると思います。(筆にドーサが吸い取られる) 裏打ちをする時に筆等で水分を抜くような事をしたり、作業台や下敷きに吸い取られる場合は同様な事は起きると思います。 それらを考慮して予め強めにドーサを引くこともあります。
お礼
ドーサは乾いても、水の影響を受けるみたいですね。 お話だけお聞きして考えると、 薄い紙を貼り合わせて絵を描く場合は、 白紙を裏打ちしたのちに、ドーサをした方が良さそうに思えますね。 日本画を描くというのは、技術と経験が必要なんですね。 岩絵の具が高いという理由もあるでしょうが、 その辺の難しさから日本画は高価なものが多いのでしょうか。 回答、ありがとうございました。
- watercolors
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私はドーサ引きの後に裏打ちです 絵を描いてから裏打ちする場合もあります 既に裏打ちされて販売されている紙は後からドーサ引く場合もあります ドーサーは要は、絵の具の弾き、ノリ、発色の調節です ですからあなたの画法でやりやすい好みの方法で宜しいかと それよりも初心者が極薄の紙を奇麗に裏打ちできるかの方が心配です。 自信がないのなら表装屋さんに頼むという選択もありですよ。
お礼
裏打ちは、少し練習したらできるようになりました。 上手ではありませんが、自分で描いて楽しむだけなら、このくらいで良いのかなぁと思ってます。 ドーサというのは、一度乾かすと裏打ちの際に紙に水を含ませても、外に流れ出る事はないのでしょうか。 実際、やってみて、自分なりの技術を磨くしかないという事なんですねー。 回答、ありがとうございました。
- tutan-desu
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最初から陶砂がひいてある和紙が売っていますよ。完全に滲まないわけではないですが、滲みにくいです。
お礼
自分で選んだ、ものすごいペラペラな薄い(軽い)紙を使おうと思っているので、今のところは市販のドーサ済の紙を買う予定はありません。 市販のものも良いのでしょうけれど、やはりあらかじめドーサしているぶん高価になりますしねー。 回答、ありがとうございました。
お礼
完成させたら軸装したいなぁと思っているので、 ものすごいペラペラな和紙を使う予定なのですが、 紙が薄いなら、一般的には裏打ち紙を貼ってから描くという方法が取られているようなので、 そうすると、ドーサに浸すのは無理なのかなぁ、とか思ったりもしてます。 ドーサをしてから紙を貼るのでしょうか、 それとも貼った後でドーサを引くのでしょうか。 テストを繰り返し、自分なりの知識と経験と勘を養うしかないという事ですね。 回答、ありがとうございました。