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カルビーの新規上場について
3月11日にカルビーが新規上場するようですが公募価格が 1株2100円とニュースで流れていました。 銘柄もメジャーなので是非買いたいのですが、この2100円という 公募価格というのはなんの基準になるのでしょうか? IPOというのも耳にしますがこれとの関係もよくわかりません・・ 初値との関係もいまいちわかりません。 よろしくお願いいたします。
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IPOは新規公開株(新規上場)のことをいいます。 新規上場は、今まで例えば創業者一族など(本人、家族、親戚、友人)が保有していたものを、 一般の人が自由に売買できるように東証などに上場することです。 新規上場にあたり、創業者一族が一般の人に株を売ると言い値になってしまいがちですよね。 20万と言えば20万だし、50万と言えば50万。それを公正(公平)にするために、証券会社が 業績や同業他社の株価、一般の人の希望購入価格を考慮して決まるのが公募価格といいます。 上場する前に、公募価格でお金持ちは担当の営業マンが分けてくれ、普通の人は抽選で当たると 買うことが出来ます。 そして上場したら、東証などで誰でも自由に買ったり売ったりできます。 カルビーの場合、公募価格2100円に決まりました。3/11の上場日に株価2100円が基準となり、 その価格で買いたい人が多いと株価は上がり、売りたい人が多いと下がります。 具体的には2100円で売り(株数)2.000.000株、買い(株数)3.000.000株の状態だと取引が成立 しません。これで売買が成立すると、買いが1.000.000株残ってしまいます。 なので全株一致と言って、この場合は株価(正確には呼値)を上げていきます。高くなれば 売りたい人が増えますよね。2150円で売り3.000.000株、買い3.000.000株と株数が合った 時に売買が成立します。この時の株価を初値といいます。 人気のある企業は初値が公募価格を上回り利益がでますが、人気の無い企業は公募価格を下回り (公募割れと言う)損をします。
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- 4649D
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IPOは上場日(もしかしたら初値までかも)成行では買えません。 指し値で注文を出します。公募で買った人は成行で売れます。 一般的にIPOで人気になるのはネット関連の会社です。最近ですと 3/3に駅探というモバイル向けの乗換案内の会社が上場しました。 公募価格2780円。初値は約2倍の5530円。という感じです。 ネット関連は会社そのものが小さいので、一年で売上(利益)が 5倍10倍になることも珍しくありません。利益が5倍なら株価も5倍 とまでは単純にはなりませんがかなり上がります。なのでいきなり 上場初日から過剰人気で2倍くらいになります。ほぼネット関連企業の 上場は毎回そう。公募で買えればすごく儲かります。ただ会社が 小さいので株数も少ない。まず抽選で当たりません。 カルビーはお菓子メーカーで知名度も抜群。もうすでに会社も大きく 一年で売り上げが2倍になったり半減したりはまずないでしょう。 なので初値はほぼ公募価格付近で決まると思いますよ。 ちなみに昨年上場の 第一生命は公募140000円、初値160000円、 大塚H(オロナインやポカリスエット、カロリーメイトなど)は 公募2100円、初値2170円でした。 カルビーもこんな感じだと思います。
お礼
引き続き回答ありがとうございます。 どう聞けばわからなかったんですけど聞きたかったことを 全部回答したいただいた感じでホントにありがたいです。 成り行きで注文出せないなら2100円少し上辺りで注文出してみます。 2200円くらいで買えればいいのになぁ。 ホントにありがとうございました。
補足
回答ありがとうございます。 とっても丁寧な説明で感謝します。 今回は人気があると踏んでるんで是非購入したいですね。 あんまり人気がありすぎて高騰するのも困りもんですが・・。 購入できそうな値段が想像できないですけど、低すぎると購入できないし かといって成り行きで注文を出すと思わぬ高値で購入しちゃう恐さもあるって ことでいいのでしょうか? う~ん難しいですよね・・・