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うつ病の友人と海外旅行
- うつ病の友人と2週間ほど東南アジアを旅行をする予定です。友人はうつ病にかかり実家で休養中であり、医師からも4月から会社への復帰する事をすすめられたそうです。
- 友人は3月末日で退職し、東南アジアを旅行中の私と合流し、ゴールデンウィーク前まで一緒に旅行し、ゴールデンウィーク後は、新たに就職活動を行おうとしています。
- この様な旅行にまだ完全に回復していない友人が耐えられるかということと、何か当方が配慮する点があるかと言うことです。
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No.2です。 ご丁寧なお礼、ありがとうございました。 「回復期の揺れ戻し」など、回復期に診られる留意点につきましては、No.3の方が、詳しく説明してくださった通りです。 私自身も、何度か、復職可能かと思われる段階に至って、「リハビリ出勤」を始めたり、実際に復職してしばらく働いたりしたところで、再び不調に陥るという経験をしています。 また、抗うつ剤の海外持ち出しにつきましても、失念していましたが、No.3の方のご指摘のようなことがあり得ます。 さて、追加でお尋ねの件につきまして、補足させていただきます。 >病気と薬とアルコールの関係 アルコールについては、教科書的にお答えすれば、「うつ病の治療中は、飲んではいけない」となります。 ただし、私自身、日本酒でいえば1合程度、ビールでは350ml缶を1本程度の晩酌をしてしまっています。 ご友人の体質や服薬量にもよりますが、大量の飲酒や、アルコールで薬を飲むということは、絶対におやめください。 >睡眠時間少ないとどうなるのか 睡眠の問題は、うつの症状と深い関係にあります。 睡眠障害(早朝に覚醒してしまう、寝付けない、睡眠時間が短くなる、あるいは、逆に、寝過ぎと思えるほど長く寝てしまう、など)は、うつの症状ですし、逆に眠れないとか、悪夢を見ていたりして熟睡できないと、うつの症状が増悪する結果につながりやすいといえます。 睡眠時間や、睡眠の質と、うつ症状の程度とは、どちらが原因で、どちらが結果なのか、私自身分からなくなることも多いのですが、いずれにしても、相互関係はあると言えます。 “活動-休息”という生活のリズムを確立した方が良いという点からも、十分な睡眠時間を確保し、良好な睡眠(夢ばかり見ているとか、熟睡できないという事態に陥らないこと)を取れるようにするというのは、うつの回復の上で、重要な事柄です。 >彼が観光ではなく休養したいと言った場合、宿に置き去りにしたほうが良いのか、多少ムリにでも連れ出した方が良いのか? こういう場合には、疲れが溜まってしまっていると思われますし、場合によっては、うつの症状が強くなっていると思われますので、原則としては、休養した方が良いと思います。 ただ、まったく一人にしてしまうことには、やはり心配がありますし、一人にしても問題はないとしても、現地の状況で、休養が取れるのかどうか、私としては気になります。 以上、どうしても、ネガティブな助言になってしまいますが、いろいろと考えても、ウツの回復期にある方にとって、海外旅行に行くことが、リスクを上回るメリットがあるとは、専門家の端くれとしては申し上げられません。 うつが寛解したと主治医が判断しない状況での海外旅行は、やはり避けた方が良いと私は考えます。
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- yonesuke35
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うつの友人が暴れた場合の対処法を把握しているのですか? 何度も対処したことがあるのですか? それが出来なければどうなっても知りません。 仲間割れの可能性大ですね。後で親に 責任取れとか言われるのではないでしょうか?
お礼
yonesuke35さんコメントありがとうございます。 友人は無気力や注意散漫になることはありましたが、暴力的になることはありません。 また先日の通院の際には、医師からも一応(勧めはしない)海外旅行に行くことを 認められておりますので、暴れる心配はしておりません。まだ友人は回復中であること には変わりありませんので、旅行中に元気がでない場合などについて、一緒に考えて 頂ければ幸いです。 仲間割れしてくれるほど元気になってくれると良いのですが、 残念ながら、むしろ全て「おんぶにだっこ」にならないか心配しております。
- tanpopo91
- ベストアンサー率45% (244/534)
こんにちは、はじめまして。 私も、NO.1さんとNO.2さんと同意見です。 たぶんご友人はうつ病の回復期に入っているのではないかと想像いたします。 うつ病の回復期は、より慎重な注意が必要です。 うつ病の回復期は、人にもよりますが、波がありまして、だんだん良くなってきているように思えた症状が、突然悪化することがあります。「揺り戻し」と呼ばれる状態です。そういう、良くなったように思える日と悪化したように思える日が交互にやってきて、徐々に回復していき、真の安定期に入っていくそうです。 「そういうものなんだ」と知っていても、実際「揺り戻し」が起こると、当事者はものすごくショックです。「よくなっていると思ってたのに、何故?」というダメージで悲惨な状況に陥ります。だって、それまでずっと治療をがんばってきたのに、回復していたのに、「悪化するなんて!」と自分を責めて、より悲観的になります。 うつ病回復期に突発的な自殺が多いのは、このためではないかと言われています。 次に、東南アジアをまわられるとのことですが、突然ご友人の症状が悪化した場合、現地の病院で、ご友人か質問者さまは症状を説明できますか? その用意は必ず必要です。 また、ご友人は向精神薬を服用されていると思います。 一部の向精神薬は、海外に持ち出し規制がかかるものがありますので、入国管理局等にあらかじめお問い合わせされた方がいいです。 国によっては、その薬が認可されてなくて「麻薬を持ち込んだ」容疑がかかってしまう危険性もないではありませんから、渡航先それぞれの対応を事前に調べておいた方がいいですよ。 http://www.yama-yaku.or.jp/guest/soudan/078250.htm
お礼
tanpopo91さんご回答ありがとうございます。 一部の向精神薬に、海外に持ち出し規制があるとはまったく知りませんでした。 早速友人にその旨を話し、来週の通院の際に医師に聴いてくるよう話しました。 (病人あつかいしたくないので、「自分で調べろ」というスタンスで行きます) いま友人とは離れて住んでおりますので、電話で話す程度で直接会う機会はありませんが、 「揺り戻し」については感じておりました。電話は、正月ごろは明らかにおかしな言動が ありましたが、今は以前とほぼ変わらないという印象を受けております。 ただうつ病になったという事自体が、彼を非常に苦しめている印象を受けます。 病状の説明については、医師ならどこの国でも英語は最低話せると思いますし、 当方も旅行会話程度の英語とタイ語は話せますので、何とかなるかと思っております。 ひきつづき、何かアドバイスがありました、よろしくお願いいたします。
- vzb04330
- ベストアンサー率74% (577/778)
心理士です。 と同時に、うつ病の当事者でもあります(お恥ずかしいのですが)。 結論から申し上げますと、No.1の方の助言にもありますように、うつ病の方のご旅行は、ご自身がかなり回復したと思っていらっしゃったとしても、おやめになっておいた方が良いと思います。 理由は、No.1の方が書いていらっしゃる通り、愉しいことであっても、実際には、かなり心身の負担になるということ、また、うつ病の当事者が「回復した」と自分で判断されても、その判断はかなり甘い、期待感を含めた判断であることが多いことの2点です。 国内旅行であれば、体調が悪くなっても対処は容易であると思いますが、海外、まして、東南アジア方面の、失礼ながら、「貧乏旅行」をと考えていらっしゃるようですから、何事かあっても対処が難しいと思います。 少なくとも、ご友人の主治医の先生が、100%同意されなければ、やめておかれた方が、無難でしょう。 せっかくのご厚意や、友情に水を差すような助言で恐縮ですが、このサイトに事前に質問をなさったということは、お二人は真の意味で、親友の関係でいらっしゃると思いますので、敢えて、このように申し上げました。 お二人でのご旅行は、もう少し先のお楽しみ、ということにされてはいかがでしょう?
お礼
vzb04330さんご回答ありがとうございます。 「旅行は気分転換になり、彼にとって良い影響をもたらす」と考えておりましたので、 今になってもう少しうつ病の事を勉強しておけば良かったと反省しております。 No.1さんへのお礼にも書かせていただきましたが、 今のところ行く方向で話はすすんでおります。 友人は来週病院に行くはずですので、その結果を聞いた後、 皆さんからのアドバイスを参考にしてもう一度彼に、 行くのか行かないかの決断を迫ろうと思います。 もし、行くというのであればという前提で、何かアドバイス等ございましたら 重ねてお願いいたします。 ・病気と薬とアルコールの関係 ・睡眠時間少ないとどうなるのか ・彼が観光ではなく休養したいと言った場合、宿に置き去りにしたほうが良いのか、 多少ムリにでも連れ出した方が良いのか? などなど、まだわからないことだらけです。
- mn-teresa
- ベストアンサー率40% (29/71)
回復しているとはいえ、思った以上に体力が落ちます。 ですので、旅行中に疲れが溜まり、精神状態が悪化する可能性はあります。 実際私もうつ病で休養中に温泉旅行に行って(癒しを求めて)、 就いた宿で倒れこみ、温泉に入れなかった経験があります。 医者には、旅行もけっこうな大仕事なのよ、と怒られました^^; 幸い私の場合親との旅行でしたので、親に介抱してもらいましたが、 質問を読む限り、ご友人との旅行はやめた方が安全かと思います。 何かあった時家族に迎えに来てもらえるように手配しておくとかしないと、 質問者様自身が旅行を安心して楽しめないように思います。
お礼
mn-teresaさん実体験も交えてのご回答ありがとうございます。 素人考えでは温泉旅行に行けば癒されるのではないかと思ってしまいますが、 実際には倒れることもあるのですね。(どんどん元気になると思っておりました) また、旅行をやめたほうが安全だとのご意見ありがとうございます。 ご指摘の通りだと思います。 当初友人は最低一ヶ月間の旅を希望しましたが、わたしも多少心配しており大事をとって、 全行程一緒ではなく2週間程度の旅(比較的楽なタイと周辺国)になること、 両親と医師の許可をとることを条件にしました。 両親は旅行を強く進め、医師は賛成はしないが止めもしませんということなので、 今の所は行く方向で話が進んでおります。 旅行は病気になる前から本人が非常に楽しみにしており、仮に旅行を断ると、 とても落ち込むのが、目に見えるのでそれはそれで非常に心配です。 アドバイスと逆の方向になりそうですが、 何か他のアドバイス等ございましたら、重ねてのご回答よろしくお願いいたします。 ありがとうございました。
お礼
vzb04330さん重ねての回答ありがとうございます。 さて、その後なのですが、で医師からの許可が一応おりましたので、 実施することとなりました。 みなさんからのアドバイスを参考に友人ともう一度話し合い、 途中移動せずに数日ゆっくりしできるよう日程を組みなおしました。 途中の交通機関・ホテル等の予約は一切しない旅ですので、 友人の体調に合わせて休養を入れてみる予定です。 また、薬の件ですが、通院の際に確認をしたところ、 医師のほうで確認し、持込できない場合は別の薬を処方して 頂くこととなりました。 アドバイスとは反対に行ってくる事になり申し訳ありませんが、 自分なりに気をつけないとならない点を認識することが出来ました。 本当にありがとうございました。 友人は長年苦しめられ、最後は病気にまでなった今の会社生活との節目として、 今回の旅行を非常に楽しみにしております。注意しないとならない点は注意し、 楽しむ所は楽しんで、お互いに楽しい旅行になればと思っております。